今は亡国となり果てたリシュテンブルグの東に存在する神殿。
雪と氷に閉ざされたこの地の人々は、温暖な春の訪れを願い、この神殿を建てたという。
「豊穣と植物の女神」と「停滞と鋼の女神」が祀られており、春を願うと同時に、冬の猛威を鎮めようとした当時の人々の願いが見て取れる。
今は信仰も廃れて遺跡となっているが、珍しい薬草などが多く自生していることでも知られており、学者や冒険者が訪れることも多い。
このヨツンベルグ大神殿は大まかに3つの階層に分かれており、それに伴って危険度も違ってくるようだ。
【表層】
地表の遺跡群、およびその周辺の森林地帯。最も調査が進んでいる階層であり、魔物の危険度も低い。
北の辺境地に位置しながらも植物が生育する気候であり、この地にのみ群生する薬草も数多く、自然豊かな場所である。
ここで取れる良質の雪解け水は首都圏では高値で取引されるほど。
しかし、調査がほとんど終わっている階層でもあるため、古代の発掘品はほとんど回収されてしまっている模様。
【中層】
表層の下。地下の大部分を占める階層。風化がほとんどされておらず、青と白を基調とした美しい内装の回廊や部屋がある。
あまりにも広大であるため調査が進んでいない部屋も多く、一攫千金を夢見る冒険者が足を踏み入れることも。
しかし、表層に比べると危険度の高い魔物が徘徊しており、入り組んだ内部ゆえに迷いやすい。訪れるには万全の準備を整えるべきだろう。
また、この階層には聖職者の衣装をまとったアンデッドが徘徊している。彼らは
祝福の金貨という
アイテムを持っており、神聖魔法を扱うので注意が必要。
【下層】
中層より更に下に存在する階層。無数の古文書が並ぶ巨大な書庫であるが、どれも失われた言葉で記載されているため今では解読することもできない。
足を踏み入れることが許されるのは一部の人間のみであり、現在は入り口を封鎖している。
ここにはラツィエルという「天使」がいるようだが……。
最終更新:2014年02月11日 17:22