節足人族

『せっそくじん』と呼ばれる、クモやムカデ等の“昆虫以外”の虫の特徴を持った虫人族
エビやカニ等、甲殻類の特徴を持った者もこれに含まれる。

多脚や多腕といった他の虫人と比べ異形に近い姿の者が殆ど。
それ故に場所や時代によっては魔物や魔族の一種と認識され、討伐対象にされていた事もあった。
だが現在では他種族との交流も増えてきているらしい。


【アラネア族】
蜘蛛の特徴を持った節足人。
男性は人型の体の背中から3対の蜘蛛脚の腕が生え、女性は蜘蛛の胴体から人型の上半身が生えたような姿が特徴。
口や腹部に備わった器官で強靭な糸を生成する能力を持ち、それを移動や戦闘に活用する。
一部ではこの糸を編み込んで丈夫な布生地を作り、これらを販売して生計を立てる者も。

【グラブスター族】
カニやエビ等の甲殻類の特徴を持った節足人。
全身を強固な甲殻に覆われ、その頑強さは甲虫人すら上回る事も。
腕が鋭いハサミになっている者もおり、これを強力な武器とする。

基本的に水中で生活しているが、鰓部分の水分が確保されている間は陸上での活動も可能。
商船護衛を主とした傭兵稼業に就く者が多いが、中には海賊として名を馳せた者も居るようだ。


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最終更新:2024年08月10日 16:12