18〜20:1〜2
野槌は神話にも出てくる由緒ある妖怪であり、『日本書紀』に出てくる『草野姫』がその正体とされる。 もともとは野山の守護神とされていたが、仏教の伝来により妖怪化された。 江戸時代に描かれた絵によれば、毛むくじゃらで目も鼻もない口だけの蛇の姿になっている。