ペリー・ローダン @ ウィキ
第22話
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トーラの逃走
日本語版第11巻「核戦争回避せよ!」収録 著:クラーク・ダールトン 訳:松谷健二
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あらすじ
1981年6月19日、第三勢力では有人月飛行10周年を記念して、ローダンの全世界に対するスピーチが行われていた。ちょうどその時間、トーラは警備ロボットを騙してテスト飛行を終えたばかりのZクラス駆逐艦を操縦させ、金星へと向かっていた。アルコンに送り届けるという約束をローダンがいつまでたっても果たさないため、業を煮やしたのだ。金星にはアルコンまで通信可能なハイパーカムがある。それで迎えの船を呼ぶつもりであった。
ところがトーラの乗った駆逐艦は金星基地からの攻撃で撃墜されてしまう。また、それを追っていたローダンの駆逐艦もまた撃墜されてしまった。最新型駆逐艦はまだコード発信機が調整されておらず、金星基地から敵性と判断されてしまったのだ。また、味方艦隊のものであるにも関わらず認識コードを知らないものが2つも飛来してきたという異常事態を受け、金星のポジトロン脳は秘密スイッチXを発動。認識コードの有無に関わらずすべての物体の進入を防ぐ反撥フィールドが金星全域を覆った。これを解除するには、脳波登録されたローダン、クレスト、トーラの誰かが基地に到達し、基地内で操作をするしかない。駆けつけたブルも事態を外で見守るほかなく、ローダンはマーシャル、オークラの3人のみで事態を収拾しなければならなくなった。
1年ほど前に金星に降り立ったトミゼンコフ将軍率いる東ブロック侵攻軍は、おおきく3つの組織に分裂していた。あくまで任務遂行にこだわるトミゼンコフ部隊、金星の支配を企むワレリンスキーの“平和主義者”、それに任務を放棄し金星に植民するつもりの“反徒”。トーラとロボットのR=17号は墜落現場にやってきたトミゼンコフ部隊と合流。トーラを利用して金星基地を掌握したい将軍と、基地まで無事たどり着きたいトーラの思惑は一致し、ともに行動することになった。
一方、ローダンらは移動中にトミゼンコフ派のラボフ軍曹の部隊に捕まったが、移動中にかれらもまたワレリンスキーの部隊と遭遇し、まとめてワレリンスキー陣地に軟禁された。ワレリンスキーは反徒を力で屈服させ、さらにトミゼンコフ部隊をも襲うつもりであった。トーラがトミゼンコフとともにいることをラボフ軍曹から知ったローダンはマーシャル、オークラの両ミュータントの活躍によりそこから脱出。ラボフ軍曹をともなって、トミゼンコフ陣地へと向かった。
トミゼンコフ陣地は機銃による自動防衛システムで囲まれていた。それによってローダンは負傷し、ラボフ軍曹は死亡。ろくな装備もない現状では、トミゼンコフからトーラを奪還できる見込みは薄い。ローダンはかつて助けた金星アザラシたちの助力を得られれば状況を打開できるかもしれぬと考え、彼らと意思疎通できるテレパスのマーシャルのみを東の海へ派遣。ローダンとオークラはトミゼンコフ陣地の動向を監視しつつ待つことにした。
→第23話
備考
- 初出キーワード:
- トーラに詭弁で言いくるめられてしまうロボット。ローダンシリーズの自律型ロボットは話に矛盾がなければウソでもけっこうあっさり従ってしまうという面があるので、セキュリティ的にはとても頼りない。
- ローダンは45歳のはずだけど38歳くらいに見えるなぁ、と通信士アダムス君。数字細かすぎるだろ
- ソン・オークラの初陣との記述。でも第20話で一応活躍してるし、19話のワンダラーでの冒険でも一応名前は出ている。
- トミゼンコフはこのころは地球に戻りたいと言っている
- ポジトロン・インパルス銃登場。単にコンピュータ制御という意味でのポジトロンなのか、反陽子を照射するのかはよく分からない。
- これ、地球に残ってるクレストをブルが連れてきて開けてもらえばすぐ解決するのでは……? 3人のうち誰も金星にいない状態でスイッチ発動する場合があるだろうから、外部からの解除も出来るようになってるハズ。
登場人物
:第三勢力首席
|ペリー・ローダン
:第三勢力保安相
|レジナルド・ブル
:第三勢力メンバー
|マイクル・フレイト大佐
:第三勢力ミュータント
|ジョン・マーシャル ソン・オークラ グッキー ベティ・タウフリー タナカ・セイコ ラルフ・マルテン ウリウ・セング
:宇宙ステーション要員
|アダムス ジョン
:東ブロック軍人
|トミゼンコフ将軍 ラボフ軍曹 ワレリンスキー
:アルコン人
|クレスト トーラ
:ロボット
|R=17号
|ペリー・ローダン
:第三勢力保安相
|レジナルド・ブル
:第三勢力メンバー
|マイクル・フレイト大佐
:第三勢力ミュータント
|ジョン・マーシャル ソン・オークラ グッキー ベティ・タウフリー タナカ・セイコ ラルフ・マルテン ウリウ・セング
:宇宙ステーション要員
|アダムス ジョン
:東ブロック軍人
|トミゼンコフ将軍 ラボフ軍曹 ワレリンスキー
:アルコン人
|クレスト トーラ
:ロボット
|R=17号