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台湾番組問題 「圧力」にき然と対処をNHKに市民団体要望

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2009年7月8日(水)「しんぶん赤旗」

台湾番組問題

「圧力」にき然と対処を

NHKに市民団体要望


 メディア研究者やジャーナリスト、市民団体でつくる「開かれたNHKをめざす全国連絡会」は7日、NHK番組が攻撃を受けている問題で、NHKの福地茂雄会長や経営委員会などに対し、激励のメッセージと「圧力」にき然と対処するよう求める要望書を提出しました。

 この番組は「シリーズ・JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』」(4月5日放送)。安倍晋三氏ら自民党国会議員が「反日的」などとして議連を立ち上げました。

 連絡会は、要望書で同番組を「『台湾統治』の知られざる実相に迫った労作」と評価。一部政治家が「内容が偏っている」と激しい攻撃を浴びせ、右派勢力が8000人以上の原告を募って集団訴訟を起こすなど、「威嚇的な動きが強まっていることを見過ごすことはできない」と指摘しています。

 また、要望書は、経営委員会の中で小林英明委員が番組を「放送法違反」だと攻撃していることについて抗議。「き然たる態度で公共放送の自主・自立を守る確かな役割を発揮する」よう求めました。

 連絡会の世話人の一人、松田浩さん(メディア研究者)は提出後に開いた記者会見で「今回のNHK攻撃の構図は、2001年のETV番組改変よりはるかに大掛かりになっている。NHKだけの問題ではなく、日本の言論活動そのものへの攻撃だと考えてもらいたい」と語りました。



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