アームド・クロック

魔王候補の一人たるクロノスが用いる装備。
クロノスがかつて『時の神』であった頃に使用していた『神器』であり、普段は大きな振り子時計として彼が座する玉座の頭上に浮遊しながら時を刻んでいる。

戦いの際には針・時計盤・振り子部分が本体から分離し、武具となってクロノスの周囲に展開するという。
それぞれに強力な時間魔法の効果が付与されているが、魔族となった現在の彼にはその性能を十全に引き出す事は出来なくなっているようだ。


『時針の双刃』
長針と短針部分が大小二本の双剣と化した武器。
これによって斬り付けられた箇所が一定の間だけ時間の進みが遅くなる、または早まるという効果を持つ。
どちらで傷つけられたとしても、その部分が意志とは大きく異なる速度となる為に動きを阻害された状態となるだろう。

『時留の盤盾』
時計盤部分が盾となった防具。
発動呪文を唱えると盾そのものの時間が止まり、不壊状態と化して物理的な硬度を超えた守りを発揮する。
しかし一定時間が経過するとその効果は解除され、再発動には膨大な魔力を充填しなければならないとの事。

『命刻の大鎌』
振り子部分が変じた両刃の大鎌。
切れ味自体は低いが、斬り付けた相手の『命の時間』を奪い取るという。
そうして奪い取った時間は生命力に還元され、所持者であるクロノスの傷を回復させる効果を持つ。


関連

  • [[]]


最終更新:2025年09月30日 01:40