薫桜ノ皇国の辺境、
残勺村の刀鍛冶によって製造された妖刀。
五部衆の一角である
海道組によって国外へと持ち出され、各地に散らばり様々な使い手の元に渡っている。
形状は様々だが、いずれも斬りつけた相手を急激な眩暈に陥らせる効果を持つ。
【終離護(おりご)】
直径2メートル近い大きな円形の刃を持った
輪刀。
持ち主を中心に浮遊し、敵の攻撃から守ってくれる。
【斯座(かくざ)】
分厚く巨大な刀身を持つ大刀。
現在は
Wolfの総長であるグランパ・ウルフの愛刀となっている。
【氷(こおり)】
氷の様に白く透明な刃を持つ冷気の短剣。
一度斬られれば急激な眩暈と寒さで眠る様に死んでいくと云う。
現在はとある
暗殺者の手に渡っているとされる。
【金兵(こんぺい)】
ステンドグラスの様に輝く刀身を持つ刀。
魔力を込めると表面に石礫のような魔力塊を生成し、勢いよく振る事でこれらを飛ばす事が出来る。
【皿目(ざらめ)】
刀身がおろし金の様に刺々しい太刀。
『削る』ように深い裂傷を与える事を目的としている。
現在は
ボゴディ・サン国の何処かにあるらしい。
【惨怨(さんおん)】
血が固まったかの様に赤黒い刀身を持った太刀。
経緯は不明ながら刀工が強い憎悪に支配され、自害するに至った物。
それ以降、独りでに動き出す
リビングソードと化したようだ。
現在は自分に相応しい
剣士を求めて世界を彷徨っているらしい。
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最終更新:2023年02月24日 13:39