15年戦争資料 @wiki内検索 / 「木下昌明の映画批評「台湾人生」」で検索した結果

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  • 木下昌明の映画批評「台湾人生」
    ...staff01 木下昌明の映画批評「台湾人生」 ●映画「台湾人生」 日本人になろうとした人々の記憶が呼び起こす日本人の罪  さまざまな言語が飛び交う台湾の映画を見ると、なんて複雑な国なんだと思うことがある。それもそのはずで、日本の敗戦までの51年間、台湾の人々は日本の統治下で同化政策を強いられてきた。戦後、同胞と思っていた蒋介石率いる国民党が大陸から逃れてきて、38年間も戒厳令をしき、彼らを抑圧してきた。その歴史の転換点となる1947年の2・28事件を、のちに侯孝賢が「悲情城市」で描いたことで一般の日本人も彼らの苦難を知ることとなった。  今年の4月5日、「アジアの"一等国"」と題したNHKのスペシャル番組が放映された。日本がなぜ台湾を植民地にしたのか、その仕組みを世界史の流れから解明していて見応えがあった。それと、いま公開中の酒井充子の...
  • NHKさん「動揺しないで」
    ...いで」 読売新聞 木下昌明の映画批評「台湾人生」レイバーネット日本 NHKは毅然とした姿勢を 台湾めぐる番組で連絡会共同通信 台湾番組問題 「圧力」にき然と対処をNHKに市民団体要望 しんぶん赤旗 NHKスペシャル:自民議員の番組批判 市民団体、NHKへ要望書毎日新聞 歴史番組:市民がNHKに要望書 自民議員の批判に抗議毎日新聞 不当な非難・中傷に屈せず「放送の自主自律」堅持を 開かれたNHKをめざす全国連絡会 NEW NHKスペシャル『アジアの 一等国 』に対する非難・中傷の動きについての見解日本ジャーナリスト会議 福地NHK会長に宛てた要望書 NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ2009年7月7日 NHKスペシャル:国にNHK指導求め、千葉県議会が意見書採択毎日 7月9日 東京朝刊 NHK偏向報道問題で千葉県議会が意見書採択 産経7.8 ...
  • いよいよ公開される「ザ・コーヴ」はどんな映画か(木下昌明)
    http //www.labornetjp.org/news/2010/0627eiga 「いよいよ公開される「ザ・コーヴ」はどんな映画か(木下昌明)」 ●映画「ザ・コーヴ」 反日とかそんなんじゃなくて そこで問われるのは「人間」だ  ずっと昔だが、「世界残酷物語」(1962年)という大ヒットした映画があった。牛の首を真っ二つに斬ったり、豚の群れを一斉にコン棒で殴り殺したり、犬の料理に舌鼓を打ったりと、国によって異なる食文化にまつわる残酷で滑稽な風習を興味本位に集めたドキュメントだった。しかし当の文化の中で生活していると、それが少しも野蛮にはみえず、受容されて慣習となり、記念行事になるケースさえあった。ところが、これを外からみると、奇怪で悪しき“伝統”に映るのだ。  いま「反日的」として上映中止問題で騒がれているルイ・シホヨス監督の「ザ・コーヴ」をみて、その映画...
  • 4 台湾人と日本語
    植民地支配と日本語 第一章 台湾における日本語普及政策 4 台湾人と日本語 日本の諸植民地および占領地域のなかで、台湾は日本語の普及率がもっとも高かった。それは、 44 日本語普及政策のもとで、長期問にわたって強制的に日本語教育が推しすすめられたためであり、くわえて、台湾の特殊な環境、政治、歴史条件などもあった。台湾総督府文教局長を担当していた島田昌勢は、こうした台湾での言語政策の「成功」に自惚れ、さらにほかの植民地や占領地域への「台湾経験」の役割を強調して次のように述べている。 台湾における国語問題は、本島統治に殊に皇民化の根蒂にして教育教化の生命なり。されば領台以来当局並に教育教化の任にある者は、誠心を傾倒して国語の普及徹底に不断の努力を続け、……今や我が国語は国運の伸張に適従し、興亜の大使命を帯びて大陸に進出するの雄雄しき態勢にあり。外地台湾における国語教育多年...
  • 「台湾の声」編集部多田恵氏の一文
    「台湾の声」編集部多田恵氏の一文 「中国語の禁止」?-NHKスペシャルの扇情的な事実歪曲 http //www.emaga.com/bn/?2009040052213476003789.3407 東京都 多田恵 四月五日の「NHKスペシャル|シリーズJAPANデビュー」(第1回「アジアの“一等国”」)では、浅薄な知識による結論先にありきの作りになっており、植民地統治が台湾を利用したと日本人に反省を求める製作者側こそ、台湾人の発言の上っ面を利用していて、それこそ台湾人を蹂躙していると言わざるを得ません。 私は、語学が専門ですから、特に次の点に疑問を持ちました。 「皇民化」の説明で、「学校や新聞などで中国語を禁止し、日本語の使用を強要します」というナレーションが入ります。 台湾の人が学校で中国語を話すようになったのは、戦後のことです。日本統治時代に...
  • 「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴
    http //www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090625-OYT1T00922.htm 「台湾統治で偏向報道」視聴者8千人がNHK提訴  日本の台湾統治を扱ったNHKの番組を巡り、全国の視聴者約8300人が25日、「事実と異なる偏向報道が行われた」として、NHKに対し、1人あたり1万円の慰謝料を求める訴えを東京地裁に起こした。  問題とされたのは、4月5日に放送された「シリーズJAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。訴状によると、番組では台湾人に対する日本政府の弾圧や差別が描かれていたが、原告らが出演した台湾人に確認したところ、本人の意図が歪曲(わいきょく)されていたと主張。「NHKの手法は公平な報道を定めた放送法に違反する」と訴えている。  放送後、一部の原告がインターネットなどで視聴者に訴訟参加を呼び掛...
  • 「85%の台湾人に原住民の血混じる」がとんでもないデマに変わる
    85%の台湾人に原住民の血混じる 2007-11-19 な~るほどザ台湾 http //www.naruhodo.com.tw/  http //www.naruhodo.com.tw/kensaku.php?key=%E9%A6%AC%E5%81%95%E7%97%85%E9%99%A2 85%の台湾人に原住民の血混じる2007-11-19 馬偕病院の輸血医学研究室の林媽利主任がこのほど「非原住民台湾人のDNA構造」研究結果をまとめた。それによると、台湾の原住民(高砂族)は人口の1.5%を占めるに過ぎないが、台湾人(客家を含む)の85%に原住民(ポリネシア系)の血が混じっていることが分かった。ここでいう「非原住民台湾人」とは戦前から台湾に住むホーロー、客家系を指す。林主任はボランティア200人から血液の提供を受け、100人を分析した結果から以上の研究結果を得た。ボ...
  • 「台湾」番組 問題ない 福岡の「語る会」 NHK執行部が表明
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-05/2009070504_02_1.html 2009年7月5日(日)「しんぶん赤旗」 「台湾」番組 問題ない 福岡の「語る会」 NHK執行部が表明  日本の台湾植民地統治の実態を描いたNHK番組が自民党国会議員や右翼勢力から攻撃されている問題で、NHK執行部は4日、「番組の事実関係に間違いはない」とする見解を改めて示しました。NHK福岡放送局で開かれた「視聴者のみなさまと語る会~NHK経営委員とともに」で述べたものです。  問題の番組は4月5日放送の「シリーズ・JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』」。「反日的」「台湾人へのインタビューが恣意(しい)的に編集された」などとして、安倍晋三元首相ら自民党国会議員が議連を立ち上げ、先月25日には右派集団がNHKを提訴しました...
  • 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(1)
    Title 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(1) Author(s) 合津, 美穂 Citation URL http //hdl.handle.net/10091/1845 Right (信州大学留学生センター紀要第3号 2002年3月) 漢族系台湾人高年層の日本語使用- 言語生活史調査を通じて - 合津美穂 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(1)要旨 1.はじめに 2.台湾の漢民族とその言語 3.調査の概要3-1.調査の方法 3-2.インフォーマントについて 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(2) 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(3) 漢族系台湾人高年層の日本語使用-言語生活史調査を通じて-(4) キーワード:漢族系台湾人高年層、発話形態、私的場面、「...
  • 台湾の歴史・日台関係史
    昨日 - 今日 - 台湾の歴史・日台関係史 台湾の歴史・日台関係史概説・総論 年表 牡丹社事件・台湾出兵 日清戦争 いわゆる"日台戦争" 戦没者数 匪徒刑罰令 日英博覧会 「理蕃」と反抗・いわゆる「高砂族」 台湾総督府文書 人口構成 植民地台湾の評価 植民地経済 開発美談 台湾と十五年戦争 いわゆる"日本語族" 在日台湾人 現代台湾の政治動向 概説・総論 図説 台湾の歴史 New! 台湾の歴史 日台交渉の三百年 帝国主義下の台湾 MASAKI'S PLACE 同 台湾の歴史 黄昭堂 台湾民主国の研究(未作成) 黄昭堂『台湾総督府』 『近代日本と植民地2 帝国支配の構造』(岩波書店)(未作成) 日清戦争藤村道生 台湾出兵(未作成)毛利敏彦 日露戦争の世紀(未作成)山室信一 日清・日露戦争原田敬一 日清戦...
  • 台湾人の結婚式
    台湾人の結婚式 タイムズ紙にみるパイワン族の結婚式 A Formosan Wedding, The Times, 5 Sep 1910. "The Formosan Village at the Japan-British Exhibition was crowded on Saturday afternoon upon the occasion of the marriage of two of its inhabitants. the wedding took place with ancient barbaric rites, and it was said that such a ceremony had never before taken place outside Formosa. Sarongai-Busabirce, the bridegroom...
  • 「偏向報道」抗議者に「不問」求める 訪台のNHK番組関係者
    http //sankei.jp.msn.com/economy/business/091006/biz0910060131000-n1.htm 「偏向報道」抗議者に「不問」求める 訪台のNHK番組関係者 2009.10.6 01 30 (1/2ページ)  NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」(4月5日放送)の番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、番組制作の中心となった番組プロデューサーらが、出演した台湾人らを現地に訪ね、抗議を取り下げるよう持ちかけたり、不問に付す文書にサインするよう求めていたことが5日、分かった。NHKはこの時点で、ホームページ(HP)上などで、番組制作や内容には問題はなく、「台湾人出演者からの抗議などはない」と視聴者向けに説明しており、こうした姿勢が台湾人らの不信感に拍車を掛けている面も...
  • 『週刊新潮』4月23日号 全文
    『週刊新潮』4月23日号 全文」 http //www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407 より転載 [特集]歴史歪曲と「台湾人」も激怒したNHK「超偏向」番組 性懲りもなく、というべきか。史実を枉げ、日本の台湾統治を徹底的に貶めたNHKドキュメンタリーの「超偏向」ぶりに抗議が殺到している。日本の視聴者ばかりか出演した台湾人も激怒するこの番組。中国、台湾との外交関係にも影を落としそうなのだ。 「“偏向報道”の一語に尽きます。“日本は加害者”という自虐史観ありきで、そこから一歩も出ていない」台湾出身の評論家、金美齢氏も、そう憤るのだ。 4月5日に放送されたNHKスペシャルの「超偏向」ぶりに、識者や関係者、そして一般視聴者から怒涛の批判が沸き起こっている。 横浜開港で日本が世界にデビューしてからの150年間を辿る「シリーズ・JAPANデビュー」。その...
  • NHKスペシャル『アジアの"一等国"』に対する非難・中傷の動きについての見解
    http //jcj-daily.seesaa.net/article/123041722.html#more NHKスペシャル『アジアの"一等国"』に対する非難・中傷の動きについての見解 2009年7月7日 日本ジャーナリスト会議 4月5日放送のNHKスペシャル「JAPANデビュー」第1回『アジアの"一等国"』に対して、一部マスメディアと団体は、番組内容が一方的だなどとして非難・中傷を浴びせ、街宣車を繰り出すなどの行動を続けている。日本ジャーナリスト会議は、このような行為は単にNHKだけの問題に止まらず、日本における言論表現の自由そのものに対する恫喝と干渉にあたると考え、放送の自主性と自律性を尊重する立場から、直ちに中止されるべきだと考える。 この番組は、150年前に開国した日本が、西欧列強に伍して一等国の仲間入りをめざ...
  • 報道ファイル
    『ザ・コーヴ』報道ファイル集 リンク 『ザ・コーヴ』まとめページ 上映予定館に励ましを!! iza Yahooザ・コーヴ・ニュース一覧 『ザ・コーヴ』報道ファイル集22回東京国際映画祭2009.10.17-25 日本配給決定 立教大上映中止事件 アカデミー賞受賞の波紋 配給会社への街宣開始 上映妨害者のページ ついに3館が上映中止 上映中止に反対する集会・激しい攻防 オバリー氏来日とインタビュー 上映計画復活 封切り直前 22回東京国際映画祭2009.10.17-25 追加上映 "The Cove" アニマルライツ10.22 報道カメラマンであふれる東京国際映画祭 - CNNがThe Cove上映日の様子を報道 CNN video Film Explore Dolphine Hunts 日本配給決定 eiga.com 2月9日 イルカ漁の映画「ザ...
  • coffee氏の質問状とNHKの回答
    coffee氏の質問状とNHKからの回答 coffee氏(右派WEBライター=HN deliciouscoffee氏として夙に有名)はご自分のブログで、NHKへの質問と回答を公開しています。とても参考になりますので転載します。 http //blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee coffee氏の質問状とNHKからの回答coffee氏の質問状 NHKからの回答 coffee氏からの再質問 coffee氏の質問状 http //blog.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/39761745.html 「プロジェクトJAPAN」 NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」係 ━━━━━━━━━━ 拝啓 4月5日放送の『NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」第1回「アジア...
  • 台湾統治めぐり「一面的」 NHKスペシャルを検証
    台湾統治めぐり「一面的」 NHKスペシャルを検証 2009/05/03 16 48更新 NHK総合テレビが4月5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー」の第1回放送「アジアの“一等国”」に対し、出演した台湾人のほか日台の友好団体、識者などから「一方的だ」と批判の声が上がっている。NHKは「番組にすべての要素を盛り込むことはできない」(日向英実放送総局長)と反論するが、番組は何を取り上げ、何を報じなかったのか。3日の第2回放送を前に、その“文脈”を検証する。(牛田久美、草下健夫)   ≪一家は中国福建省から移り住んできた漢民族でした≫  番組でそう紹介された元医師の柯徳三さん(87)は「私は漢民族ではない」と言い切る。  「台湾人の祖先は、宋代に南アジアの少数民族との混血が進んだ。その一部が約200年前に台湾に移り、南方系の先住民と結...
  • 永山英樹氏の"つっこみ"は的を射ているか(下)
    【資料】永山英樹氏の"つっこみ"は的を射ているか(下) 永山英樹氏の つっこみ は的を射ているか(上) 岡田充さんの論文に、永山英樹氏の"つっこみ"を挿入しました。 岡田充さんの論文: 海峡両岸論 第4号 2009.5.10発行 by 岡田 充 NHK叩きは馬批判の代償行為 「親日幻想」捨てない人たち http //www.21ccs.jp/ryougan_okada/ryougan_04.html 永山英樹氏の"つっこみ": 台湾は日本の生命線! 台湾「反日」イメージの流布試みる親中派の執念―「NHK叩き」批判の元共同通信台北支局長を批判する(下) 2009/07/19/Sun http //mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-824.html ...
  • 第1章 二・二八事件
    図説 台湾の歴史 ポストコロニアルの泥沼 第1章 二・二八事件 第1章 二・二八事件1―戦争期世代 2―黎明を迎えて 3―顛末 1―戦争期世代 もし人類社会にいわゆる「共同記憶」(甘美なものにせよ、恐怖の記憶にせよ)があるとしたら、二・二八事件は台湾本省人にとっては共同の悪夢と言うことができる。悪夢のさなかにある人は、叫びたくとも声が出ず、心の重石を除けたくとも除けられない。目覚めた後にも、しばしば動悸がなお残っている。ましてやこの二・二八の悪夢は、四十数年にもわたって続いてきたのである! 半世紀も経た現在でも、今なお振り切れない陰影のように、引き続いて私たちにまとわりついている。もしこの夢魔の幻影を徹底的に消し去ろうとするならば、まずそれをしっかりと正視し、それを分析し、客体化された共同の認識としなげれぼならない。 「はじめに」で述べたように、台湾の若い世代は「光...
  • 「果たし状」に対するNHKの回答
    「果たし状」に対するNHKの回答 http //www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407 より転載 日本李登輝友の会 会長 小田村四郎様  貴日本李登輝友の会から日本放送協会会長宛に送られた「公開討論会の開催と登壇の要請」について、会長に代わって当該番組の責任者として小職が回答させていただきます。  まず、先日14日付けで貴日本李登輝友の会にお送りした回答について、「自己弁護に汲々とした不誠実な内容」とされていることをきわめて残念に思います。「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観」で番組を制作していないということを、あらためて申し上げます。  番組では、日本が植民地時代に、台湾において鉄道や港湾などの社会的基盤を整えたこと、樟脳産業が活性化したことなどを取り上げています。後藤新平につきましても、台湾統治の成果をあげたことを事実...
  • 【転載歓迎】NHK「JAPANデビュー」全内容文字起し
    【資料】NHK JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』をめぐって 【転載歓迎】NHK JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』全内容文字起し 文字起し:夕刻の備忘録 http //jif.blog65.fc2.com/ より転載 一部修正 【転載歓迎】NHK JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』全内容文字起しPart.1★オープニング プロローグ:2枚の写真 最初の植民地 台湾領有 1895年 樟脳をめぐって Part.2統治の改革 後藤新平 1898年 公学校開設 台湾人子弟在席事件 樟脳産業の立て直し 日英博覧会「人間動物園」 1910年 Part.3台湾議会設置誓願運動 1921年 原敬の同化政策 台北一中時代の差別 皇太子の台湾行啓 1923年 Part.4台湾議会設置の直訴計画 日中戦争勃発 皇民化政策 1937年 「改姓名」 宗教弾圧 ...
  • 再質問状(H21.6.4)に対するNHKからの回答書(6月9日)
    再質問状(H21.6.4)に対するNHKからの回答書 (原文画像2009-6-12 up 中山成彬サイト) http //nakayamanariaki.com/modules/bulletin/index.php?page=article storyid=41 「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」 会長 衆議院議員 中山成彬様  貴「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長中山成彬様より日本放送協会会長宛に送られた「再質問状」について、会長に代わって当該番組の責任者として小職が回答させて頂きます。「再質問状」では、それぞれの質問に対して「択一」にも回答するよう求められていますが、私どもの趣旨を正確にお伝えするために、今回も文章で答えさせていただきます。どうぞご了承ください。(ゴシック体で表示した物は、番組で伝えたコメント、インタビューです)  今...
  • 【資料】NHK JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』をめぐって
    昨日 - 今日 - 【資料】NHK JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』をめぐって   シリーズ JAPANデビュー   第1回 アジアの“一等国”     2009年4月5日(日) 午後9時00分~10時13分     総合テレビ (シリーズ JAPANデビュー 趣旨) 150年前世界にデビューした日本は、ひたすら“坂の上”をめざし、第一次大戦後には五大国のひとつになる。日本が明治以来、欧米列強に伍していこうとする時に命運を握った4つのテーマ、「アジア」、「天皇と憲法」、「貿易」、「軍事」に焦点をあて、いったんは世界の“一等国”になった日本がなぜ国際社会の中で孤立し、焼け野に立つことになったのかを、世界史的な視点から検証する。 http //www.nhk.or.jp/japan/program/prg_090405_2.htmlより 第2回に...
  • 【くにのあとさき】東京特派員・湯浅博 歴史を歪曲する方法
    【くにのあとさき】東京特派員・湯浅博 歴史を歪曲する方法 2009.4.30 03 16  右であれ左であれ「事実そのものを封ずる空気」というのは、いやなものである。とくに、歴史を扱うドキュメンタリー映像には何度もだまされてきたから、ハナから事実と思ってみないクセがついてしまった。哀(かな)しいことに。  つい最近も、台湾情勢に関心がある人ならすぐに「変だな」とテレビの小細工に気づく番組がまたあった。日本が横浜開港から世界にデビューして150年間をたどるNHKの「シリーズ・JAPANデビュー」である。  その第1回放送『アジアの一等国』を再放送で見た。テーマは50年に及ぶ日本の「台湾統治」だから、制作者は植民地政策の悪辣(あくらつ)さを暴き出すことに熱心だ。台湾人すべてを「漢民族」でくくるたぐいの荒っぽさが随所にあった。  なにより『母国は日本、祖国は台湾...
  • 「番組偏向」批判にNHKが説明文 抗議団体「これでウソが分かった」
    http //www.j-cast.com/2009/06/18043513.html 「番組偏向」批判にNHKが説明文 抗議団体「これでウソが分かった」 2009/6/18 コメント(33) NHKの大型企画「シリーズ・JAPANデビュー」をめぐる波紋が拡大している。1859年の横浜開港から、1945年までの日本の歩みを振り返るという趣旨の大型番組なのだが、シリーズ開始直後から「自虐史観に基づいている」「インタビューの編集が恣意的だ」といった声が続出。「NHKの大罪」と題して新聞1ページを丸々使った意見広告が掲載されたり、全国で抗議活動が行われたりもしている。これを受けて、NHKはウェブサイト上に説明文を掲載したが、「番組に問題はない」とする内容で、批判は収まりそうにない。 「台湾人男性から抗議を受けている事実はない」 批判を浴びているのは...
  • 日本語版への序文
    図説 台湾の歴史 日本語版への序文 拙著『台湾歴史図説』(原題)の日本語版が日本で出版されるにあたって、わたしは昔のある出来事を思い出し、歴史の不思議さについて深い感慨を抱いている。 それは、二十数年前アメリカのイェール人学の博士課程に在籍していた時のことだった。わたしは日本からの留学生と知り合い、ある日おしゃべりをしていた。ふとわたしは自分の父母が日本語を話せること、そしてそれは台湾がかつて日本の植民地統治を受けたからであることを話した。その友人はとても驚き、そんなことは今まで知らなかったと応えた。そして申し訳なさそうに、「だったら、ご両親はきっと日本のことが嫌いでしょうね」と言った。そしてわたしに向かって丁重なお詫びの言葉を述べた。その時わたしはどうしたらよいかわからなかった。なぜなら、一方で、父母の世代に代わってその謝罪を受け入れ許すことは、子どもの世代のわたしにはで...
  • NHK偏向報道問題で千葉県議会が意見書採択
    http //sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090708/chb0907082213008-n1.htm NHK偏向報道問題で千葉県議会が意見書採択 2009.7.8 22 11 NHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」の番組内容が偏向しているとされる問題で、千葉県議会は8日、総務省などに対して、調査と行政指導を求める意見書提出案を賛成多数で可決した。意見書は「台湾統治時代の日本が台湾人を差別や弾圧ばかりしていたかのような印象を視聴者に与える報道内容」と批判し、「公正・公平・中立の観点から放送法違反の疑いも濃厚で到底容認できない」などとしている。 NHKさん「動揺しないで」
  • 「前途を考える議員の会」へのNHKの回答(5月11日)
    「前途を考える議員の会」へのNHKの回答(5月11日) http //nakayamanariaki.com/modules/bulletin/index.php?page=article storyid=32 中山成彬議員ブログより転載。質問と回答がわかるように配列。 「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」 会長 衆議院議員 中山成彬様   貴「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長中山成彬様より日本放送協会会長宛に送られた「質問状」について、会長に代わって当該番組の責任者である小職が回答させていただきます。   「質問状」では、計十三の質問に対してそれぞれ択一で回答するよう求められていますが、私どもの趣旨を正確にお伝えするために、択一ではなく文章で答えさせていただきます。どうぞご了承下さい。(ゴシック体で表示したものは、番組で伝えたコメントです) ...
  • パイワン人も提訴 NHK台湾特集訴訟 原告1万人突破
    http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000036-san-soci パイワン人も提訴 NHK台湾特集訴訟 原告1万人突破 8月12日7時57分配信 産経新聞  NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演した台湾人などから番組内容に歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題で、出演した台湾少数民族のパイワン人らが番組で、民族の誇りを傷付けられたとして、NHKを相手取った集団訴訟に原告として加わることが11日、分かった。原告数は提訴後も増え続け、1万人を突破した。  訴訟に参加するのは、台湾南部のクスクス村のパイワン人出演者ら4人。番組では、1910年に開催された日英博覧会の写真に「人間動物園」の文字をかぶせ、《イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていま...
  • 永山英樹氏の"つっこみ"は的を射ているか(上)
    【資料】永山英樹氏の"つっこみ"は的を射ているか(上) 永山英樹氏の つっこみ は的を射ているか(下) 岡田充さんの論文に、永山英樹氏の"つっこみ"を挿入しました。 岡田充さんの論文: 海峡両岸論 第4号 2009.5.10発行 by 岡田 充 NHK叩きは馬批判の代償行為 「親日幻想」捨てない人たち http //www.21ccs.jp/ryougan_okada/ryougan_04.html 永山英樹氏の"つっこみ": 台湾は日本の生命線! 「NHK叩き」批判の元共同通信台北支局長を批判する(上)―我々の「志」はもう少し高い 2009/07/18/Sat http //mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-823.html 海峡...
  • NHKスペシャル:「アジアの“一等国”」 「台湾統治」認識で揺れる番組評価
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20090706ddm012040007000c.html NHKスペシャル:「アジアの“一等国”」 「台湾統治」認識で揺れる番組評価 NHKスペシャル:「アジアの“一等国”」 「台湾統治」認識で揺れる番組評価●国会では主張二分 ●慰安婦番組も批判 ●「世界史的再検証」 ■番組が批判されている主な点とNHKの見解■  日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャル(4月5日放送)の評価を巡る論議が政界に波及している。自民党議員が国会で番組内容を批判すれば、共産党の議員は良い番組だと述べ、評価は割れる。番組に関する訴訟も起きたが、NHKは「内容に問題はない」との姿勢を貫いている。【「JAPANデビュー」取材班】 ●国会では主張二分  国会で取り上げられたのは、鎖国を解き欧米列強に追いつこうとす...
  • 提訴:元拓殖大総長ら、NHKを 「スペシャルは捏造」
    http //mainichi.jp/enta/geinou/news/20090626ddm012040075000c.html 提訴:元拓殖大総長ら、NHKを 「スペシャルは捏造」  戦前の日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャルは事実を捏造(ねつぞう)し、偏向した放送法違反の内容だとして、小田村四郎・元拓殖大総長ら8389人が25日、NHKを相手に1人当たり1万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。  番組は今年4月5日に放送された「シリーズ・JAPANデビュー 第1回アジアの“一等国”」で、証言や史料から統治を検証する内容。  訴状で原告は「台湾総督府民生局長だった後藤新平が産業発展に貢献したにもかかわらず、弾圧差別の首謀者としてのみ描いている」と主張。併合直後に起きた台湾人による暴動と日本軍による鎮圧について「『日台戦争』と呼んでいるのは、弾圧の厳...
  • 台湾で広がる困惑 日本の植民地統治を批判 NHK番組
    朝日新聞9月16日朝刊「メディアタイムズ」 台湾で広がる困惑 日本の植民地統治を批判 NHK番組 台湾で広がる困惑 日本の植民地統治を批判 NHK番組登場の先住民族「説明なかった」 「日本の功罪五分五分」複雑な感情も NHK「誤った情報が流布残念」 日本が台湾を植民地統治した歴史について批判的に検証したNHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの 〝一等国〟」(4月5日放映)に対し、台湾で困惑や不満の声が広がっている。60年余りが過ぎても台湾での日本統治への評価や感情に複雑なものがあることをうかがわせている。(台北=野嶋剛) 登場の先住民族「説明なかった」 NHKは4月から長期企画「プロジェクトJAPAN」を始めた。近代日本が欧米に追いつこうとして孤立し、戦争に突入した歴史を描くシリーズ「JAPANデビュー」はその一環で、台湾部分はシリーズ第1回。日本統治下の差...
  • イルカ漁告発の米映画、アカデミー賞 「ザ・コーヴ」
    http //www.asahi.com/national/update/0308/TKY201003080166.html イルカ漁告発の米映画、アカデミー賞 「ザ・コーヴ」 2010年3月8日13時21分 「ザ・コーヴ」から 受賞当日、映画「ザ・コーヴ」の舞台となった入り江で撮影時について話す、関係者のハンス・ピーター・ロス氏=8日午後、和歌山県太地町、伊藤恵里奈撮影  【ロサンゼルス=堀内隆】第82回米アカデミー賞の授賞式が7日、ロサンゼルス・ハリウッドのコダックシアターであり、和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」(ルイ・シホヨス監督)が長編ドキュメンタリー賞を受賞した。  映画のタイトルは「入り江」を意味する。太地町でイルカ漁の現場に潜入、隠し撮りした。シホヨス監督は米国の団体「海洋保護協会」の代表を務め、映画...
  • 台湾日日新報「日英博の生蕃館」
    台湾日日新報「日英博の生蕃館」 目次 台湾日日新報「日英博の生蕃館」1.『蕃公』という言葉 2.NHKによる最初の紹介 3.台湾日日新報とは 4.筆者と時代背景 5.日英博覧会とその準備 6.日英博の生蕃館(上)6-1.▲衛生状態は佳良 6-2.▲もう台湾に帰りたい 6-3.▲生蕃館内の有様 6-4.▲蕃公の感じた事ども 6-5.▲英語が上手、ハイカラ蕃公 7.日英博の生蕃館(下)7-1.▲蕃公一代の光栄 7-2.▲蕃公の戀物語 7-3.▲倫敦で芽出度結婚式 7-4.▲見世物とされたは不感服 8.パイワン族出場者の帰台 解読お知恵拝借 1.『蕃公』という言葉 「記事」こそ歴史そのもの 2009年6月19日付けの永山英樹さんブログ http //mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-792.html に資料として「台湾日日...
  • 「李登輝友の会」の果し状
    「李登輝友の会」の果し状 公開討論会 これは、「日本李登輝友の会」がNHKに要求したそうですが、その理由とは・・・・ 質問状に対してNHKから回答をもらったが、  回答では番組の趣旨をいろいろ説明しているが、放送を見た結論として、反日的と思われる発言だけを取り上げた印象は拭えないが故に抗議声明を出したのであり、あのような内容では「歴史の事実を共有すること」は到底望めないのは自明の理である。 という理由だそうです。 『「歴史の事実を共有すること」は到底望めないのは自明の理である』ような相手に「公開討論会」を呼びかける、というのは一体どういう料簡なのでしょうか? これは、会がNHKに送った文面のママです(「日本李登輝友の会」webサイト参照)。このような『果し状』を送りつけては、満足な討論など望むべくもありませんね。 http //www.ritouki...
  • 第7章 日本統治時代――天子が代わった
    図説 台湾の歴史 第7章 日本統治時代――天子が代わった 1894年、甲午の年、清朝と日本の間で戦争が起こった。歴史にいう中日甲午戦争〔日清戦争〕である。それまで二十数年もの間、自強運動に傾注した中国は、この戦争で明治維新後の日本にいとも簡単に打ち破られてしまった。また、日本はひとたび戦って勝利するや否や、列強の仲間入りを果たしたのに対し、清国朝廷にすれぼ、アヘン戦争以来続く主権喪失という国辱の中でも、これはとりわけ重大な挫折であった。敗れた以上、和議を結ばざるを得ず、講和の代価は領土割譲と戦費賠償であった。 台湾、鄭成功がオランダ人の手中から奪い返し、「反清復明」基地としたこの辺境の小島は、1684年に清朝政府の領土に組み入れられた。そして乙未<いつび>の年(1895年)まで、清朝に隷属すること二百余年、漢人主体の多民族・多言語社会となっていた。それが中日の馬関〔下関〕談...
  • 『週刊新潮』4月23日号 抄録
    『週刊新潮』4月23日号 coffee氏による抄録 http //blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/39950709.html 歴史歪曲と「台湾人」も激怒した NHK「超偏向」番組 性懲りもなく、というべきか。史実を枉げ、日本の台湾統治を徹底的に貶めたNHKドキュメンタリーの「超偏向」ぶりに抗議が殺到している。日本の視聴者ばかりか出演した台湾人も激怒するこの番組、中国、台湾との外交関係にも影を落としそうなのだ。 (略) 4月5日に放送されたNHKスペシャルの「超偏向」ぶりに、識者や関係者、そして一般視聴者から怒濤の批判が沸き起こっている。 (略) この番組によれば、植民地を持つことで世界の“一等国”入りを目指した日本は、抵抗勢力を武力で押さえつけ、台湾の先住民族を博覧会に“展示”して統治の成功を世...
  • イルカ漁批判の映画が相次ぎ上映中止、唯一の映画館を緊急応援
    http //news.kanaloco.jp/localnews/article/1006100002/ イルカ漁批判の映画が相次ぎ上映中止、唯一の映画館を緊急応援 2010年6月10日  日本のイルカ漁を批判的に描いた米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映中止が相次いでいる。予定通り上映する見込みなのは首都圏で横浜の1館だけという事態に。9日には、こうした風潮を懸念するシンポジウムが都内で開かれ、「言論表現の自由は発表の場が確保されて成立する。(上映する)映画館を応援する」とする緊急アピールを発表した。  「ザ・コーヴ」は和歌山県太地町で伝統的に行われているイルカ漁を隠し撮りした映画。アカデミー賞(長編ドキュメンタリー賞)を受賞した。  配給会社アンプラグド(東京都目黒区)によると全国26館で上映を予定していたが、抗議電話や街宣活動があったため、...
  • 2 台湾の日本語教育の歴史的展開
    植民地支配と日本語 第一章 台湾における日本語普及政策 2 台湾の日本語教育の歴史的展開 台湾での日本の植民地政策はまず同化政策として現れる、とよく指摘されている。総督府の言語政策もそのなかに位置しており、植民地政策の重要な一環であった。ここで、まず学校教育を中心にその日本語普及政策の時代区分を概観しておこう。 第一段階は、一八九五年から一八九八年七月勅令一七八号の台湾公学校令発布までの期間である。このあいだに、芝山岩学堂と国語伝習所をはじめ、台北県立日本語学校、基隆学校・宜蘭国語会などの県、庁立の日本語学校が設立された。そのいずれも応急的な要素をもち、「施政上の便を謀る」ための性質が目立つ。 第二の段階は、台湾公学校令発布から一九一九年(大正八年)一月の台湾教育令公布までである。公学校令によれば、公学校は台湾人の子弟に「徳教ヲ施シ実学ヲ授ケ、以テ国民的性格ヲ養成...
  • 台湾の人口構成データ
    台湾の人口構成データ 昭和2年(1927年)データ (20)「本島人」とは通常台湾住民中の漢民族を指称す。対岸の福建広東地方より移住したるものにして、嘗ては原住者たる「生蕃人」に対して植民者たる地位に立ちしものである。我領台後は「内地人」が本島人及生蕃人に対して植民者たる地位にある。昭和二年末現在台湾の人口は約四百三十三万七千人にして、内本島人は約四百万九千人にして全体の九割二分余を占め、内地人は約二十万三千人、生蕃人約八万七千人、外国人約三万八千人である。 (矢内原忠雄全集2「帝国主義下の台湾」p217脚注) 1934年末現在のデータ 図1は、1934年末現在の台湾全島の総人口と住民構成比率である2)。台湾全島の総入口は 5,194,980人、そのうち漢民族が総人口の 90.0%(4,676,259人)を占め、次いで日本人 5.1%(262,964人)、原住民...
  • 【正論】伊原吉之助 台湾は世界安定の要衝である
    http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/270803/ 【正論】伊原吉之助 台湾は世界安定の要衝である 2009/06/26 10 02更新 195656_c185.jpg ≪中国による併呑への道?≫  台湾に親中政権が登場して1年経った。台湾に於(お)ける民主進歩党から中国国民党への政権交代は、現状維持から現状打破への方針転換を意味する。  台湾の命運を握る米国は台湾につれない。2003年12月、ワシントンを訪れた温家宝中国首相を前にブッシュ大統領は「台独(立)反対」「台湾海峡の現状を一方的に変えたがっている台湾の指導者に反対」と言明した。 記事本文の続き だが民進党と陳水扁総統は明かに現状維持勢力だった。民進党を「独立志向」と形容する日本の新聞は誤解を散布するもの。04年5月...
  • 台湾植民地年譜
    台湾植民地年譜 台湾年譜 毎日新聞社「決定版昭和史 別巻1 日本植民地史」1985 p202より 明:明治  大:大正  昭:昭和 明28・1895 4/17 日清講和条約調印。朝鮮の独立承認、遼東半島・台湾・澎湖列島の日本への割譲決定。   5/10 海軍大将樺山資紀(かぱやますけのり)台湾総督に就任。   5/25 台湾島民反乱。台湾巡撫の唐景崧(とうけいすう)を総統とし台湾民主国を宣言、29日日本軍台湾北部に上陸(6・7台北を占領、唐は中国へ逃亡)。   6/17 総督府始政式を挙行。   8/6 陸軍省、台湾総督府条例を定め軍政を実施。   10/19 台湾民主国の南部防衛の首領劉永福(りゆうえいふく)、厦門(アモイ)に逃走(21日日本軍台南無血占領)。 明29・1896 1/29 政府、台湾平定につき同島に居住往来する外国人民・船舶に現行条約を適用する旨宣言。...
  • 【資料】櫻井よしこ氏と金美齢氏の激、柯徳三氏の義憤
    【資料】櫻井よしこ氏と金美齢氏の激、柯徳三氏の義憤 【資料】櫻井よしこ氏と金美齢氏の激、柯徳三氏の義憤櫻井よしこ氏の激 金美齢氏の激 柯徳三氏の義憤 櫻井よしこ氏の激 2009年4月8日 文京シビックホール http //www.youtube.com/watch?v=8aMHMTTjx9E 3 46より 人は何によって物事にたいしての判断を下すか、情報によって下すわけです。その情報が、人間のすることですから多少間違っていたりすることもないとは言い切れないのですけど、伝える側としては全力をつくしてバランスのとれた情報を伝えるように、間違っても捏造したり歪曲したりしたような情報を伝えないようにしなくてはならないわけですけども- font(#0a0){(※1)}、しかし日本のメディアを観察しておりますと、私は、バランスが極めて欠けているというふうに往々にして感じることがご...
  • 台湾統治五十年の歴史
    毎日新聞社「決定版昭和史 別巻1 日本植民地史」1985 p198 台湾統治五十年の歴史 衛藤俊彦 台湾統治五十年の歴史統治の理念 皇民化運動 歴代総督の事績●第一代 樺山資紀 (水野遵(じゅん)) ●第二代 桂太郎 (水野遵) ●第三代 乃木希典(まれすけ) (曽根静夫) ●第四代 児玉源太郎 (後藤新平) ●第五代 佐久間左馬太 (祝辰巳(いわいたつみ)) ●第六代 安東貞美(あんどうさだよし) (内田嘉吉(かきち)) ●第七代 明石元二郎 (下村宏) ●第八代 田健治郎(でんけんじろう) (賀来佐賀太郎(かくさがたろう)) ●第九代 内田嘉吉 (賀来佐賀太郎) ●第十代 伊沢多喜男 (後藤文夫) ●第十一代 上山満之進 (後藤文夫) ●第十二代 川村竹治 (河原田稼吉(かきち)) ●第十三代 石塚英蔵 (人見次郎) ●第十四代 太田政弘 (高橋守雄、木下信) ●第十五代 ...
  • 3 伊沢修二の政策構想と理念
    植民地支配と日本語 第一章 台湾における日本語普及政策 3 伊沢修二の政策構想と理念 伊沢により開拓された台湾での日本語普及事業は、台湾総督府の強力な統治のもとで行われた。一八九五年三月に公布された法律六三号、いわゆる「六三法」により、台湾総督は法律と同じ効力をもつ律令を制定施行する権限を有していた。司法官をも勝手に任免できたから、「台湾皇帝」と呼ばれるくらいであった。六三法は制定された当時から、憲法違反であるとして日本国内から批判され、たびたび廃止が叫ばれていたが、延長を重ねていた。しかし、一九二一年(大正一〇年)「法律三号」において総督の律令制定権が制限され、基調として「内地延長主義」の政策が行われるようになった。「法律三号」によって、「憲法に違反せざる限り、台湾に対しては同化政策以外施策を行ない得な」かったのである。 「国民精神の涵養」と「国語の普及」が同化政策の基...
  • チャンネル桜全面広告2009.5.18
    チャンネル桜全面広告2009.5.18 チャンネル桜全面広告2009.5.18画像 読み取り ポイント もしかして 画像 産経新聞 平成21年(2009年5月18日) 13面[全面広告] 12版 クリックして拡大 左上拡大 右上拡大 左下拡大 右下拡大 読み取り 日本文化チャンネル桜二千人委員会(平成21年5月12日現在) 全面広告 (氏名一覧:約1500名) NHKは日台友好関係を破壊するのか? 柯徳三(とくぞう)さんの言葉 「私はHさん(NHKディレクター)に言うたんだ。あんた、中共の息がかかっているだろう。(中略)NHKは、北京に呼ばれてチヤホヤとされて貢物もって行ったんだろう。そう言ったんだ。」 (NHKスペシャル「JAPANデビュー」第1回「アジアの一等国」の台湾人出演者) ...
  • K氏への回答メール
    K氏への回答メール 掲載:http //www.melma.com/backnumber_100557_4452619/ 質問の文面は不明。 K氏への回答メール<第一回目の回答> <第二回目の回答> 日清戦争―秘蔵写真が明かす真実 (単行本) 東アジア国際政治史 (単行本) <第一回目の回答> ____様 いつもNHKの番組やニュースをご覧いただき、ありがとうございます。 お問い合わせの件についてご連絡いたします。 4月5日(日)放送「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー・・・・」をご覧いただき、ありがとうございます。 番組は、「台湾の人びとは親日的」という捉えかたを否定していません。 そうした捉え方があることを前提として、日本の植民地支配を実際に体験した台湾の人々が当時どのような感じ、どのように生きたのか、という実態を明らか...
  • 「客観的判断」とNHK 怒り収まらぬ台湾の人々
    http //sankei.jp.msn.com/economy/business/091006/biz0910060133004-n1.htm 「客観的判断」とNHK 怒り収まらぬ台湾の人々 2009.10.6 01 32 (1/2ページ)  NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」の番組内容に偏向・歪曲(わいきょく)があったと批判が相次いでいる問題は、国内だけでなく台湾人社会でも批判が広がっている。彼らは何に怒り、なぜ怒りが収まらないのか。  番組への批判は台湾要人からも相次いでいる。  「制作者に問題がある。NHK全体の問題か、制作者本人の曲がった考えに根ざすのか。いずれにしても彼らの手にかかると曲解された形で放送されてしまう。報道に携わる人間のあるべき態度ではない」  訪日した台湾の李登輝元総統は離日直前の9月9...
  • 「光復、すなわち光が台湾に戻ってきた」
    図説 台湾の歴史 [戦後篇] ポストコロニアルの泥沼 はじめに 「光復、すなわち光が台湾に戻ってきた!」 これが、1945年8月15日、天皇の玉音放送後、直ちに台湾に遍(あまね)く行き渡った新しい事態と状況についての共通の認識であった。「光復」というのは古くからの言葉で、固有のものを回復すること、とりわけ失われた国土の回復を指し、漢文の基礎知識を持つ台湾人からすれぼ一目瞭然、台湾が祖国〔中国〕に復帰したことを意味したのである。しかしながら長く日本教育を受けた若い世代の台湾人は、大多数が漢文を理解できず、「光復」という概念が脳裏になかった。そこで彼らは、世間で鳴り響いている「光復」は、すなわち「降伏」を意味すると勝手に解釈していたのである(「光復」の日本語読みは、kofukuである。「降伏」も同音で、つまり日本の敗北・投降ということになる)。確かに日本は降伏した。しかし、その時す...
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