さて、前回の講座『
職業を作ってみる』の講座の通りに作れば、確かに職業は完成します。
しかし、『構え』から『攻撃』、『詠唱』から『超魔法』など、使用条件を持ってるスキルはより改造されたゲームの味を出します。
そこで今回は、その夢を叶える魔法のキーワード、『if』を習得してみましょう。
今回は少しだけ難しいですが、とりあえず講座の通りに前回の猫にスキルを追加してみましょう。
if文とは、早い話が条件文の事です。
使う文法はこんな感じのを基本にすれば良いでしょう。
if ( 【此処に条件】 ) {
【条件を満たした場合の効果】
}
else {
【条件を満たさなかった場合の効果】
}
が基本となります。
また、条件を満たさなかった場合の分岐もありますが、
これは少々難しいのでまた別の機会に行います。
さて、条件の書き方といっても、ただ単純に【HPが半分以下になったら】とか書いても暗転して落ち込むだけです。
そうならないように、基本的によく使う物は以下にまとめました。
条件 |
効果 |
rand(4)<1 |
1/4の確率で条件を満たす |
$ms{$m}{hp} < $ms{$m}{mhp} * 0.2 |
自分のHPが最大HPの20%を切っている時に条件を満たす |
$ms{$m}{tmp} eq '2倍' |
『2倍』状態の時に条件を満たす(発動ターンに効果が解除された場合は条件を満たさない) |
&& |
効果は無いですが、複数の条件を一度に使う時に使います【if($ms{$m}{tmp} eq '防御' && $ms{$m}{hp} < $ms{$m}{mhp} * 0.2)のように使う】 |
$stage == 0 |
特定のステージの時に条件を満たす |
厳密にはifの使い方はこれだけじゃありませんが、
他の使い方は『@MP5デス』や『@よびだす』を見ると良いでしょう。
さてでは、今回はこれを使って前回の猫にスキルを追加してみましょう。
[150, 35, 'ねこらっしゅ', sub{ if (rand(5)<1) { $ms{$m}{tmp} = ''; &_damage(shift, $ms{$m}{ag}*5, '攻', 1); } else { $com.=qq|…しかし、かわされてしまった!};}],
追加方法は前回の項目を見ていれば大丈夫です。
if文の習得おつかれさまでした。
あ、スキル効果は以下の感じです。
習得SP |
消費MP |
スキル名 |
対象 |
効果 |
150 |
35 |
ねこらっしゅ |
自分/敵一体 |
1/5の確率で自分の状態異常を解除し、対象に自分の素早さ依存の激大ダメージ |
最終更新:2009年08月23日 00:35