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e 「花綵の海辺から」(平成2年)大江志乃夫著(2ha)

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読める控訴審判決「集団自決」
事案及び理由
第3 当裁判所の判断
5 真実性ないし真実相当性について(その1)
【原判決の引用】
(原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について
(原)(2) 集団自決に関する文献等
  • イ 渡嘉敷島について
    • (イ)(赤松命令説を否定等する文献


  赤松命令説について否定し,又はその存在の推認を妨げる文献等としては,以下に記載するものがあげられる。

e 「花綵の海辺から」(平成2年)大江志乃夫著(2ha)

(判決本文p179~)

  • (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。

  「花綵の海辺から」は, 戦史研究家である大江志乃夫が執筆したものである。

  「花綵の海辺から」には,
「赤松嘉次隊長が『自決命令』をださなかったのはたぶん事実であろう。 西村市五郎大尉が指揮する基地隊が手榴弾を村民にくばったのは, 米軍の上陸まえである。 挺進戦隊長として出撃して死ぬつもりであった赤松隊長がくばることを命じたのかどうか, 疑問がのこる。」
として, 赤松命令説を否定する記述がある(甲B36・27頁)。


(引用者注) 「花綵の海辺から」の評価は、判決文「集団自決に関する文献等の評価について」の当該項参照。


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