15年戦争資料 @wiki内検索 / 「女性のためのアジア平和国民基金理事長の手紙」で検索した結果

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  • 女性のためのアジア平和国民基金理事長の手紙
    女性のためのアジア平和国民基金理事長の手紙 ※アジア女性基金が元慰安婦の方々に対して国民的な償いの事業を行うに際して、内閣総理大臣の手紙とともに届けることになっていた理事長の手紙 謹啓  日本国政府と国民の協カによって生まれた「女性のためのアジア平和国民基金」は、かって「従軍慰安婦」にさせられて、癒しがたい苦しみを経験された貴女に対して、ここに日本国民の償いの気持ちをお属けいたします。  かつて戦争の時代に、旧日本軍の関与のもと、多数の慰安所が開設され、そこに多くの女性が集められ、将兵に対する「慰安婦」にさせられました。十六、七歳の少女もふくまれる若い女性たちが、そうとも知らされずに集められたり、占領下では直接強制的な手段が用いられることもありました。貴女はそのような犠牲者のお一人だとうかがっています。  これは、まことに女性の根源的な尊厳を踏みにじる残酷...
  • 内閣総理大臣の手紙
    内閣総理大臣の手紙 ※アジア女性基金が元慰安婦の方々に対して国民的な償いの事業を行うに際して届けることになっていた総理大臣の手紙 拝啓  このたぴ、政府と国民が協力して進めている「女性のためのアジア平和国民基金」を通じ、元従軍慰安婦の方々へのわが国の国民的な償いが行われるに際し、私の気持ちを表明させていただきます。  いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題でございました。私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすぺての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます。  我々は、過去の重みからも未来への責任からも逃げるわけにはまいりません。わが国としては、道義的な責任を痛感しつつ、おわびと反省の気持ちを踏まえ、過去の歴史を直...
  • 『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』を読む
    今日の訪問者 - 「慰安婦」問題 調査報告・1999 政府発表文書にみる「慰安所」と「慰安婦」一『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』を読む 和田春樹 (和田論文)はじめに 1.軍慰安所の設置 2.「慰安婦」の募集 3.渡航手続き関係資料が示すもの 4.渡航証明書発給資料の検討 5.居留民職業別人口統計の検討 6.各地の慰安所 7.慰安所の管理規定 8.慰安婦の帰還 註 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ソースは 財団法人女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金) http //www.awf.or.jp/ 慰安婦問題」調査報告・1999 PDFファイル2 http //www.awf.or.jp/pdf/0062_p007_031.pdf 『「慰安婦」問題調査報告・1999』
  • 発刊の辞
    政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成 発刊の辞   「従軍慰安婦」にさせられ、心身にわたり癒し難い傷を負われたすぺての方々に対して、政府と国民が協力して、お詫ぴと反省に立つ国民的な償いや医療、福祉の事業を進める「女性のためのアジア平和国民基金」がスタートしてから、はや二年になろうとしています。この間基金は国民の皆さまからのご支持と拠金をえて、フィリピン、韓国、台湾で償いの事業を開始いたしました。高齢の方々に対するお詫びと国民的償いの事業ですので、より多くの方々に受けとめていただけるように一層の努カを払っていく所存です。   お詫ぴと償いの事業は遇去の歴史を直視し、これを正しく後世に伝える努カと切り離すことができません。「慰安婦」問題の真実を明らかにし、歴史の教馴とするためには、資料の発掘、調査、研究が必要です。   日本政府は、一九九一年(平成三年)一二月以後、いわゆ...
  • 『「慰安婦」問題調査報告・1999』
    今日の訪問者 - 「慰安婦」問題 調査報告・1999 目次 刊行にあたって 3 政府発表文書にみる「慰安所」と「慰安婦」--『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』を読む 和田春樹 7 防衛庁防衛研究所蔵《衛生・医事関係資料》の調査概要  波多野澄雄 33 「半島女子勤労挺身隊」について  高崎宗司 41 雲南・ビルマ最前線における慰安婦たち一死者は語る  浅野豊美 61 インドネシアにおける慰安婦調査報告  倉沢愛子 89 日本占領下インドネシアにおける慰安婦―オランダ公文書館調査報告―  山本まゆみ/ウィリアム・ブラッドリー・ホートン 107 著者紹介(PDFリンク) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ソースは 財団法人女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金) http //www.awf.or.jp/ (内)「慰安婦問題」調査...
  • 日本政府による調査と公開資料の概要
    日本政府による調査と公開資料の概要 河野談話の背景説明によれば、政府の調査研究は、 平成3年12月より、関係資料の調査を進めるかたわら、元軍人等関係者から幅広く聞き取り調査を行うとともに、去る7月26日から30日までの5日間、韓国ソウルにおいて、太平洋戦争犠牲者遺族会の協力も得て元従軍慰安婦の人たちから当時の状況を詳細に聴取した。 とある。 その後、政府による調査研究はアジア女性基金(正式名称=女性のためのアジア平和国民基金)に引き継がれた。 そして、その研究成果は、 ■『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』刊行=政府調査で公開された資料の刊行 『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』 ■『「慰安婦」問題調査報告・1999』の刊行=その後の研究成果の発表 『「慰安婦」問題調査報告・1999』 として纏められた。 いずれも、アジア女性基金のW...
  • 刊行にあたって
    『「慰安婦」問題調査報告・1999』 刊行にあたって   このたびの『「懲安婦」問題調査報告』刊行にあたって、「女性のためのアジア平和国民基金」(以下、基金という)内に設置された『「慰安婦」関係資料委員会』の活動と本書の内容とを簡単に紹介しておきたい。   基金の設立を前にして、1995牛6月日本政府は、「基金の事業内容」のひとつとして、「政府は、過去の従軍慰安婦の歴史資料を整えて、歴史の教訓とする」と発表した。そして、基金は同年7月の発足当初から、、「資料の収集と整備」を掲げ、「慰安婦」問題が二度と繰り返されることのないよう、「歴史の教訓として未来に引き継いでいくこと」を活動の主要な柱とした。   その目的を具体化するために、基金関係者のうち歴史学者を中心に、①基金独自の資料調査、②それに基づく調査報告集の発行、③『「慰安婦」関係文献目録』の発行、④これまでに日本...
  • 従軍慰安婦問題FAQ
    今日の訪問者 - 「高校生徹底質問!! 従軍慰安婦とは何か」第一章 従軍慰安婦とは何か 第二章 従軍慰安婦たちの生活はどうだったのか 第三章 従軍慰安婦たちは敗戦後どうなったか 第四章 従軍慰安婦の今日的問題は何か あとがき 【参考時系列】 「高校生徹底質問!! 従軍慰安婦とは何か」 図書館でみつけました。 千田夏光(せんだ かこう)さんが書いた、 「高校生徹底質問!! 従軍慰安婦とは何か」汐文社1992年5月です。ページ数77ページのブックレットです。 16年前のものですから、その後の研究から訂正すべきものがあるかもしれません。  このブックレットは1992年2月、東京の某都立高校2年在学中の女子生徒と広島県下の某県立女子商業高校生徒の従軍慰安婦についての質問に答えたものである。初対面の少女であった。記述は彼女らの質問順序に従った。 出版...
  • 「慰安婦問題に対する日本政府の施策」平成19年4月
    最も最近の日本政府公式コメント 「慰安婦問題に対する日本政府の施策」 平成19年4月 ソース:http //www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/ianfu.html 「慰安婦問題に対する日本政府の施策」1.アジア女性基金への協力(1)フィリピン、韓国、台湾 (2)インドネシア (3)オランダ (4)歴史の教訓とする事業 2.女性の名誉と尊厳に関わる今日的な問題への積極的な取り組み 3.国連人権フォーラムでの議論  日本政府は、慰安婦問題に関して、平成3年(1991年)12月以降、全力を挙げて調査を行い、平成4年(1992年)7月、平成5年(1993年)8月の2度にわたり調査結果を発表、資料を公表し、内閣官房において閲覧に供している。また、平成5年(1993年)の調査結果発表の際に表明した河野洋平官房長官談話において、この問題は当時の軍...
  • (和田論文)はじめに
    はじめに   日本政府は1991年12月から92年6月にかけて、「従軍慰安婦」問題に関する資料調査を行い、その結果を92年7月6日に発表した。その後さらに続けられた調査の結果は93年8月4日に発表された*1。その後も発見された資料はそのつど発表されてきた。それらの資料は今日にいたるまで「従軍慰安婦」問題を考えるためのもっとも基本的な公文書であることに変わりがない。*2   たしかにその内容の大筋はすでに研究者の周知するところとなり、かなりの資料は吉見義明氏の編集した『従軍慰安婦資料集』(大月書店、1992年)*3に全文公表されている。しかし、なおそれはすべてではない。このたび財団法人女性のためのアジア平和国民基金は、政府とともに、この政府発掘の全資料260余件をオリジナル・コピーの形で復刻出版した。龍漢書舎より刊行された『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』全5巻*4である。こ...
  • 政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成(1)
    ...手紙   23 女性のためのアジア平和国民基金理事長の手紙    25 『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』へ戻る 資料部分目次(第一巻) 警察庁関係公表資料  10項目12点 外務省関係公表資料  46項目156点 一、警察庁関係公表資料 一 不良分子ノ渡支取締方ニ関スル件[外務次官](昭和12・8・31) …3 二 上海派遺軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌帰募集ニ関スル[群馬県知事](昭和13・1・19) …11 三 北支派遣軍慰安酌婦募集ニ関スル件[山形県知事](昭和13・1・25) …23 四 支那渡航婦女募集取締ニ関スル件[高知県知事](昭和13・1・25) …25 五 時局利用婦女誘拐被疑事件ニ関スル件[和歌山県知事](昭和13・2・7) …27 六 上海派遣軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌婦募集ニ関スル件[茨城県知事](昭和13・2...
  • 例言
    政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成 例言 巻頭に政府が資料を公開した際の発表文、「朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦問題について」(平成4年7月6日)と「いわゆる従軍慰安婦問題について」(平成5年8月4日)、慰安婦関係調査結果発表に関する内閣官房長官談話(平成5年8月4日)、アジア女性基金発行(一九九五年十月二五日)のパンフレツト所収の文章「『従軍慰安婦にされた人々」を収録し、また参考として、アジア女性基金が元慰安婦の方々に対して国民的な償いの事業を行うに際してお届けすることになっている総理大臣の手紙とアジア女性基金理事長の手紙をも併せて収録した。 資料は、一次、二次、それ以後の発表をまとめて、資料が発見された省庁や公文書館などの概関別にしたがって編集した。 第五巻に収録した「資料の概要紹介」は、政府が発表した「いわゆる従軍慰安婦問題の調査結果について」(平成4年7月および平成5年8月...
  • 参考文献(高崎論文)
    「慰安婦」問題 調査報告・1999 「半鳥女子勤労挺身隊」について(未作成) 高崎宗司 ソース:http //www.awf.or.jp/program/pdf/p041_060.pdf 参考文献 「半鳥女子勤労挺身隊」について(未作成)参考文献日本語(アイウエオ順) 朝鮮語文献(カナダラ順) 付 記 日本語(アイウエオ順) 朝日新聞社編『女たちの太平洋戦争②──日本軍を見た内外の瞳』(朝日文庫版)朝日新聞社、1997年。 池田英箭「三菱青年学校の思い出」、東南海地震・旧三菱名航道徳工場犠牲者調査追悼実行委員会編・発行『悲しみを繰り返さぬようここに真実を刻む──東南海地震・旧三菱名航道徳工場の記録』1988年。 池田正枝「強制連行と戦後の責任」『解放教育』1991年12月号。 石川準吉編a『国家総動員史 資料編』第1巻、国家総動員史刊行会、1975年。 石...
  • V おわりに
    「慰安婦」問題 調査報告・1999 「半鳥女子勤労挺身隊」について(未作成) 高崎宗司 ソース:http //www.awf.or.jp/program/pdf/p041_060.pdf Ⅴ おわりに 「半鳥女子勤労挺身隊」について(未作成)Ⅴ おわりに1 動員の概要 2 動員の規模 3.「半島女子勤労挺身隊」の特色 4 挺身隊員が慰安婦にされた事例 参考文献 1 動員の概要  これまで述べてきたことの要点(推定を含む)を整理して表にすれば次の通りである。空欄の所は不明である。 出発年月日 到着月日 出身地  動員先  概人数 帰国年月日  1944 4 慶尚南道 東麻沼津 100 1945  9 30     5 5 9 慶尚北道 不二越 70-100 ...
  • はじめに(オランダ公文書館調査)
    『「慰安婦」問題調査報告・1999』 日本占領下インドネシアにおける慰安婦―オランダ公文書館調査報告― 山本まゆみ、ウィリアム・ブラッドリー・ホートン ソース:http //www.awf.or.jp/pdf/0062_p107_141.pdf 【目次】 注 はじめに  慰安婦に関する文献、図書は近年数多く出版されているが、一次資料や信頼のおける資料を丁寧に検討して書かれた物は滅多に無く、多くは急速に変化する証言や新聞記事を、基本的資料にして書かれている。この状況は、公文書の欠如ということにある程度起因しているとはいえ、研究者や著者の政治的恣意により、戦史や慰安婦の歴史を容易に操ったり否定したりする結果を招き易くし、このことが歴史の中で慰安婦の理解を困難なものにしている。   既に周知されていることではあるが、オランダは他の国と比較し、BC級戦...
  • 注《浅野論文》
    『「慰安婦」問題調査報告・1999』 雲南・ビルマ最前線におけ慰安婦たち一死者は語る 浅野豊美 ソース:http //www.awf.or.jp/program/pdf/p061_088.pdf 注 当事者の記憶との乖離を埋めることができなかったのは、そのような分析手法にも問題があったといえるかもしれない。 英語名は「Myitkyina」、中国名は「蜜支那」、よって日本側では「ミイトキーナ」或いは「ミチナ」と2通りで呼ばれた。ビルマ語の発音に近いミチナを使うこととする。 RG111 SC230147( BOX85)( National ArchiveⅡ Washington D.C. )CBI-44-29969 3SEPT.1944 LOT #10158..写真裏面のキャプション原文は以下の通り。PHOTOG PVT. HATFIELD; FOUR JAP GIRLS ...
  • Ⅰ 戦後補償問題としての慰安婦問題
    「慰安婦」問題 調査報告・1999 インドネシアにおける慰安婦調査報告 倉沢愛子 ソース:http //www.awf.or.jp/program/pdf/p089_105.pdf Ⅰ 戦後補償問題としての慰安婦問題 インドネシアにおける慰安婦調査報告Ⅰ 戦後補償問題としての慰安婦問題1 インドネシア社会における「慰安婦問題」認識 2 慰安婦問題に関するマスコミ報道の始まり 3 日弁連弁護士のインドネシア訪問 4 法律援護協会への登録 5 兵補協会による慰安婦の登録 6 アジア女性基金の償い金に関する情報 7 インドネシア政府の態度 1 インドネシア社会における「慰安婦問題」認識  第2次大戦中、日本軍占領下のインドネシアで、多くの女性(インドネシア人、華人、オランダ人)が、日本兵の性的犠牲になったことはインドネシア社会では周知の事実であった。たとえば、195...
  • 笠原「アジアの中の日本軍」
    『アジアの中の日本軍』南京大虐殺の全貌はなぜ報道されなかったかp41~114 世界に知られていた南京大虐殺p115~139 南京大虐殺の真相p141~158 中国女性にとっての日中十五年戦争p149~182 アジアの中の日本軍p183~206 『アジアの中の日本軍』 笠原十九司著 1994.9 大月書店  南京大虐殺の全貌はなぜ報道されなかったかp41~114 一 南京事件は「衆人環視」だったか 二 発禁処分にされた外国新聞の報道 三 南京にいた外国人 四 陥落前夜の南京城内 五 パナイ号事件 六 パナイ号攻撃を綴る 七 「誤認爆撃」問題 八 災難をこうむった外国人記者 九 パナイ号事件の「謀略」 一〇 パナイ号報道の陰で 一一 陸の孤島・南京 一二 南京大虐殺の証言者 一三 全貌に迫るために 一四 外国人記者の報遣記事 一五 スティール、スミス両記...
  • はじめに 歪曲された歴史観・国家観
    統合幕僚学校・高級幹部課程講義案 「『昭和の戦争』について」 福地 惇 (大正大学教授・新しい歴史教科書をつくる会理事・副会長) はじめに 歪曲された歴史観・国家観  本講義の目的は、第一に「昭和の戦争」は「東京裁判」の起訴状と判決に言うような侵略戦争では全くはなく、「自存自衛」のための止む終えない受身の戦争だったこと、第二にそれが了解出来れば、現憲法体制は論理的に廃絶しなくてはならない虚偽の体制であると断言できることを論ずることであります。「昭和の戦争」の本質を語ることで、現在の国家の指導者は勿論、国民大多数が持つ「歴史観・国家観」が、その国家・国民の命運を大きく左右する程に重要であることを主張したいと思います。  凡そ六十年前、米国占領軍政府(連合国軍最高司令部=GHQ)は、「平和憲法」の異名をとる「日本国憲法」と「日本は侵略戦争の罪を犯した戦争犯罪国家」だ...
  • 金光翔「<佐藤優現象>批判」2/4
    論文・エッセイ http //gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-1.html 金光翔「<佐藤優現象>批判」2/4 (『インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載) 金光翔(キム・ガンサン)一九七六年生まれ。会社員。韓国国籍の在日朝鮮人三世。gskim2000@gmail.com 目次 金光翔「<佐藤優現象>批判」1/41.はじめに 2.佐藤優の右派メディアでの主張(1)歴史認識について (2)対北朝鮮外交について (3)朝鮮総連への政治弾圧について 3.佐藤優による主張の使い分け 4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム 金光翔「<佐藤優現象>批判」2/45.なぜ護憲派ジャーナリズムは佐藤を重用するのか?(1)ナショナリズム論 (2)ポピュリズム論 (3) 格差社会論 (4)「硬直した左右の二項対立図...
  • 七 性の蹂躙と中国女性の抗日意識
    中国女性にとっての日中十五年戦争 七 性の蹂躙と中国女性の抗日意識 南京事件におけ婦女凌辱に象徴されるように、日中戦争における日本軍の侵略行為は、中国女性にとっての「性の蹂躙」という側面をもっていた。したがって、抗日戦争は中国女性の性と人権を守る戦いでもあった。よく知られるように抗日根拠地(解放区)においては、女性がめざましい活躍をして八路軍や新四軍、抗日ゲリラ部隊の活動を支援したのは、そのような日本軍の性の蹂躙から自らを守るという側面をもっていた。 日中戦争期に日本軍が広く中国全土の作戦地域において婦女凌辱行為を行ったのは、私が指摘したことのある次のような日本軍の特質とも関係がある。 「日本の軍隊は兵士個人の人権を抑圧し、その生命を武器よりも軽く扱うことがあった。戦場173においても兵士の体力や精神を無視した作戦が強行された。そうした非人問的な待遇に対する反発や不満の捌...
  • 金光翔「<佐藤優現象>批判」4/4
    論文・エッセイ http //gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-1.html 金光翔「<佐藤優現象>批判」4/4 註 (『インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載) 金光翔(キム・ガンサン)一九七六年生まれ。会社員。韓国国籍の在日朝鮮人三世。gskim2000@gmail.com 目次 金光翔「<佐藤優現象>批判」1/41.はじめに 2.佐藤優の右派メディアでの主張(1)歴史認識について (2)対北朝鮮外交について (3)朝鮮総連への政治弾圧について 3.佐藤優による主張の使い分け 4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム 金光翔「<佐藤優現象>批判」2/45.なぜ護憲派ジャーナリズムは佐藤を重用するのか?(1)ナショナリズム論 (2)ポピュリズム論 (3) 格差社会論 (4)「硬直した左右の二...
  • 三 学校では加害の歴史を教えてくれない
    中国女性にとっての日中十五年戦争 三 学校では加害の歴史を教えてくれない 学校教育の多くの現場で、平和のための戦争学習が真剣に取り組まれているのは、大変大切な成果であるが、加害問題として婦女凌辱の問題を戦争学習教材にとりあげた実践はまだまだ少ないのではなかろうか。そもそも日中十五年戦争やアジア・太平洋戦争を日本軍国主義のアジア諸国民への侵略・加害に視点をあてて学習させることも十分とはいえない状況にある。 私が大学で担当している東洋史概説で、日中十五年戦争をテーマにして日本軍の侵略・残虐行為にも触れて講義をしたところ、多くの学生からは、南京大虐殺の内容は初めて学んだという感想が寄せられた。そして日本軍の侵略・加害の歴史を知った多くの学生は、次のような意見を寄せてくれた。 ◇私の知人が、宮沢首相が韓国で卵を投げつけられた映像を見ながら、「あの時代は、世界がそういう時代だったの...
  • Ken Kawauchi[uniting-peace][13014] 安保改定50年にあたって2010/06/23
    Ken Kawauchi[uniting-peace][13014] 安保改定50年にあたって2010/06/23 河内謙策と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許し下さい。転送・転載は自由です。)  安保改定50年目なので、私が日ごろ考えてきたことをまとめました。平和を愛するかたがたの御検討の材料にしていただければ幸いです。よろしく、お願い申し上げます。 …………………………………………………………………………… 安保改定50年にあたっての私の問題提起                          弁護士 河内謙策  安保改定50年にあたって、安保条約反対・安保条約廃棄を願う立場から、若干の問題提起をさせていただきたい。ただし、私が問題提起の対象と考えているのは平和活動家・平和派知識人である。あらかじめ御了解をお願いしたい。 ...
  • 5-3 防護対策のための指標
    「原子力施設等の防災対策について」原子力安全委員会 第5章 災害応急対策の実施のための指針 5-3 防護対策のための指標 5-3 防護対策のための指標(1) 屋内退避及び避難等に関する指標 (2) 安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標 (3) 飲食物の摂取制限に関する指標 防護対策をとるための指標は、なんらかの対策を講じなければ個人が受けると予想される線量(予測線量)又は実測値としての飲食物中の放射性物質の濃度として表される。 予測線量は、異常事態の態様、放射性物質又は放射線の予想される又は実際の放出状況、緊急時モニタリング情報、気象情報、SPEEDIネットワークシステム等から推定されることとなる。※4 なお、SPEEDIネットワークシステムを用いた予測線量の算定についての参考資料を、付属資料10(未作成)に示す。 (1) 屋内退避及び避難等に関する指...
  • 陸上戦闘のための教育訓練
    陸上戦闘のための教育訓練 捨置き部隊のための、 勝つためではなく降伏しないがための、三訓練 防衛庁 命令  配架場所 B03防衛庁 整理番号: B03-3-06 収蔵文書名: 第32軍命令(昭和20.2) 簿冊名: 沖縄第32軍関係 原本所蔵機関: 防衛研究所 請求番号: 沖台 沖縄048 http //www.okinawa-sen.go.jp/view.php?no=B0303006 「球作命 第113号 第32軍命令 2月24日 0930 首里」添付の 「地上戦闘為船舶・後方関係所部隊運用計画(摘録)」より。 第五 教育訓練 各部隊は其の実情に鑑み特に精神教育を重視し決死敢闘楠公精神の堅持昂揚に勉め術科教育に於ては特に左記諸件に重点を置くを要す 一、対戦車肉攻 二、夜間挺進の斬込 三、急速なる蛸壺陣...
  • yukichan Re: [uniting-peace][12466] アジアを考えるための本(19)2010/05/01
    yukichan Re [uniting-peace][12466] アジアを考えるための本(19)2010/05/01 池辺幸恵 平和のピアニストです。  アメリカ式の“るつぼ”より、カナダ式の“モザイク”がいい。 経済もしかり、統一させてしまうと、動くのは、人間だけになって、 人種間、民族間の軋轢を生む。それぞれがちがってこそ、影響しあえて助け合える。 統一は、停滞・対立を生みだす。(アメリカンドリームとい悪魔より) みんな違って、みんないい。それが一人一人の幸せを生む。 沖縄も、軍事的に最適の場所は、経済的にも最高の場所! 一国二制度として、沖縄は自立で独特の方法で、世界にアピールし、 平和で活性化できる方法を独自に編み出せます。 沖縄の基地のために費やしていた予算の半分を援助するだけでも、 膨大な支援になるでしょう。 沖縄に日本に世界に...
  • 比嘉元巡査「地元紙一度も取材ない」
    http //kakutatakaheri.blog73.fc2.com/blog-entry-661.html 月刊ビューポイント ■ダイジェスト版世界日報 沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防 比嘉元巡査「地元紙一度も取材ない」 「軍の食糧、村民に与えた赤松氏」 戦火の渡嘉敷島で日本軍と住民との連絡役を任されていた駐在巡査、安里喜順氏(後に養子に入り、比嘉と改姓)。彼は赤松嘉次隊長の副官、知念朝睦氏とともに、当時を詳しく語ることのできる人物であり、存命ならば記者(鴨野)はぜひともお会いしたいと考えていた。 だが、知念氏や金城武徳氏からは「既に高齢であり、取材は難しいだろう」と告げられた。 別の関係者からは死亡説も聞かされた。しかし、比嘉氏の身近な人は、まだ元気なはずだと言う。 五月下旬、とりあえず自宅に向かった。家には誰もおらず、豪雨...
  • 「あぶない教科書」を子どもたちに渡してはならない
    【共同アピール】 歴史歪曲・戦争賛美・憲法「改正」・「戦争をする国」をめざす「あぶない教科書」を子どもたちに渡してはならない 歴史歪曲・戦争賛美・憲法「改正」・「戦争をする国」をめざす「あぶない教科書」を子どもたちに渡してはならない(一) (二) (三) (一)  2009年4月9日、文部科学省は新しい歴史教科書をつくる会(以下、「つくる会」)が自由社から検定申請した中学校歴史教科書(以下、自由社版教科書)の検定結果と合格を発表しました。この教科書は516か所にもおよぶ欠陥が指摘されていったん不合格になりました。欠陥の大部分を占める誤記・誤植について文科省の懇切な指摘を受けて訂正、再提出し、さらに136か所の検定意見を付されて修正し、合格したものです。このように多数のごく単純な誤記・誤植を含んだまま検定提出したことは、教科書出版社の常識では考えられないようなずさんな編集体...
  • 内部被曝問題研究会が理事長声明を発しました
    今日 - 毎日新聞スクープ_福島健康調査 「秘密会」で見解すり合わせ 内部被曝問題研究会が理事長声明を発しました 市民と科学者の内部被爆問題研究会 理事長声明――福島県が実施中の「県民健康管理調査」の検討委員が、事前に「秘密会」を開き、意見のすり合わせ、公開の検討委員会のシナリオ作りをしていた事実を満腔の怒りを込めて糾弾する――20121005 毎日新聞スクープ_福島健康調査 「秘密会」で見解すり合わせ
  • 日本の侵略の底流をなしたもの
    日本の侵略の底流をなしたもの 明治以来のアジアに対する差別的民族観による破局 高嶋伸欣 一九四五年八月の敗戦からまもなく半世紀になろうとしている昨今、日本ではなお、アジア・太平洋戦争あるいは十五年戦争で、どのような侵略行為をしていたのか、さらにはあの戦争は侵略戦争だったのかについて、議論がつづいている。なぜ、これまでの間に戦争を実行した世代によって、それ、についての事実の確認や意味づけなどの総括がすませられなかったのか。戦勝国による東京裁判などの戦犯追及でよしとしたこと、戦争責任の議論が天皇のそれに及ぶことを避けようとしたこと、あるいは国民の多くになんらかの形で侵略にかかわっていたという意識があったことなど、さまざまな要因があげられる。 ともあれ、結果として半世紀近くもの間、侵略の事実の究明は遅れ、戦後補償の議論も最近になってようやく進められようとしている。その間に、日本...
  • Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11369] アジアを考えるための本(15)2009/10/06
    Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11369] アジアを考えるための本(15)2009/10/06 河内謙策と申します。“独善的”立場から、アジアを考えるうえで重要と思われる 本や興味深い本を紹介させていただいています。(この情報を重複して受け取られた 方は、失礼をお許し下さい。転送・転載は自由です。)  中国建国60周年なので、最近読んだ中国関係の本を取り上げてみます。 田久保忠衛『米中、二超大国時代の日本の生き筋』海竜社  中国を分析するには、中国だけを見てても、日中だけを見てもダメです。真にグ ローバルな分析が求められます。この本は、G2時代が既に到来した(!)と言う問 題意識に立っています。その問題意識は面白いのですが、中身は、やや竜頭蛇尾の感 があります。 韓鋼著、辻康吾編訳『中国共産党史の論争点』岩波書店 中島嶺...
  • Kensaku Kawauchi[AML 24151] アジアを考えるための本(9)2009/02/10
    Kensaku Kawauchi[AML 24151] アジアを考えるための本(9) 2009/02/10 http //list.jca.apc.org/public/aml/2009-February/023606.html 河内謙策と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許し下さい。転送・転載は自由です。)  「アジアを考えるための本(8)」の続きです。私の都合で、こういう形の発信になったことを、お詫びいたします。 村田良平『村田良平回想録』上・下 ミネルヴァ書房  私は、外務省の中の人脈を知りませんが、名づけるとすれば、反米民族派の外交官の回想録です。外務省の中に、こんな気骨のある人がいることを知りませんでした。私と立場は違いますが、尊敬に値する人柄と見うけました。 中野剛志『経済はナショナリズムで動く』PHP研究所  今、...
  • Kensaku Kawauchi[AML 24354] アジアを考えるための本(10)2009/02/15
    Kensaku Kawauchi[AML 24354] アジアを考えるための本(10) 2009/02/15 http //list.jca.apc.org/public/aml/2009-February/023807.html  河内謙策と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)  「独善的」立場から、“アジアを考えるための本”を紹介させていただいております。  アメリカに対する信頼が世界的にゆらいでいますが、そのような中で、日本の中でも従来の対米従属に対する見直しの機運が高まっているようです。『諸君』2009年3月号は、“リセット、日米同盟”を特集しています。 日高義樹著『不幸を選択したアメリカ』PHP研究所   日高氏は、マケイン大統領の出現を予想していたので、どうも歯切れが悪いのです。それ...
  • 劉暁波のために、劉暁波に代わって」 中国建国61周年の明日を前にして ‏ higashimoto takashi 2010/09/30
    「劉暁波のために、劉暁波に代わって」 中国建国61周年の明日を前にして ‏ higashimoto takashi 2010/09/30 http //blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/8359029.html に公開 来月10月に発表される予定のノーベル平和賞に中国の民主化運動の象徴とされる作家の劉暁波氏の受賞の可能性が取りざたされおり、また一方で、ノルウェーのノーベル研究所のルンデスタッド所長が劉氏の同賞受賞の可能性に関わって中国政府高官から「(劉氏が)受賞すれば両国の関係に悪い影響を与えかねない」という圧力とも受け取れる警告を受けていたことも取りざたされています。NHKがAP通信電として伝えるところによると「ルンデスタッド所長がことし6月、ノルウェーを訪れた中国の傳瑩外務次官と面会した際、中国の民主活動家で作家の劉暁波氏が来月発表され...
  • Ⅲ 面接した元慰安婦たちの現状と償い金に対する立場
    「慰安婦」問題 調査報告・1999 インドネシアにおける慰安婦調査報告 倉沢愛子 ソース:http //www.awf.or.jp/program/pdf/p089_105.pdf Ⅲ 面接した元慰安婦たちの現状と償い金に対する立場 インドネシアにおける慰安婦調査報告Ⅲ 面接した元慰安婦たちの現状と償い金に対する立場1 登 録 2 社会省の決定に対する態度 3 兵補協会の会長交代 1 登 録  今回面接調査した40名のうち、ジョクジャカルタの法律援護協会に登録した15名は1993年に、兵補協会へ登録した他の25名は1995年に登録している。今回慰安婦補償問題が日本側から出てくる以前にも、元従軍慰安婦の女性たちに接近して、補償をとってやると話を持ちかけて手数料を取り、そのまま姿を消す詐欺まがいの者がいたという(ジョクジャカルタのスハルディンさんの証言)。また今回...
  • 二 ジョージ・フィッチのアメリカ講演旅行
    世界に知られていた南京大虐殺 ニ ジョージ・フィッチのアメリカ講演旅行 さきの四つのグループのうち、南京事件の全経過を南京城内にいて目撃・見聞し、記録できたのは第一の伝道団グループプでした。そして世界に広く日本軍の蛮行を告発しようとしたのも彼らでした。第四グループのドイツ人も含む南京安全区国際委員会のメンバーは、南京を占領した日本軍の残虐行為の渦中にあって、中国人の犠牲を最小限に押し止めようと懸命な活動をしました。その主要な手段が、南京の日本大使館に日本軍の強姦・殺害・暴行・喀奪等の行為を事実に基づいて文書と口頭で告発.抗議し、憲兵や軍上級機関をとおして禁止させるよう要請することでした。しかし、残念ながら、日本大使館員は軍隊に対して力がなく、いくら抗議してもなかなか効果はありませんでした。 121 彼らは南京アメリカ大使館をとおしてアメリカの国務省にも告発文書を送り、アメリカ...
  • Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11773] アジアを考えるための本(17)2009/12/27
    Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11773] アジアを考えるための本(17)2009/12/27  河内謙策と申します。独断的偏見に基づき、私の面白いと思う本を紹介させて いただいております。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しくださ い。転送・転載は自由です。) 青柳正規著『人類文明の黎明と暮れ方』講談社  講談社の“興亡の世界史”は、いずれも面白いが、この巻は、最新の人類学・歴史 学の成果に基づいていますから、私のような“老人”の頭をリフレッシュするという 点でも役にたちます。ただ私の関心からいえば、アジアの文明についての記述が薄い ように思います。 日高義樹『米中軍事同盟が始まる』PHP研究所  日高は、「アメリカにとって中国の存在が重要になるとともに、アメリカはこれま でのように日本を守り、日本の安全を維...
  • 彦坂 諦Re: [uniting-peace][11130] アジアを考えるための本(14)2009/09/07
    彦坂 諦Re [uniting-peace][11130] アジアを考えるための本(14)2009/09/07 彦坂 諦 --------- amorfatis@nifty.com 平和省プロジェクト http //ministryofpeace.jp Original Message From "近藤ゆり子" k-yuriko@octn.jp To uniting-peace@yahoogroups.jp Sent Tuesday, September 08, 2009 12 25 AM Subject RE [uniting-peace][11129] アジアを考えるための本(14) ~~~ 「無視」をするのが正しい対処なのかもしれませんが、1点のみ。 竹島・・・の日本への帰属・・・この基本的立場を私...
  • 尖閣沖漁船衝突事件について(続続)‏ 河内謙策 2010/10/13
    尖閣沖漁船衝突事件について(続続)‏ 河内謙策 2010/10/13  河内謙策と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転載・転送は自由です。)  私が様々なMLに投稿した「尖閣沖漁船衝突事件について」「尖閣沖漁船衝突事件について(続)」に対し、多くの方からコメントが寄せられましたが、そのうち私に対し批判・異論を提出された方に対し、私の提起した4大論点に沿って、以下のとおり再度の反論をさせていただきたいと思います。  まず、今回の事件の真相について。  私が、「日本の領海で不法操業した中国の漁船船長の公務執行妨害罪の成立は間違いない」と述べたので、私の論理の前提である、尖閣諸島は日本領である、という点についていくつかの疑問が提出されています。それらの中で、最近はHayariki様※1とテント村様※2から、私の論理の枠組みである「先...
  • 四 女子学生の驚きと怒り
    中国女性にとっての日中十五年戦争 四 女子学生の驚きと怒り 日本のテレビや映画、雑誌、あるいは平和のための戦争展などで「女性の戦争体験」「女性と戦争」という企画がたてられた場合、従来は日本人女性の戦争体験のみに関心をもって「息子や夫を戦争で奪われた母や妻の悲しみ」「空襲や食糧難、生活難に苦しめられ、破壊された家族生活」「戦争で犠牲にされた青春」等々、「戦争の被害者としての女性」「戦争下の辛酸を味わされた女性」という視点から戦争の悲劇が語られることが多かった。 戦争は戦場だけでなく銃後においても国民に耐えがたい犠牲を強いるものであり、それが社会的に 163 弱い立場にある女性に集中するものであるから、日本女性の被害体験を通して、戦争の悲惨さを語り伝えることはもちろん大切なことである。問題なのは、従来、中国の少女・帰人、さらには朝鮮やアジア・太平洋地域の女性たちの悲惨な戦争...
  • 沖縄作戦 殉国日記 index
    防衛研究所資料<沖台 沖縄> 沖縄作戦 殉国日記 index <沖台 沖縄234> 図版01 【資料データ】 沖縄戦関係資料閲覧室 整理番号: B03-5-331 収蔵文書名: 簿冊名: 沖縄作戦 殉国日誌(海上挺進第3戦隊 皆本義博提供) 原本所蔵機関: 防衛研究所 請求番号: 沖台 沖縄234 (「沖縄作戦 殉国日記」が正しいが、誤登録の為「沖縄作戦 殉国日誌」でないとヒットしない) 画像閲覧 http //www.okinawa-sen.go.jp/view.php?no=B0305331 (アジ歴ではみつかりませんでした) 【殉国日記とは】 沖縄で「集団自決」が起こった島の一つ、渡嘉敷島に駐留していた海上挺進第三戦隊第三中隊所属の中島一郎少尉は、戦後もなお行方不明であった。千葉県の実家へ...
  • 第3節  戦略と手段
    第一章  安全保障戦略 目次 第二章  防衛力のあり方 新たな時代における日本の安全保障と防衛力の将来構想 ―「平和創造国家」を目指して― 第一章  安全保障戦略(続) 第3節  戦略と手段 第一章  安全保障戦略(続)第3節  戦略と手段(1)日本の特性と「平和創造国家」としてのアイデンティティ[1]自然環境および地理的特性 [2]経済力・防衛力の特性 [3]歴史的制約要因の特性 [4]「平和創造国家」としてのアイデンティティ (2)日本自身の取り組み[1]安全保障に関わる外交政策 [2]防衛力整備 [3]安全保障に関する省庁間連携と官民協力 (3)同盟国との協力[1]共通の価値と戦略的利害の一致 [2]米国による拡大抑止 (4)多層的な安全保障協力[1]パートナー国との協力 [2]地域の安定化にとって重要な新興国への関与 [3]多国間安全保障枠組みの構築と活用 ...
  • 釈正意 Re: [uniting-peace][12477] アジアを考えるための本(19)2010/05/02
    釈正意 Re [uniting-peace][12477] アジアを考えるための本(19)2010/05/02 鞍田です 「シベリアもアジアのうち」ということで 投稿させて戴きます。ここ数年で 最も感動した本です。 『モスクワの孤独・・・「雪解け」からプーチン時代のインテリゲンツィア』 米川綱路( 現代書館)608㌻ 4000円 内容・・・人物と事跡に感動し、このようなテーマを追ってこのような本を書かれた著者・米田さんに感動! 私が偏愛しているデカブリスト以来のロシア・インテリゲンチャの今日のありように、心からの敬意! 中でも、ラリーサ・ボゴラスさんに! 合掌 【尖閣問題以前】(未作成)
  • 第3の4(2)イ 援護法適用のための捏造
    目次 戻る 通2-029 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第2 事案の概要等 第2の3 前提事実及び争点 【原判決の引用】 (原)第3 争点及びこれに対する当事者の主張 (原)4 争点4(真実性の有無)について (2)控訴人らの主張 第3の4(2)イ 援護法適用のための捏造 (判決本文p59~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 第3の4(2)イ 援護法適用のための捏造第3・4(2)イ(ア) (捏造を裏付ける証言や文献)*a (「母の遺したもの」の記述)* b (照屋昇雄供述)* c (その他)* 第3・4(2)イ(イ) (被控訴人ら主張に対する反論)*a (援護法適用の経緯)* b ...
  • なんのための教科書修正か
    http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/70263/ 【正論】岡本行夫 なんのための教科書修正か 07/23 07 20 トラックバックURL: http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/70263/TrackBack/ ■歴史をどんな主観で語るかが焦点に  ≪慰安婦問題の争点は何か≫  故堀米庸三東京大学名誉教授は、歴史というものはばらばらの事実を年代順に並べることではなく、現在の人間が主観的な契機をもって過去の史料を取捨選択するものであると40年も前に説かれていた。歴史というものは主観の産物になる宿命にある。例えば慰安婦問題について何万人もの慰安婦の事例すべてを検証することは不可能である。だからそれを一般化して語る時には、解釈者の主観が問われて...
  • 第3・4(2)イ 援護法適用のための捏造
    通031 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第3 争点及びこれに対する当事者の主張 第3・4 争点4(真実性の有無)について 第3・4(2)原告らの主張 第3・4(2)イ 援護法適用のための捏造 第3・4(2)イ 援護法適用のための捏造第3・4(2)イ(ア) (捏造を裏付ける証言や文献)*a (「母の遺したもの」の記述)* b (照屋昇雄供述)* c (その他)* 第3・4(2)イ(イ) (被告ら主張に対する反論)*a (援護法適用の経緯)* b (援護課文書等に対する疑義)* c (軍命という風説はもともとあった)* 第3・4(2)イ(ア) (捏造を裏付ける証言や文献)* a (「母の遺したもの」の記述)* 座間味島の集団自決が原告梅澤の自決命令によるものであるとされたのは,援護法の適用のためである。 「母の...
  • ラーベの日記とその時代
    p9-18 ラーべの日記とその時代 エルヴィン・ヴィッケルト ジョン・ラーベは一八八二年十一月二十三日、ハンブルクに生まれた。父は船長だったが若くして他界したため、息子ジヨンは中等教育修了試験に合格したあと、学業を断念しなければならなかった。その後二年半の見習い期問を経て、ハンブルクの貿易代理店で店員として働いた。 一九〇三年、上司の推薦で南東アフリカのポルトガル植民地モザンビークの首都ロレンソ=マルケス(現マプート)にわたり、イギリスの会社で働いた。彼のなまりのない英語はこのときに培われた。一九〇六年、マラリアにかかり、帰国。一九〇八年、今度は北京で働くことになった。一九〇九年、上海で幼なじみのドーラと結婚。その後わずかの中断をのぞき、三十年問中国で暮らした。ハンブルクに本社のある企業を経て、一九一一年にジーメンスに入社。第一次世界大戦中の一九一七年、(英仏を中心と...
  • Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11127] アジアを考えるための本(14)2009/09/07
    Kensaku Kawauchi[uniting-peace][11127] アジアを考えるための本(14)2009/09/07  河内謙策と申します。“独善的”な立場から、自分が読んで面白かった本を紹介さ せていただきます。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しくださ い。転送・転載は自由です。) 青山繁晴『王道の日本 覇道の中国 火道の中国』PHP研究所  青山は、千島列島全島と南樺太の返還、竹島、尖閣諸島の日本への帰属と共に、内 モンゴル、東トルキスタン、チベットの独立を支持する立場から東アジアの未来を構 想しています。こんなに明確に言い切った本も珍しいのではないでしょうか。この基 本的立場を私も支持したい。 水谷尚子『中国を追われたウイグル人』文春新書  また新疆の動向がニュースになっていますので、最近読み直した本を推薦させてい ただきま...
  • 新安保防衛懇報告 はじめに
    新安保防衛懇報告(要約) 目次 第一章  安全保障戦略 新たな時代における日本の安全保障と防衛力の将来構想 ―「平和創造国家」を目指して― はじめに いかなる国家にとってもその安全は最も基本的な価値である。国の安全なくして国民の独立も繁栄も福祉もありえない。一方、日本をめぐる安全保障環境は、世界的にも地域的にも、まさに歴史的と言えるほどに変容しつつあり、安全保障はますます大きな課題となりつつある。冷戦終結以降、世界は地域紛争、破綻国家、大量破壊兵器の拡散、テロ、海賊など、冷戦の時代以上に多様な安全保障上の課題に直面し、日本もそうした課題に対応するべく努力してきた。しかし、これからの世界の変化、とりわけ新興国の台頭によるパワーバランスの世界的、地域的変化を考えれば、日本をめぐる安全保障環境は重要な変動期に入ったと言える。 本懇談会は、こうした安全保障環境の変化...
  • @wiki全体から「女性のためのアジア平和国民基金理事長の手紙」で調べる

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