15年戦争資料 @wiki内検索 / 「時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄」で検索した結果

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  • 時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄
    http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071228-6 2007年12月28日21時45分 ●検定意見撤回の要請を確認=沖縄  来年度から使用される高校教科書の沖縄戦集団自決の記述をめぐる教科書検定問題で、沖縄県で超党派の県議や市民団体でつくる県民大会実行委員会は28日、「日本軍の強制」の記述復活と検定意見の撤回を求めることを改めて確認した。年明けにも上京し、文部科学省などに要請する。  実行委は教科書会社と執筆者にも、2009年度以降の教科書で、「強制」の記述を復活するよう要請する。  文科省が教科書会社からの訂正申請で、軍の「強制」を認めず「関与」は承認した点について、実行委員長の仲里利信県議会議長は26日、「検定意見は自動的に消滅したと考えている」と一定の評価をしていた。  しかし、実行委全体で...
  • 沖縄戦ニュース
    ...縄集団自決 時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄 朝日:集団自決「検定意見撤回を」 沖縄側、反発受け修正 NHK沖縄:県民大会実行委が国要請継続 琉球朝日放送:県民大会実行委 今後も検定意見撤回を ▼この件についての官邸会見はこの間ありません http //www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/index.html 琉球新報社説:12月分から 12/28採録 JanJan ■文科省の態度に怒りの緊急集会 「集団自決は強制だ」 http //www.news.janjan.jp/column/0712/0712280062/1.php 高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」の記述で、「日本軍の強制」の訂正が認められなかったことに対する怒りの緊急抗議集会が27日午後6時から那覇市内の県民広場で開 ... ■沖縄戦教科書検定...
  • 日刊スポーツ:文科省に沖縄戦の検定意見撤回を要請
    http //www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20081120-431619.html 文科省に沖縄戦の検定意見撤回を要請  作家大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」の記述をめぐる訴訟の控訴審判決で、大阪高裁が沖縄戦の集団自決について「日本軍の深い関与」を認めたことを受け、市民グループや歴史研究団体は20日、文部科学省に対し、軍が集団自決を強制したとの記述を認めなかった教科書検定意見を撤回するよう要請した。  要請書で「判決により、検定意見の不当性が一層明らかになった」として、検定意見撤回のほか、教科書会社からの記述訂正の申請があった場合は受け入れることなどを求めた。  文科省は昨年3月、高校日本史教科書で、集団自決を軍が強制したとする記述を退ける検定意見を公表。沖縄で大規模な抗議集会が開かれ、最終的に、昨年末「軍...
  • 教科書検定:29日県民集会「検定意見撤回への好機」 道半ば、新政権に期待
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20090927rky00m040005000c.html 教科書検定:29日県民集会「検定意見撤回への好機」 道半ば、新政権に期待  約11万6000人(主催者発表)が集まった2007年9月29日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から2年。同大会の副実行委員長を務め、今月29日に県庁前広場で開かれる「9・29県民大会決議を実現させる県民集会」世話人の玉寄哲永さん(県子ども会育成連絡協議会会長)に大会への思いを聞いた。(聞き手・当銘寿夫)  -県民大会から2年がたつが、現状は。  「『集団自決』(強制集団死)の日本軍強制の記述が削除・修正されて以降、県民大会が開かれ、決議に基づき何度も要請してきた。しかし『軍関与』の記述が復活したにとどまり、軍強制の記述は回復されていない。検定意見は撤回...
  • しんぶん赤旗:検定意見は戦争美化勢力の政治介入
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-27/2007122703_01_0.html 2007年12月27日(木)「しんぶん赤旗」 検定意見は戦争美化勢力の政治介入 文科省誤り認め撤回を  沖縄戦「集団自決」での軍の強制は、「南京大虐殺」や日本軍「慰安婦」問題とともに、侵略戦争の正当化を狙う「靖国」派が、教科書などから消すことを目標にしてきたものです。  侵略戦争を美化する「新しい歴史教科書をつくる会」の現会長、藤岡信勝氏らは二〇〇五年に「軍の強制」を削除する運動を開始しました。  同年、「集団自決」を命令していないと主張する元守備隊長らが、軍の命令を記述した著書は名誉棄損などにあたるとして岩波書店と大江健三郎氏を訴える裁判を起こしました。この裁判の支援者や弁護団には、藤岡氏をはじめ「つくる会」の関係者が多数参加して...
  • 朝日:集団自決「検定意見撤回を」 沖縄側、反発受け修正
    http //www.asahi.com/national/update/1228/SEB200712280010.html 集団自決「検定意見撤回を」 沖縄側、反発受け修正 2007年12月28日23時49分  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定問題で、9月に検定意見の撤回を求める沖縄県民大会を開いた実行委員会のメンバーは28日、教科書に「日本軍による強制」との記述を入れるとともに検定意見を撤回するよう求める要請書を、首相と文部科学相に提出すると全会一致で決めた。  文科省が教科書会社からの訂正申請を承認した26日の会見で、実行委員長の仲里利信・県議会議長(自民)は「検定前の記述以上に踏み込んだ訂正で、検定意見は自動的に消滅したと理解している」と評価した。だが、県内の幅広い層で「日本軍による強制という記述は認められておらず、集団自決の実態とかけ離れている」「文...
  • JANJAN:9.29「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から1年
    http //www.news.janjan.jp/column/0810/0810010527/1.php 9.29「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から1年 主催者が那覇で会見 比嘉康文2008/10/02 昨年9月28日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」からちょうど1年たった29日、主催6団体が沖縄県政記者クラブで会見し、文科省に「検定意見撤回」など大会決議の実現を求める声明を発表した。 「9・29県民大会決議の実現に向けた、新たな結束を!」を呼びかける玉寄さんたち。  高校の歴史教科書に沖縄戦の集団自決での「軍命」記述を求めた昨年9月28日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」からちょうど1年たった29日、主催団体だった沖縄県婦人連合会や沖縄県子ども会育成連絡協議会など6団体が沖縄県政記者クラブで会見し、文部科学省に「検定意見撤回」など大会...
  • 琉球朝日放送:仲村県教育長 検定意見撤回まで見守る
    http //www.qab.co.jp/01nw/07-12-27/index3.html 2007年12月27日 (木曜日) 仲村県教育長 検定意見撤回まで見守る 教科書検定問題に対する国の最終意見について県の仲村守和教育長は27日、「一定の評価はするが検定意見撤回まで見守る必要がある」と感想を述べました。 27日午後、2007年最後の記者会見に臨んだ仲村教育長は、全国学力テスト結果が最下位だったことや教員採用試験でのミスなどをあげ「心休まることのない一年だった」と語りました。 また、26日に発表された教科書検定問題に対する国の最終意見について、「日本軍の関与という記述が回復し、2008年度用の教科書印刷には間に合った」と評価をしながらも検定意見の撤回に関しては「要請なども続けられているがこれについても国の対応を、我々はしっかり見守っていきたいと思っている」...
  • 東京新聞:『強制』の溝大きく 教科書訂正申請『検定意見撤回すべき』
    http //www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122702075376.html 【関連】『強制』の溝大きく 教科書訂正申請 『検定意見撤回すべき』 2007年12月27日 朝刊 記者会見する「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員。左から2人目は仲里利信委員長=26日午後、東京・永田町の衆院第1議員会館で  沖縄戦の集団自決についての教科書記述で二十六日、日本軍による「関与」の記述が復活したことに、沖縄県関係者からは「踏み込んだ内容になった」と前向きに受け止める声が上がった。一方で教科書執筆者などからは「軍の強制性を削除した検定意見が撤回されなかった」として、文部科学省の姿勢を批判する声も上がった。   検定意見の撤回を求めてきた沖縄県民大会の実行委員長の仲里利信県議会議長はこの日、都...
  • 12・26琉球新報電子号外
    号外・琉球新報 2007年平成19年12月26日(水) 1面:http //ryukyushimpo.jp/pdf/20071226a.pdf 1198660937*「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定 3冊「関与」に後退 検定意見を堅持 審議会が報告 渡海紀三朗文部科学相(右)に教科用図書検定調査審議会の報告書を手渡す杉山武彦会長26日午後、文部科学省  【東京】高校歴史教科書の集団自決強制集団死検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会検定審の杉山武彦会長は二十六日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した六社八冊を承認する検定審報告を提出した。集団自決の背景要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し、焦点となっていた日本軍の強制の明確化は認められなかった。報告を受け、渡海文科相は同省で...
  • 琉球朝日放送:県民大会実行委 今後も検定意見撤回を
    http //www.qab.co.jp/01nw/07-12-28/index3.html 2007年12月28日 (金曜日) 県民大会実行委 今後も検定意見撤回を 集団自決の記述を巡る教科書検定問題で、県民大会の実行委員会が12月28日、改めて今後も検定意見の撤回などを求めていくという方針を明らかにしました。集団自決の記述を巡って文科省は、強制があったとする直接的な表現は認めない方針を示しています。 これについて12月28日の実行委員会では、不満が残る内容であり、今後も検定意見の撤回を求めていくとの見解を発表しました。しかし、現在の教科書検定制度の枠組みでは検定意見を撤回するには限界があるとの声もあり、委員の間に微妙に意見の食い違いが見られます。 仲里利信実行委員長は、「自主的に自分たちで検定意見つけてダメだと言った奴が、また自分たちで復活させたと。これを(...
  • 琉球新報:要請行動に協力を 教科書問題・県民大会呼び掛け団体
    琉球新報2008年1月12日 [土] 要請行動に協力を 教科書問題・県民大会呼び掛け団体 http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30399-storytopic-1.html 高校歴史教科書の「集団自決」検定問題で、教科書検定意見撤回を求める県民大会実行委員会(仲里利信実行委員長)のさらなる東京要請行動について、県選出・出身自民党国会議員でつくる五ノ日の会(会長・仲村正治衆院議員)が協力しないことを決めたことを受け、実行委員会呼び掛け団体が10日、県庁で記者会見を開いた。呼び掛け団体として五ノ日の会に、あらためて要請行動への協力などを求めることを明らかにした。仲里実行委員長ら代表は14日に上京し、15日に政府へ4度目の要請を行う。  会見には、実行委員会呼び掛け団体のうち、県子ども会育成連絡協議会(沖子連)、県婦人連合...
  • しんぶん赤旗:「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-27/2007122701_01_0.html 2007年12月27日(木)「しんぶん赤旗」 「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議  高校日本史教科書での沖縄戦「集団自決」(強制集団死)の記述に関する教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、教科書会社六社から出ていた訂正申請を承認しました。「軍の強制」を削除した検定意見は撤回せず、訂正申請でも日本軍による「強制」「強要」などの表現は認めませんでした。日本共産党の市田忠義書記局長は「『沖縄県民の思い』を踏みにじった福田内閣につよく抗議」し、あらためて検定意見の撤回を求める談話を発表しました。  各社は「日本軍の強制によって集団自決に追い込まれた」「日本軍に自決を強要された」などの表現で訂正申請をしてい...
  • 世界日報:検定意見、事実上の撤回-文科省
    検定意見、事実上の撤回-文科省日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因 教科書6社の訂正申請承認 藤岡信勝 「反軍イデオロギー」全面容認の愚、「パンドラの箱」開けた文科省 http //www.worldtimes.co.jp/special2/oki_kentei/071227.html 検定意見、事実上の撤回-文科省 日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社六社八点の訂正申請をすべて承認した。三月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因と認めたことで、検定意見を事実上、修正するものとなった。 教科書6社の訂正申請承...
  • 琉球新報:「訂正要請を不当修正」文科省に抗議と要請
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30077-storytopic-1.html 2007年12月27日 [木] 社会 「訂正申請を不当修正」 文科省に抗議と要請 文科省に抗議し、検定意見撤回と記述復活を求める要請3団体=27日午前11時、文科省  高校歴史教科書の「集団自決」検定問題で、渡海紀三朗文科相が教科書出版社からの訂正申請を承認したことを受け、「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」と「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」「沖縄戦の歴史歪曲(わいきょく)を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」の3団体が27日午前、文部科学省を訪れ、文科省と教科用図書検定調査審議会(検定審)が訂正申請に対する不当な修正を強要したなどととして抗議し、検定意見撤回と記述復活を求めた。  一...
  • 沖縄戦の真実三団体声明
    http //susumerukai.web.fc2.com/appeal.html 声明 抗議および要求書 http //okinawasen.blogspot.com/2007/12/blog-post_26.html 声明 文部科学省ならびに教科用図書検定調査審議会が、沖縄戦記述についての訂正申請に対する不当な修正を強要して、ふたたび歴史の真実を歪曲したことに強く抗議し、検定意見の撤回と記述の回復を要求する 2007年12月27日 大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会 沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会 大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会 文部科学省ならびに教科用図書検定調査審議会は、12月26日、教科書出版社6社から提出されていた沖縄戦記述に関する訂正申請8点について、審議結果を発表した。 ...
  • 歴史教科書検定:意見撤回求め1000人結集
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20090930rky00m040008000c.html 歴史教科書検定:意見撤回求め1000人結集  2007年の文部科学省高校歴史教科書検定で、沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)について日本軍の強制に関する記述が削除・修正された問題で、超党派で開催された「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から2年となった29日、同大会を呼び掛けた6団体で構成する「9・29県民大会決議を実現させる会」が「9・29県民大会決議を実現させる県民集会」を那覇市の県民広場で開いた。主催者が目標とした500人を大幅に上回る1000人余(主催者発表)が参加。検定意見の撤回や「沖縄条項」の実現などを求めた。主催者は10月下旬にも上京、関係機関に要請する。  集会で、渡嘉敷村で「集団自決」を体験した吉川嘉勝さんが登壇し「...
  • 沖縄タイムス:実行委の存続決定/「軍強制」回復目指す
    2007年12月29日(土) 朝刊 1・27面 実行委の存続決定/「軍強制」回復目指す 解散はせず、要請行動の継続を決めた県民大会実行委員会=28日午後、県議会  「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会が二十八日、県議会で開かれ、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる高校日本史教科書の記述で、教科書会社からの訂正申請に対する文部科学省の決定についての見解や、今後の対応を話し合った。実行委は解散せず、来年一月に文科省に対して「日本軍による住民への強制」を示す記述の回復や、検定意見撤回などを求める要請行動をすることが決まった。  同実行委の仲里利信委員長は、「ほかの実行委の理解が得られた場合、実行委は解散する」との見通しを示していた。だが、この日の議題に「組織の存続、解散」は上がらず、一月の要請行動を決めたことで当面の解散はなくなった。 ...
  • 時事通信12・27一連記事
    ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相 ●不合格では売れない=教科書会社苦しい選択 ●教科書訂正承認に安堵と不満=沖縄議長ら ●集団自決、文科省の結論に一定の評価=沖縄 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 ●表現譲歩で両立図る=教科書検定 ●集団自決で教科書6社の訂正申請承認=文科省 ●教科書検定審見解の要旨 http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071226-8 2007年12月26日20時39分 ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相  沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、教科書会社からの訂正申請の承認を決めた渡海紀三朗文部科学相は26日、記者会見し「申請はあくまで教科書会社が出されたということ」と述べ、実質的に文科省が申請を誘導したとの見方を否定した。  渡海文科相は「誘導したとの指...
  • 沖縄タイムス:政府機関が軍命否定/裁判事案 一方的に断定
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200801141300_01.html 2008年1月14日(月) 朝刊 1面 政府機関が軍命否定/裁判事案 一方的に断定 防衛研究所資料/不適切と認め削除へ  【東京】防衛省の防衛研究所(東京都目黒区)が、所蔵している沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に関する資料に、渡嘉敷、座間味両島で「戦隊長の命令はなかった」という趣旨の見解を付していたことが十三日、関係者の話で分かった。両島で起こった「集団自決」への戦隊長命令の有無をめぐっては大阪地裁で訴訟が提起されており、三月に判決が出る。事実関係が裁判で争われている事案に、政府機関が一方の主張を認める断定的な記述を付していたことになる。防衛研究所は見解が「不適切」と認めており、近く削除する方針だ。  関係者によると見解は、戦時中に大本営で参謀を務め戦後...
  • 12・26時事
    日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省 ●教科書検定審見解の要旨 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 http //www.jiji.com/jc/c?g=soc k=2007122600466 2007/12/26-17 33 日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は26日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社6社8点の訂正申請をすべて承認した。3月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因とした。  教科用図書検定調査審議会(杉山武彦会長)の意見を基に決定し、各社に通知した。沖縄県側が求めていた検定意見の...
  • 沖縄タイムス:『教科書検定実相は遠く』(下)揺り戻し
    http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/jisso_wa03.html 教科書検定実相は遠く(下) 揺り戻し (12月29日朝刊総合2面) 強まるタカ派の動き/県民の強い意志重要  「検定意見が間違っているとは思わない」。今月四日午前、東京・丸の内の文部科学省で、教科書検定意見の撤回を求める都内の市民団体などの要請行動に対応した布村幸彦審議官は、強い口調で反論した。  市民団体関係者は「九月二十九日の県民大会以後は丁寧な応対が続いていた。何があったのか」と驚いた。教科書検定問題の調査、研究を続けている俵義文さんもその場に立会い、「背景に何かある」と感じた。  調べると、十一月二十八日、超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」が「教科書記述の変更に断固反対」などとする決議を採択していた。 ...
  • 沖縄タイムス:『軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー』仲里利信・県民大会実行委員長
    http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/kinkyu_interview03.html 軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー(3) 仲里利信県民大会実行委員長 (12月29日朝刊社会27面) 超党派行動 長期視野で 官僚抵抗 怖い改ざん  ―記述訂正への文科省の対応を「八十点」と評価した。  七十点を「評価に値しない」落第点に設定した。落第にするか、及第点ぎりぎりの八十点にするのか迷った。落第点をつけて抗議したところで、教科書印刷のタイムリミットが迫り、「いまさら何ができるのか」と考え込んだ。  訂正申請で「日本軍」の主語が回復し、捕虜になることを許さなかった軍の方針の説明や、「追いやられた」と強制性を示す記述も認められた。  渡海紀三朗文科相が、教科書会社からの訂正申請を受け入れる...
  • 沖縄タイムス:「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712281300_02.html 2007年12月28日(金) 朝刊 25面 「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う  沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会は二十七日、教科書会社からの訂正申請に、「軍強制」を示す記述を認めなかった文部科学省に抗議する緊急集会を那覇市の県民広場で開いた。約七百人(主催者発表)が参加し、「軍強制」の記述復活と検定意見の撤回などを求めた。  同実行委の大浜敏夫共同代表は「教科用図書検定審議会は『(日本軍)に強制、誘導された集団自決』は駄目で『追い込まれた』という記述なら良いという基準を設けた。絶対に許すことはできない」と語気を強めた。  「沖縄戦の歴史歪...
  • 29日に「八重山集会」 歴史教科書問題で
    http //www.y-mainichi.co.jp/news/14513/ 9月25日2009 29日に「八重山集会」 歴史教科書問題で Category: 地域・教育 社会・経済 Tag: 平和運動 検定意見撤回訴え Pic1  平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠亨代表)は24日、「歴史教科書問題9・29八重山集会」を開催すると発表した。2007年9月29日に行われた教科書検定意見撤回を求める県民大会での実現を求める集会。県民大会に連動し、29日午後6時から新栄公園内9条の碑前で。  沖縄戦をめぐる高校歴史教科書問題で文科省は検定意見の撤回をしておらず、政権交代を機に改めて検定意見の撤回を求めていく考えだ。  協議会を構成する平和、労働7団体の代表らが官公労共済会館で会見し、仲山代表は「沖縄戦の真実を否定することは生き証人の体験や存在...
  • 12・26産経
    「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 異例の“再検定”で軍強制復活 集団自決訂正申請 沖縄知事「まずますの結果」 集団自決訂正申請 http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/ 「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 16 15更新 トラックバックURL:http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/TrackBack/  「強制集団死」「沖縄県民大会開催」「意見書可決」「検定制度批判」…。26日に公表された沖縄戦集団自決をめぐる高校日本史教科書の訂正申請記述では、検定の申請段階にはなかった記述が大幅に書き込まれた。断定的な記述や信憑(しんぴよう)性が疑われる記述、事実ではあっても教科書記述として首をかしげたくなる記述が次々とパスした。  18年度検定では「日本軍に...
  • 沖縄タイムス:「集団自決は村の独断」/防衛研 公開資料に所見
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200801161300_01.html 2008年1月16日(水) 朝刊 1・22面 「集団自決は村の独断」/防衛研 公開資料に所見 「集団自決は村の独断」/防衛研 公開資料に所見問題なしと削除せず/軍命ねつ造と断定も 一面的な見方を公開資料に添付 文科副大臣、検定撤回を困難視 五ノ日の会 検定撤回再び難色 問題なしと削除せず/軍命ねつ造と断定も  【東京】慶良間諸島の「集団自決(強制集団死)」に関し、防衛省の防衛研究所(東京都目黒区)が所蔵資料に「戦隊長命令はなかった」と見解を付けて公開していた問題で、別の複数の資料にも「集団自決は村役場の独断」として、軍命を否定する「所見」などを付していたことが十五日、分かった。復帰前に琉球政府立法院議員が戦隊長命令があったと書いた著書を掲載した報道資料には、資...
  • 沖縄タイムス:ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271300_02.html 2007年12月27日(木) 朝刊 26・27面 ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず文科相 謝罪・反省踏み込まず 実行委 不満残すも「80点」 執筆者 文科省姿勢を批判 学校現場も懸念 撤回触れず 後退危険も/解説 渡嘉敷・座間味村に号外 「県民大会」新たに追加 きょう緊急県民集会 退職教員らが軍命削除抗議 つくる会が抗議  高校歴史教科書検定問題で教科用図書検定調査審議会(検定審)は二十六日、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への「日本軍の強制」「軍命」などの記述を認めなかった。「軍関与」の表現にとどめ、九月二十九日の県民大会で決議された検定意見の撤回にも触れなかった。「日本軍の黒い行為をぼかす」「自分たちがうそをついていると...
  • 琉球新報:記述後退「見逃せない」労組など抗議集会
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30099-storytopic-1.html 2007年12月28日 [金] 社会 記述後退「見逃せない」労組など抗議集会 「軍の強制」の記述復活や検定意見の撤回を求める決意を新たにし、怒りの拳を上げる参加者=27日夕、県庁前広場 高校歴史教科書の「集団自決」検定問題の「訂正申請」で、直接的な「軍の強制」という表現を文部科学省に認められなかったことを受け、27日夕、「教科書検定審議会答申に抗議する緊急県民集会」(6・9沖縄戦の歴史歪曲(わいきょく)を許さない沖縄県民大会実行委員会主催)が県庁前広場で開かれた。  県庁前広場を埋めた教職員や労組関係者、市民らは「戦争する国造りの一環だ。見逃すわけにはいかない」などと記述内容に不満や怒りの声を上げた。  文科省の教科書出版社の「訂...
  • 集団自決と検定「正確さ」犠牲にはできない
    http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/93783/ 【正論】集団自決と検定 「正確さ」犠牲にはできない 八木秀次 10/25 07 41 トラックバックURL: http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/93783/TrackBack/ ■沖縄への配慮は検定撤回とは別に  ≪数を頼んだ政治的圧力≫  文部科学省は今春、来年4月から使用される高校日本史教科書の検定で、沖縄戦での「集団自決」について、日本軍の「命令」や「強制」によるものとした記述に検定意見を付け、修正を求めた。最近、これを不服として、検定意見撤回を求める動きが沖縄を中心に全国に広がりつつある。特に9月29日に開催された沖縄県民集会に多数が集まったことにより、政府もこれに動かされる形で...
  • 「集団自決」記述 どうする民主/政権交代 教科書検定に熱視線
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-02-M_1-027-1_004.html?PSID=234e8a17c4883226615360f25334a68e 2009年09月02日 社会 「集団自決」記述 どうする民主/政権交代 教科書検定に熱視線 県民大会実行委 東京行動へ  民主党が政権をとったことで、沖縄を揺るがせ続けてきた歴史教科書から沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」記述が削除された問題は、どう影響を受けるのか。政権交代で、検定意見を出した文部科学省はどう変わるのか。2007年の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」からやがて2年。識者や関係者に、政権交代が教科書問題にどう影響するのかを聞いた。(安里真己)  07年、国会で同問題を追及する役割を果たしたのは民主党議員だった。また県民大会には菅直人代表代...
  • 琉球新報:「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30053-storytopic-1.html 2007年12月27日 [木] 琉球新報/社会 「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述 (12月26日の号外と重複あり) 沖縄戦の「集団自決」をめぐる高校日本史教科書の検定問題で、渡海文科相(右)に報告書を手渡す教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、文科省  【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は26日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した6社8冊を承認したことを報告した。これを受け渡海文科相は訂正申請をすべて承認した。「集団自決」の背景・要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し...
  • 再論・沖縄集団自決
    http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/105168/ 【正論】藤岡信勝 再論・沖縄集団自決 配信元 05 10更新  ■検定再審を渡海文科相に問う  ■制度否定の記述訂正を認めるな ≪歴史に汚名を残すのか≫  拝啓 渡海紀三朗・文部科学大臣殿 【正論】藤岡信勝 再論・沖縄集団自決≪歴史に汚名を残すのか≫ ≪異例ずくめの展開≫ ≪見識ある人物を入れよ≫  率直に申し上げます。このまま推移するなら、福田首相と渡海文科大臣はあの悪名高い「近隣諸国条項」を推進した宮沢官房長官と同じ、拭(ぬぐ)いがたい汚点の刻印を文教行政に刻んだ政治家としてその名前を後世に記憶されることになります。  渡海大臣は「9・29沖縄県民大会」直後に方針を大転換し、高校日本史教科書に「沖縄集団自決」で日...
  • 琉球新報:「集団自決」記述修正、困難に 申請なしや難色示す
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-138705-storytopic-1.html 「集団自決」記述修正、困難に 申請なしや難色示す 2008年12月5日  【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)の記述修正に向け、執筆者が求めてきたことしの再訂正申請をほとんどの教科書会社が行わない見通しとなった。「集団自決」における軍の責任を、より明確化した記述修正は今回、困難な状況になった。執筆者や編集者らで構成する社会科教科書懇談会は近く会合を開き、訂正申請ができない場合にも文部科学省に対し、声明を出すことを含め今後の対応について協議する。  執筆者らは昨年、教科書検定意見が付された歴史教科書の「集団自決」の記述で、「軍の強制」を示す文言が削除されていることを問題視。文言を復活させることを目的に再訂正申請を行う方針を決定、検討を進...
  • 9.29沖縄県民大会大会決議
    9.29沖縄県民大会大会決議 (中国新聞) 沖縄県民大会決議の全文は次の通り。    ×   ×     去る3月30日、文部科学省は、平成20年度から使用される高等学校教科書の検定結果を公表したが、沖縄戦における「集団自決」の記述について、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である」との検定意見を付し、日本軍による命令・強制・誘導等の表現を削除・修正させている。  その理由として同省は、「日本軍の命令があったか明らかではない」ことや、「最近の研究成果で軍命はなかったという説がある」ことなどを挙げているが、沖縄戦における「集団自決」が、日本軍による関与なしに起こり得なかったことは紛れもない事実であり、今回の削除・修正は体験者による数多くの証言を否定し、歪曲しようとするものである。  このため、これまで口を閉ざしていた多くの体験者が、子ども...
  • 大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告
    大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告 2007/11/18 http //www.news.janjan.jp/living/0711/0711155669/1.php (宮内秀忠) 大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告 2007/11/18本人尋問 (「――」以下は筆者の注、感想)原告[梅澤証言] 原告[赤松証言] 被告[大江証言] 日本史教科書執筆者からの訂正までの経緯報告 7日に出された声明沖縄戦検定にかかわる訂正申請提出にあたっての声明 筆者はどう思っているのか  大江・岩波沖縄戦名誉毀損裁判の本人尋問(9日)の報告会と、日本史教科書執筆者による訂正申請の経過報告・決意表明が14日、東京の岩波セミナールームでありました。大江・岩波裁判の報告には、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」事務局長の小牧薫さんが、わざわざ大...
  • 教科書問題9・29集会 子供らに真実を
    http //www.y-mainichi.co.jp/news/14541/ 9月30日2009 検定意見の撤回訴え 石垣市 Category: 社会・経済 教科書問題9・29集会 子供らに真実を  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定の撤回を目指す歴史教科書問題9・29八重山集会が29日夕、県民大会に呼応して新栄公園内(9条の碑前広場)で行われ、平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠亨代表)の呼びかけに100人余が集まった。「教科書に真実を」と要求して検定意見撤回の実現を求める決議を採択、「がんばろう」を三唱して検定撤回に向けた決意をアピールした。  仲山代表はあいさつで「軍隊は住民を守らないというのが沖縄戦の教え。真実を教えなければならない。2年前の要求が実現するまで頑張ろう」と呼びかけ。八重山市町会会長の大浜長照市長も「マラリアについても軍命でありなが...
  • 沖縄タイムス:『軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー』山口剛史琉大准教授
    http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/kinkyu_interview01.html 軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー(1) 山口剛史琉大准教授 (12月27日朝刊社会26面) 研究結果とずれ明らか  ―訂正申請の結果をどう見るか。  日本軍が明確に強制したとか、強要したという文章は認められていない。「追い込まれた」という表現はぎりぎり可能だが、「強いられた」という言葉も使えなくなっている。  教科書会社が、訂正申請し、取り下げられた記述内容を見ると、執筆者も、沖縄の人々が声をあげたこと、軍の強制という事実確認の成果を記述しようとしていたことがわかる。しかし(複合的要因を書かせる)文科省の「指針」を反映し後退させられている。  私たちが求めたのは、「集団自決」が日本軍によって追いやられ...
  • 那覇市議会が意見書
    教科書検定に関する意見書 去る9月29日、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が、沖縄県知事、沖縄県議会議長、那覇市長及び県内41全市町村議会をはじめ、県民が一体となり、復帰後最大の県民の参加で開かれ、文部科学省による沖縄戦の歴史の歪曲に抗議し、その実相を正しく継承していかなければならないという熱い思いのこもった大会となった。 旧日本軍の関与が削除されたことを機に、これまで証言をためらっていた戦争体験者の方々から、沖縄戦に関する新たな証言が相次いでいる。 当市議会は、復帰35周年の5月15日、沖縄戦における「集団自決」が、日本軍による命令・強制・誘導等なしに、起こりえなかったことは紛れもない事実であり、そのことがゆがめられることは、悲惨な地上戦を体験し、筆舌に尽くしがたい犠牲を強いられてきた沖縄県民にとって、到底容認できるものではない。沖縄戦の歴史を正しく伝え、悲惨な...
  • 沖縄戦研究者に意見打診/文科省、県内外2氏へ文書求める
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200711201300_04.html 2007年11月20日(火) 朝刊 27面 沖縄戦研究者に意見打診/文科省、県内外2氏へ文書求める  文部科学省が高校の日本史教科書から、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に対する軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、沖縄戦や琉球史の研究者らに意見提出を求めていることが十九日までに分かった。教科書会社からの訂正申請を受けて開かれる教科用図書検定調査審議会での参考意見にするとみられる。人選や経過が不透明なうえ、沖縄戦の専門家が審議会に直接加わらない形での意見聴取に「また歴史解釈を歪曲する審議が繰り返されるのでは」と懸念の声も聞かれる。  意見提出を求められているのは、沖縄戦を含めた日本の戦争責任を研究している林博史・関東学院大教授や、県内の琉球史研究者らとみら...
  • 琉球新報:「軍強制」は明らか 検定意見は撤回すべきだ
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30065-storytopic-11.html 2007年12月27日 社説 教科書問題 「軍強制」は明らか/検定意見は撤回すべきだ  沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に関し、「日本軍による強制」の記述を修正・削除した高校歴史教科書検定意見問題で、教科用図書検定調査審議会(検定審)は、県民が求めた検定意見の撤回を認めなかった。  「集団自決」の現場にいながら命拾いをした多くの体験者らがこれまで「軍の強制」を証言してきた。その事実を検定審が一つ一つ丹念に検証した形跡はない。  そのことを抜きに「軍の直接的な命令」を示す根拠はないと断定することに、果たして正当性があるだろうか。  歴史的事実を追究する努力を尽くさず、体験者の証言を顧みることもなく「集団自決」の本質とも言...
  • 沖縄で検定意見の撤回求め集会 県民大会から2年
    http //www.47news.jp/CN/200909/CN2009092901000965.html 沖縄で検定意見の撤回求め集会 県民大会から2年  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定に抗議するため開かれた沖縄県民大会から2年を迎えた29日、同県内の市民団体などが検定意見の撤回を引き続き求めていこうと、那覇市で集会を開いた。  沖縄住民の集団自決を旧日本軍が強制したとの記述を退けた2006年度の検定意見には、沖縄県内外から批判が噴出。現行教科書は「軍の関与」を認める表現となっている。  07年9月29日の超党派による県民大会で実行委員を務めた玉寄哲永さん(75)は集会で「2年前に11万人(主催者発表)が集まった県民大会と、ここに集まっている千人は同じ土俵に立っている」と発言。06年度の検定意見で歴史教科書から削除された「軍の強制」の記述復活を訴えると、...
  • [教科書県民集会]検定経緯の再検証求む
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-30-M_1-005-1_001.html 2009年09月30日 社説 [教科書県民集会]検定経緯の再検証求む  教科書検定意見の撤回を訴える「9・29県民大会決議を実現させる県民集会」が那覇市県民広場で開催された。政権交代により政府が方針を変える下地ができた、という期待感がある。新政権は次世代に真実を伝えたい、との声を真摯(しんし)に受け止めるべきだ。  これほど県民運動を背景に国政と対峙(たいじ)してきた地域がほかにあるだろうか。米軍統治下の自治権拡大闘争、いまなお続く基地問題に加え、教科書検定問題が出現した。沖縄は全国へメッセージを発信せざるを得ない。  今回の大会は2007年の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から2年の節目に開催された。  夕暮れの中...
  • 【沖縄タイムス】社会科教科書懇 再訂正へ要望/執筆者重視 方針を確認
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-06-M_1-023-1_004.html?PSID=ab0f083400163d820a4989138259f877 2008年11月06日【朝刊】 社会 社会科教科書懇 再訂正へ要望/執筆者重視 方針を確認  【東京】教科書執筆者らでつくる社会科教科書懇談会は五日、都内で会合を開き、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の記述について協議した。再訂正申請に消極的な教科書会社に対し、執筆者から再訂正申請の要望があれば応じるよう求める要請書の提出も検討することを確認した。  検定意見を付された五社のうち一社から、沖縄戦の訂正申請を出さないとする通知が執筆者側にあったことが報告された。執筆者側が異議を唱え、今月中に両者が協議する。来年の教科書製作に間に合わすには、十二月初めまでには結論を出...
  • 朝日:「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正
    http //www.asahi.com/politics/update/1226/TKY200712260329.html 「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正 2007年12月27日06時47分  沖縄戦の「集団自決」をめぐり、来春から使われる高校日本史の教科書検定で「日本軍の強制」が削除された問題で、渡海文部科学相は26日、教科書会社6社から出されていた訂正申請を承認した。「日本軍が強制した」という直接的な記述は避けつつ、「軍の関与」や「戦中の軍の教育」などによって住民が自決に追い込まれたと記しており、「集団自決が起きたのは、日本軍の行為が主たる原因」と読める内容になった。 教科書の記述は訂正申請で、どう変わった 9月29日の沖縄県民大会は真夏のような暑さだった。あれから3カ月。この時の思いは届いたのか 「集団自決」を...
  • 沖縄タイムス:「軍強制」復活を要請/執筆者らが文科省に
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271700_02.html 2007年12月27日(木) 夕刊 1・4面 「軍強制」復活を要請/執筆者らが文科省に  【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する教科書検定で、渡海紀三朗文部科学相が「日本軍の強制」記述を認めない形で訂正申請を承認したことを受け、教科書執筆者や教育関係者、労組らでつくる四団体と県関係の野党国会議員が二十七日午前、文科省に松木秀彰教科書課長補佐を訪ね、検定意見の撤回と「軍強制」を含む記述の回復を要請した。  出席者によると、松木補佐は「軍強制」に関する記述について「文章全体を見て判断しており、『強制』という文言を排除したわけではない」と説明したという。  琉球大学の高嶋伸欣教授は「渡海文科相の談話に謝罪はおろか、反省の言葉も含まれていない」と指摘。...
  • 沖縄タイムス:僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271700_01.html 2007年12月27日(木) 夕刊 1面 僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り  「なぜ、正しい記述が認められないの」。沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、「日本軍」と「強制」を直接つなげる表現を認めなかった教科用図書検定調査審議会の結論に、実際に教科書を使う立場にある県内高校生から戸惑いと不満の声が上がった。9・29県民大会で決議された「検定意見撤回」は実現せず、「僕たちや後輩たちに悪影響が出る」と危機感を募らせた。  県民大会参加後、報告会を開いた北部農林高校生徒会長で三年の島袋奈津子さん(18)は「軍は関与はしたけど、強制はしていないというあいまいな表現になっている。体験者が強制されたという事実が否定された感じがする」と...
  • 時事:控訴審判決は10月31日=沖縄戦自決訴訟が結審-大阪高裁
    http //www.jiji.com/jc/c?g=soc_30 k=2008090900762 控訴審判決は10月31日=沖縄戦自決訴訟が結審-大阪高裁 太平洋戦争末期の沖縄戦で住民に集団自決を命じたと記述され名誉を傷つけられたとして、元日本軍守備隊長らが「沖縄ノート」の著者大江健三郎さんと岩波書店を相手に出版差し止めや損害賠償を求めた訴訟の控訴審が9日、大阪高裁で開かれ、結審した。小田耕治裁判長は判決言い渡しを10月31日に指定した。  原告側は「教科書検定で文部科学省が従来の立場を変更し、軍の強制がなかったと判断している」と主張。大江さんの記述には正当性がないとして一審判決の取り消しを求めた。  大江さん側は「検定意見は再修正されて元に戻っており、一審判決の根拠は維持されている」として控訴棄却を求めた。  一審大阪地裁は3月、命令自体は認定しなかったが、集...
  • 沖縄タイムス:『軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー』宮城恒彦・「集団自決」体験者
    軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー(5) 宮城恒彦・「集団自決」体験者 (12月31日朝刊社会19面) 旧軍の非道 わびるべき 若い世代へ引き継ぎ必要  ―訂正申請の結果は納得できるか。  落胆した。文部科学省は、沖縄の意志を通さない厚い壁をつくった。  沖縄戦の実相とは、体験していない人には「知る」ことはできても「理解する」ことは難しいものだ。理解に近づくには、体験者を自分や近親者と重ね合わせて話を聞くなど、共感しようとする努力が必要だ。  沖縄戦の教科書記述にかかわった文科省職員や審議委員、執筆者らに、どれだけその努力をしてみたのかを問いたい。  政府が沖縄を日本の一県として思いやるなら、戦時中の日本軍の非道をわびるのが素直な気持ちだ。それができないのは、沖縄への差別意識があると思わざるを得ない。  ―「日本軍の」という主語は...
  • 沖縄タイムス:「軍強制」再三差し戻し/教科書検定申請
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712281300_01.html 2007年12月28日(金) 朝刊 1面 「軍強制」再三差し戻し/教科書検定申請 執筆者ら「不当」と批判  【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述に関する教科書検定の訂正申請をめぐり、文部科学省が「日本軍の強制」に関する記述などについて複数回、教科書会社に差し戻し、書き換えを求めていたことが二十七日、分かった。  九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の記述では、「(主催者発表の)十一万人については異説や疑問の声も出ている」として、別の書き方を打診したという。差し戻し後、記述を書き換えた教科書会社の編集部長らの説明を受けた執筆者が都内で会見し、明らかにした。執筆者らは「文科省が不当な修正を強要した」と批判した。  執筆者によると、...
  • @wiki全体から「時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄」で調べる

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