魔界に生息する馬型の
モンスター。血の如く暗い赤毛の馬で、非常に高度な知能と黄金の心臓を持つとされている。
基本的な体格は普通の乗用馬と比べると非常に大柄だが、乗り手の体格と数によって自身の大きさを変える魔法を使うコトができる。
そしてどれほどの大きさになろうと、常軌を逸した速度で走る脚力を持ち、その脚で放つキックもケタ違いの威力を持っている。
本来は魔界の果てしない荒野に生息しているが、何らかのトラブルで人間界に流れ着いた個体も何頭か存在している。
そう言った個体の能力と活躍を目撃した者により、『魔法の紅馬』と呼ばれ伝説の生物として崇められる一方、
希少性の高いレアモンスターとして捕獲しようとハンターに狙われている。
現在、その人間界に流れ着いた個体の内の1頭が
赤頭巾の愛馬となっている。
小ネタ
元ネタは『フランスの話材』を取り扱った武勲詩に登場する魔法の馬『バヤール』。
赤毛に黄金の心臓、キツネの知恵を持つとされており、乗り手の数によって大きさを変えるなど数々の不思議な力を持っている。
ちなみにベルギーの都市デンデルモンデには三人の乗り手を背に乗せたバヤールの銅像がある。
最終更新:2014年05月21日 23:12