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魔城ハルマロク

魔界の門が開いたと同時期に、突如として海上に出現した超巨大建造物。その大きさは小国ほどもあり、中心に聳える塔のような部分は雲を突き抜けているという規格外の大きさをしている。出現から12年経った現在も人間界に留まり続けているが、この建造物の周辺海域が異様な海流に変化し、新種の超大型魔獣が何種類も発見されていることから、未だに全容が解明されていない。加えて陸地から遠く離れた大海の真ん中に存在することも、調査が進まない原因となっている。

この得体の知れない建造物を、いつしか人々は魔城と呼ぶようになっていった。

その正体は魔族が数百年かけて創り出した最大規模の魔術建築物であり、人間界と魔界の繋ぎが現在ほど強くなかった時代から建設が進められていた。当時、人間界の環境に魔界の住人も適応できるという確固たる保証がなく、人間界を新天地とするには多くの課題が残されていた。そこで、古き魔族達によって「魔界と限りなく近い環境を人間界で再現する」という計画が開始。「箱庭の楽園」として生み出されたのがこのハルマロクである。計画初期の段階から内情を知る一部の魔族は、この城を楽園を意味する「シャンバラ」と呼ぶ者もいるようだ。

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最終更新:2015年03月03日 23:24