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チルノ2

最終更新:

orz1414

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■チルノ2


「暑い……チルノー、なんか冷たいもん」
「はい氷。」(←花映塚のアイシクルフォール)
「……思いっきりとがって危ないんだが」
「それで我慢しな」
「ビニール袋に入れられる位がいいんだが」
「面倒。」
「……自分で砕くのも面倒だ。別に氷嚢じゃなくてもいいや」

~~十分後~~

「あっちゅーまに溶けたな」
「はい氷」
「いやシーツがびしょぬれだ」
「ベットの上で使うなんて馬鹿ね」
「お前に言われたくない」
「ふーん氷いらないんだ」
「あっ、すいませんもう言いません」
「わかればいい」
「今度は面倒でも氷嚢にするか……」

~~十五分後~~

「結局露結んでびしょぬれだ」
「馬鹿ね」
「色んな意味で否定できない」
「はい氷」
「いや、軽く寒気がしてきた」
「風邪でもひいた?」
「へっくしょいッ!」
「爺くさいくしゃみね」
「うるへー」
「こうすれば暖かいよ」
「いやよくある漫画みたいなノリで布団入ってくんな」
「いいじゃんべつに」
「まあな」


暑すぎてやった。
今は後悔してると思う。

4スレ目 >>323

───────────────────────────────────────────────────────────

「…あづー…」
茹だるほどに暑い夏真っ盛りの真昼間。
冷房器具なぞ団扇くらいしかなく、
この暑さじゃンなもんはロクに効果を成しはしない。
「……しゃーね…今日も涼ませてもらうか…」
故に、唯一まともに涼を取る手段と言うと、
幻想郷謹製(何か使い方がおかしい)の天然クーラーに頼む事しかないのである。
「…流石にいつも手ぶらじゃなあ…
適当に食い物でも持ってっておくか。」
とりあえず、おにぎりと「水道水」だけ持って行くことにした。



俺のあばら屋は目的地・紅魔湖とあまり離れていない。
直射日光で本気で茹だりそうになったが、
何とか耐え切って湖の畔までたどり着く。
幸いな事に、ちょうど着いたあたりの岸辺で、
彼女はいつもの遊びをしていた。
「おーい、チルノー。」
俺が呼びかけると、少し間を置いて振り返る。
どうも微妙な表情をしているが、流石に通いすぎたんだろうか。
「あーもー、また来たの?」
つかつかとこっちに歩いてくる。
その手には恒例とばかりに氷漬けのカエルが握られていた。
「おー、涼しい。
近くに居るだけで涼しいってのはやっぱ便利だなあ。」
すっきりさっぱりさわやかにカエルを無視して、感想だけ述べる。
「…あたしを冷房器具か何かと勘違いしてるなら、
冷凍保存して紅い館の前に放っておくけど。」
「すまん、それは止めてくれ、食われる。」
1秒とかけずに反省の意を表しておく。
相手が相手だから怒ると本気でやられかねん。
「…あ、そうそう。いつも手ぶらで来るのも悪いから、
一応おにぎりとか持って来たんだけど…」
「お、○○の割に気が利くじゃない。
んじゃ、早速いただきまーs…」
「あ、いや、待ってくれ。」
その場で暫く動けなくなる前に、あわてて制止する。
「幾ら空気が涼しくても真夏の直射日光はきつい。
ちと、そこの木陰まで移動しようぜ。」
「えー。」
口ではそういうものの本人も納得した模様で、
近くのかなり高い木の根元に座り込んだ。


「よっこいしょ。ふいー、日陰でチルノといると本当に暑さを忘れるな。」
「忘れて当たり前でしょ…もぐもぐ、本当に冷えてるんだから…ごくごく。」
「おま…もちっと落ち着いて食えって。」
食べるのと飲むのと喋るのを同時にやってのけてる事には流石に苦笑を隠せない。
「幾らいつもカエルばっかり食ってるからって。」
ごぶふぉ、とこの上なく盛大にむせて吹き出すチルノ。
「た゛、れ゛、か゛、カエル食べてるって…!?」
氷柱を投げつけるでもなく限界まで長く・鋭くして突きつけてくる。
「ちょ、おま、流石にそれは危ない、わー待った待った嘘です冗談です謝りますごめんなさいすみませんもう言いませんー!」

~⑨突進中~

「ぜー、ぜー、ぜー…」
怒涛の突き攻撃から只管逃げてるうちに、何故か俺の家まで逃げてきてしまった。
うーん、どういう偶然なんだろう。こういう妙なところで運を使い果たすから困る。
…ん、そういえば逃げてる途中で宇詐欺を見かけた気がするが…?
「ぜー、ぜー。…ん、ここ○○の家?」
どうやらチルノもわざわざ俺に合わせてダッシュで追いかけてきたせいで疲れたらしい。
「おう。…我ながら、何処をどう逃げてここまでたどり着いたのかよく分からんのだが。」
「へ~…よし、ヘンな事言った罰として色々漁ってやる。」
「…なんですと?」
「んじゃまずは押入れから…」
「わー、こら、ちょっと待てー!」
どすん、ばたん、とあばら屋が崩れそうな勢いで押し合い圧し合いしているうちに、
「…」
「…」
これまたどういう偶然なのか、俺がチルノを押し倒したような格好になってしまった。
そういえばさっき家に入る直前にも宇詐欺を見たような気がするが、
関係があるのかは知らない。
「…」
一体何を考えているのだろうか、真っ赤な顔でただこっちを睨みつけている。
「…」
俺は、何故か動くことも、視線を逸らすことも出来なかった。
動けないまま見つめあう形になる二人。
言葉さえも出てこずに、沈黙だけがその場を支配していた。
ふ、と彼女の体から力が抜けたように感じた。
それだけでなく、瞼も閉じて…何かを諦めたような表情になっていた。
「…ほら、どうしたのよ?」
それまでの沈黙を破ったのは、彼女の方だった。
「何よ、こんな可愛い子押し倒しといて何もしないの?意気地なし。」
口調こそいつもの彼女を取り繕ってはいるが、
どこか上ずったような声になっているのが聞き取れた。
「…いや、その……ごめん。」
なるべく彼女に触れたりしないようその上からに離れ、
壁に向かって座り込んだ。
背中から彼女が何か喋ったが、声が小さくて聞き取れなかった。
「…悪い、もう一回言ってくれないか?」
「…今なら、覚悟出来てるのに。 …それだけ。」
…俺はどうやら、有り触れた表現じゃ及びもつかない程の大馬鹿だったらしい。
覚悟を諦めと取り違え、言葉の裏の意味も汲み取れなくて。
「………。」
長い沈黙の後、ようやく彼女が起き上がるような物音がした。そして、
ぼふ、
と背中に圧し掛かってきた。
「…?」
「…知ってる?あたしって、いつも悪戯ばかりしてて、
喧嘩っ早くて、おっちょこちょいで、だから馬鹿にされて。
本当に少しだけの身内しか、私を対等の存在として扱ってくれなかった。
それに、その二人もあたしに気を使うばっかりで。
…○○みたいに、思ったことを気兼ねなく言える相手って、いなかったからさ。」
だんだん声が小さくなり、震えていく。
今にも泣き出しそうな脆い声からは、いつもの勝気な姿は想像などできなかった。
「…だから、ひょっとしたら勘違いかもしれない。
他のみんなへの「好き」と何も違わないのかもしれない。
…それでも、私は○○が好きだから、さ。」
…俺はつくづく駄目な男だ、と思った。
彼女の寂しさを、受け止めきれる自信が無かった。
…自信は無かった。が、自信なんてまだ必要ない。
今は、そう…受け止めることに挑戦するだけ。

向き直って、ぎゅっ、と抱きしめてやる。
氷精であるチルノの体は冷たかったが、同時にどこか暖かさを秘めていた。
「ぐす…う…あああぁぁぁぁ!!」
とうとう堪え切れなくなったのか、大声で泣き出してしまった。
俺はと言うと、そのまま彼女が泣き止むまで待つことしか出来なかった。

「…ほれ、泣いたらちったあスッキリしたか?」
少しでも元気付いてくれるように、そして自分の情けなさを隠すように、
出来る限りの軽い口調で話しかけてみる。
「…ん、大丈夫。」
まだ小さい肩も震えていて、完全に立ち直った、とまではいかないだろうが、
そこは彼女一流の強がりなのだろう。
「…あ、そうそう。
これからは今までどおり接してくれ、って言われても、ちょいと無理だからな?」
「…っ!?」
不意にまた泣きそうになる彼女に顔を近づけ、
一瞬だが唇同士をくっつけてやる。
「…!?」
不意を突かれて、真っ赤になって俯くチルノ。
「ま、そういうことだ。寂しくなったらいつでも来いや、
いろいろ相手してやるぞ?お望みならああいうことやこういうことでも。」
「なななななな何いいいい言ってるのよ!?」
さらに耳まで真っ赤にしてテンパっている。
やっぱりいっぱいいっぱいな彼女をからかうのが一番面白…
「…!?」
不意に彼女の唇が俺の唇に押し付けられていた。
「お返しよ、お返し。やられっぱなしはあたしの性に合わないの。」
…案外、いっぱいいっぱいなのは俺かもしれないな…。

4スレ目 >>363-364

───────────────────────────────────────────────────────────

「チルノは短冊に何て書いたんだ?」
「んー? 『早く雪がふりますように』って」
「あー? なんだそりゃ? 雪合戦でもしたいのか?」
「うるさいなー、ほっといてよ! ……で、アンタは?」
「俺か? 俺は『チルノとずっと一緒にいられますように』だ」
「そんなこと書いても惚れないからね」

七夕用の笹に短冊を括りつけながら、そっけないお返事。

「へいへい。まったく……アホの子に見えてしっかりしてるんだよなぁ」
「もう! 氷漬けにするよ!」
「うひゃあそれだけは勘弁!」

アホの子、に反応して般若の形相でこちらを睨むチルノに大げさなリアクションを返す。
ほっぺをぷうと膨らまして、怒った顔も可愛いもんだから全然怖くない。

「だいたいなんで私に付きまとうのよー?」

括りつけ終わったチルノがしかめっ面で訊いてくる。

「一目出会ったその日から、恋の花咲くこともある」
「うわークサー」
「女の子がそんな言葉つかっちゃいけません」
「幻想郷でそんなこと言うのアンタくらいよ」
「俺はおしとやかな娘を花嫁にするの。チルノのその性格も直しちゃるぜ?」
「いらないわよ!」

力いっぱい拒否られた……だが俺は挫けない!

「チルノのウェディングドレスは淡い水色にしような~」
「勝手に話を進めないの!」
「明日は晴れるといいなー」
「話逸らさないの!」
「式場は紅魔館でも借りるか。ここって教会ないし」
「話戻さないの!」
「もーわがままだなーチルノはー」
「誰のせいよ誰の!」
「レティを呼べるように冬に挙げようか」
「う……」

レティの名前を出した途端チルノは黙りこくる。

「レティ、チルノの花嫁姿見たらきっと喜ぶだろうなぁ」
「――そんな言い方、ずるい……」

チルノの世界はレティを中心に回ってる。その想いの強さは俺も知っている。
レティを思い出したチルノは、みるみる元気が無くなっていく。
そうか、短冊の願い事は、彼女に会いたいという遠まわしな気持ちだろう。
冬にならないと会えないなら、少しでも早く冬になるように。

「あ、俺の短冊書き換えよ。『レティが夏でも出歩けますように』っと」

前の願い事は塗りつぶして裏側に書き直す。二人が冬でなくても一緒にいられるように。

「そんなこと書いて……冬の妖怪だから無理に決まってるじゃん」
「いいや、引き離された彦星と織姫が出会える日だぞ。願えばレティにだって会えるさ」
「そんなの都合良すぎるよ……」

チルノの方に向き直ると、彼女は寂しげな顔で俯いていた。
そうだな。こういうイベントで本当に願いが叶う事などありえない。
流れ星に願いをかけて実現した話を聞いた事があるだろうか。
サンタクロースにクリスマスプレゼントを貰った人がいるだろうか。
そう、どんな時も奇跡なんて起こるはずは無い。


――だからこそ、幻想郷にはそれが起こり得る。

「冬まで我慢するのは辛いだろ?」
「もう、慣れたよ……」

俯いたまま、チルノが疲れたように応える。背中の羽根も地面に向かってうな垂れている。
もうレティの話はしたくないかもしれない。しかし俺は構わず続ける。

「せっかくの七夕なんだ。わがままな願いを言ってもいい」
「それを、誰が叶えてくれるのさ? 帝って人?」
「誰でもない、叶えてくれる人なんていない」

チルノに知って欲しい。
願いが叶うこと。奇跡が起こること。
自分の為に誰かがいてくれること。

「じゃあ、ダメじゃん……」
「そうじゃないよ。願いは叶うだけなんだ。誰が何もしなくても、叶う」

言葉の魔法。想いの魔法。それは、とても素敵な自然現象+1。

「チルノが想えば、それでレティは現れる」
「いやだ、期待させないで!」

チルノがかぶりを振って俺に背中を向ける。
春になるたびレティと別れる。それからまた冬になるまで、チルノはずっと待ち続けている。
誰かを想い焦がれる辛さを、この妖精はよく理解している。
だから、ここで期待して、それを裏切られるのを恐れている。
冬まで我慢するのが、更に辛くなるから。
冬にはまだ1シーズンある。短いようで――長い。
俺はもう悪役だ。少女を絶望に誘い込む悪魔。
チルノは悪魔に背を向けたまま動かない。俺はその背中に語りかける。

「……俺を信じろ、とは言わない。自分の気持ちと、レティを信じてあげてくれ」

信用も信頼もあったもんじゃない。口から出まかせを言ってると思われてもおかしくない。
でも、これだけは信じてくれ。
絶望の終わりには希望があることを。

「……アンタが、そこまで言うのなら」

顔だけをこちらに向けて、氷の妖精はそう言った。微笑みながら。
その瞳には、小さな雫が浮かんでいるようで、夜だというのにキラキラと光っていた。

――天の川を見たことが無い。
――東京では、夜空を仰いだところで人工の光に照らされた闇しか眼に映らない。
――でも、ここなら、幻想郷ならきっと、
――空一面に広がるほどの天の川を見れるんじゃないだろうか……

あれから俺たちはお互いに短冊を書き直した。
『レティに会えますように』と。

誰もいない湖のほとり、チルノが何処かから持ち込んだ笹には、
二つの青い短冊が夏の夜風に吹かれて揺れていた。

-----------------------------------------------------------------------------------

「何でアンタは私に優しくするの?」

七月七日、夕暮れ。
だいぶ前から待っていたんだろう。
砂浜に座り込んで湖面を眺めるチルノに近づくと、妖精は唐突に訊いてきた。

「昨日も言っただろ。好きになったからだ」
「好きになると、優しくするの?」
「いや、ちょっと違うな」

チルノは湖を眺めたまま黙る。その表情を窺うことはできないが、俺が続きを喋るのを待っているのだろう。
俺も湖を見る。
夕日は遠くの山に差し掛かり、湖は朱色と濃紺を分けたような不思議な景観を見せている。
綺麗だ。都会育ちの俺には一生縁が無いものだと思っていた。
あちらに無い物が、ここには有る。

「人間ってな、心の通じ合う奴には無条件で優しくなるんだ」
「相手が妖精でも?」
「種族は関係ない。姿かたちもな。同じ想いを持っていれば、好きになる」
「キザなセリフ……」
「それが人間の本質だからな」

当たり前のことや常識、真実を喋るにはどうしてもキザったらしい言葉でしか言い表せない。
言葉を飾ったところで、相手に伝わり難くなるだけだから。
俺の答えに満足したのか、チルノは立ち上がり服に付いた砂を手で払った。
それからこちらに振り向き、

「動かないで」

それだけ喋ると、突然抱きついてきた。

「あったかい……」

腰に手を回し、胸に顔をうずめるチルノ。
相変わらず顔は見えないから、髪がサラサラと揺れるのを眼で追う。

「妖精も、一緒ね……」
「ん」
「心が通じるから、好きになる」
「ん」
「昨日のアンタの想いが、私の心に響いた」
「ん」
「アンタの心の音が聴こえるわ……」

胸に耳を当ててチルノが言う。規則正しい鼓動、心がそこにある証。
その姿があまりに愛しくて、俺も少女を抱きかかえた。

「……悔しいけど、アンタが好き」
「昨日は惚れないって言ったのに」
「うるさいっ! 気が変わったの!」

ちょっとからかう。好きな娘をからかうのは男のたしなみだ。
チルノは顔を真っ赤にして講義しているが、それがまた愛くるしい。

「チルノ、上見てみ」
「え?」

口早に文句をまくし立てているチルノにそう言うと、彼女はキョトンとしながら空を見上げた。
いつの間にか陽が落ちていた。空には星が出始めて、湖面を輝かせている。
闇が支配する時間だと言うのに冥くて、明るい。

「七夕って、具体的に何時から?」
「うーん……天の川が出始めたら、じゃないか?」

チルノが突拍子も無いことを訊いてくるが、正直俺にも分からない。
というか誰も気にしたことがないのだろう。
お祭りがあるワケでなし、クリスマス商戦のように街全体で盛り上がるイベントでもなし。
しかし日本に数あるイベントの中でも、儚さや綺麗さで言ったら、七夕が一番かもしれない。
マイナー故の特権だろう。
あれこれ考えている間に夜空には星が増えていく。それこそ瞬くうちに。
中にはゆらゆらと揺れながら落ちてくる白い星もあった。

「……やっぱり奇跡って起こるんだなー。しみじみ」
「いきなり何言い出してんのさ」
「あっち見てみろ」
「まったく何なのさー?」
「こんばんわ、お二人さん」
「!」

俺たち以外誰もいないはずの砂浜に、女性の声が響く。
その声に聞き覚えがあるのだろう。驚いたチルノは俺の腕から抜け出し、俺の示した方向を見る。

「ほら、言ったとおりだろ。願いは叶うんだって」

声の主は空から降ってきた。まるで雪のように。
いや、まさに雪が振っていた。初夏だと言うのに、寒くもないのに。

「夏は辛いんだから、あんまり呼び出さないの」

姿を現した冬の妖怪は俺たちのそばに降り立ち、笑顔で愚痴を言った。

雪の降りしきる夏の湖。
氷の妖精はその瞳に大きな雫を浮かべて、彼女の胸に飛び込んでいった。


                  おしまい




4スレ目 >>393-394>>405

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>>323の続きみたいなもん

「でまあ38.5度の熱を出したわけだが」
「そうよ」
「で、俺は氷嚢を作るように頼んだんだが」
「うん」
「……なんでゴミ袋で作ってきたんだ?」
「大きいほうがいいんじゃないの?」
「いや、この場合それは当てはまらない」
「シーツの上から載せるとか」
「さらに病状を悪化させる気か」
「判ったわよ、うるさいわねえ」

~~十分後~~

「はい、できた」
「まて、何だその氷の塊は」
「なにって、水を入れてパーフェクトフリーズ」
「……硬いぜ」
「溶けるまで我慢しなさい」
「無茶言うな」
「しょうがないわねえ」
「いや、いきなり枕引っ張り出されても……」
「はい、どう?」
「……膝枕か。それと額に手のせるのは?」
「どう?冷たい?」
「ああ、いい具合だぜ」

ヘタレがかいた⑨第二弾。
まあ暑かったから。
反省はしているだろう…多分。

~~蛇足~~

「じゃあ明日は学校行くか」
「授業は何?」
「一時間目から体育で、二時間目はつまんない歴史、
 三時間目分け判らん代数、四時間目良い子の現国はおねむの時間、
 五時間目暇な地理、六時間目はとどめの公民
 ……」
「……」
「休むか」

4スレ目 >>566

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なあみんな聞いてくれよ。
みすちーとチルノが夏だからってかき氷屋を始めたらしいぜ。
行ってみたらなんか頭に角がある娘がいたんだ。
見かけない顔だと思ってみてたら、
「さあ萃香この氷を砕いてちょうだい!」
「終わったらかき氷食べさせてもらうわよ?」
「もちろん。」
「なら朝飯前よ!うりゃあ!」

屋台が吹っ飛んだというよりはぶっ潰れた。
地面に直径三メートルぐらいのクレーターが出来上がっている。

萃香はどこかに消えたが、チルノとみすちーは俺が掘り起こしてえーりんさんとこに運んだ。

次の日、また同じところを通ったら、
「さあ萃香、この氷を「疎」にしてちょうだい!
そうすれば砕けるはず!」
「えー、でも」
「いいからやって!後でかき氷あげるから!」
「じゃあ、それー」

「うわ、びちょびちょ」
そりゃまあ水ですから。

そのあと服を乾かすためにうちに来たチルノはいま別室ではだkうわなにをするやめr

4スレ目 >>568

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ひねりが無いけど…
「俺の熱い想いで、おまえを溶かしたい」 →チルノ

4スレ目 >>669

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寧ろ
「この想い、凍らせてくれないと苦しくて仕方が無い。」 →チルノ

4スレ目 >>670

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……なぁ、チルノよ。
「なに?」
うつぶせに寝てるからって背中に勢いつけて乗るなよ…
「いいじゃない、減るものじゃないし。

……それともあたいが重いとでも?」
いやそんなことはないが……まあ、好きにしてくれ。
「うん、好きにする」


こう、チルノに背中に乗られてみたかった。
稚拙だが後悔はしていない。

4スレ目 >>749
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