15年戦争資料 @wiki内検索 / 「証人尋問:梅澤 裕さん」で検索した結果

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  • 証人尋問:梅澤 裕さん
    証人尋問:梅澤 裕さん http //www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/news.htmlより 11月9日の本人尋問詳報 本文は、複数の傍聴メモを元に再現したものです。 他の新聞の尋問要旨等を読み深めるためにご活用いただきたいと作成いたしました。 そのため、尋問の細かな表現まですべて再現しているとは言えませんが、できるだけ問答については省かずに掲載しました。 《午前10時半過ぎに開廷。冒頭、座間味島の守備隊長だった梅澤裕さん(90)と、渡嘉敷島の守備隊長だった故赤松嘉次さんの弟の秀一さん(74)の原告2人が並んで宣誓。午前中は梅澤さんに対する本人尋問が行われた》  原告側代理人(以下「原」)「経歴を確認します。陸軍士官学校卒業後、従軍したのか」  梅澤「はい」  原「所属していた海上挺身隊第1戦隊の任務は、敵...
  • 証人尋問:赤松秀一さん
    証人尋問:赤松秀一さん http //www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/news.htmlより 11月9日の本人尋問詳報 本文は、複数の傍聴メモを元に再現したものです。 他の新聞の尋問要旨等を読み深めるためにご活用いただきたいと作成いたしました。 そのため、尋問の細かな表現まですべて再現しているとは言えませんが、できるだけ問答については省かずに掲載しました。 《午後1時半に審理を再開。当事者席に大江健三郎が座ると、傍聴席の画家らがいっせいに法廷スケッチの似顔絵を書き始めた。まず、渡嘉敷島の守備隊長だった故赤松嘉次の弟の秀一さん(74)への本人尋問が行われた》 原告側代理人(以下「原」)「あなたは赤松隊長の弟さんですね」 赤松「そうです。兄とは年が13歳も離れているので、常時、顔を合わせるようになったのは戦後になってから...
  • 原告支援の会傍聴報告2007年07月28日
    http //blog.zaq.ne.jp/osjes/article/34/ 第1回証人尋問 平成17年7月27日(金)の沖縄集団自決冤罪訴訟第10回口頭弁論・第1回証人尋問は、 午前9時45分、朝から夏の暑い日差しが照りつける中、これまで最大の220名の人々が、記者席に多くとられたため、69席しかない傍聴席を獲得するため大阪地裁前に並びました。並んだ人数は全体で220程度、そのうち相手側が130,当方90位だと思います。 被告側の動員数が勝り、せっかく並んでいただいたのに、法廷に入れなかった方が当方で相当数出ました。 また、集合時間最終ぎりぎりを 午前9時50分集合としていたため、抽選券に間に合わない方もあり、申し訳ありませんでした。最終当方の動員数100名を超えていました。    10:00-00:00 皆本義博氏 証人尋問    13:30-14:25...
  • 沖縄集団自決訴訟第1審
    今日の訪問者 - 沖縄集団自決訴訟第1審 平成17年(ワ)第7696号 出版停止等請求事件   平成20年3月28日判決言渡  口頭弁論終結日 平成19年12月21日 原 告  梅澤  裕 外1名 被 告  大江健三郎 外1名 Index 沖縄集団自決訴訟第1審第一審判決 大江氏論考 裁判経過 関連 第一審判決 読める判決「集団自決」新着! 新着!★集団自決訴訟 元守備隊長らの請求を棄却 新着!★3・28大阪地裁判決内容 新着!★大阪地裁判決後の記者会見 新着!★大阪地裁判決に対する各紙論評など 大江氏論考 人間をおとしめるとはどういうことか 裁判経過 原告側訴状2005年8月5日 原告弁護団意見陳述書2005年10月28日 第1回口頭弁論 原告梅澤裕意見陳述書2005年10月28日 第1回口頭弁論 原...
  • 【琉球新報】岩波・大江裁判 訴訟後の動き
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-137674-storytopic-101.html 岩波・大江裁判 訴訟後の動き 2008年10月30日 2005.8.05 座間味島の元戦隊長、梅澤裕氏ら2人が大阪地裁に提訴 2007.3.30 文科省が「集団自決」に関する記述で、軍命の修正を求める検定意見を付ける。訴訟が根拠の一つとされる 4.11 銭谷眞美文科省初等中等教育局長は座間味・渡嘉敷島の集団自決について、「日本軍の隊長が住民に対し自決命令を出したとするのが通説だった」と発言。24日には布村幸彦文科省大臣官房審議官も同様の発言 7.27 初の証人尋問があり原告側は元中隊長が隊長命令を否定。被告側は「母の遺したもの」の著者、宮城晴美さんが軍関与を指摘 9.10 渡嘉敷島の「集団自決」の当事者・金城重明さんが出張法廷で証人尋問を受...
  • 沖縄戦集団自決訴訟で陳述-大阪地裁
    沖縄戦集団自決訴訟で陳述-大阪地裁 原告・梅澤氏「命令出してない」 被告・大江氏「訂正の必要ない」  沖縄戦で起きた住民の集団自決をめぐり、軍命令で強制したとの虚偽の記述で名誉を傷つけられたとして、守備隊長だった元陸軍少佐らがノーベル賞作家の大江健三郎氏と発行元「岩波書店」(東京都千代田区)を相手に、出版差し止めや損害賠償などを求めた訴訟の口頭弁論が九日、大阪地裁(深見敏正裁判長)で開かれた。原告の梅澤裕さん(90)は、「自決命令は出していない」と強く隊長命令を否定。一方、被告の大江氏は、「記述は訂正する必要はないと考える」と反論した。 【写真】本人尋問後の集会に出席した原告の梅澤裕さん(右)と赤松秀一さん(左)=9日午後、大阪市内  梅澤さんは「自決命令は出していない。私は住民に死んではいけないと言った」「死んだのは気の毒。だが責任はない」と陳述し、...
  • 元戦隊長発言転換/「自決」指示は県 強調
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200711101300_02.html 2007年11月10日(土) 朝刊 26・27面 元戦隊長発言転換/「自決」指示は県 強調  【大阪】「『集団自決』を指示したのは、軍でなく県だ」―。九日、大阪地裁で開かれた「集団自決」訴訟の本人尋問。沖縄戦時に座間味島で指揮を執った元戦隊長の梅澤裕さんは、閉廷後の記者会見で持論を展開した。尋問では「集団自決(強制集団死)」への日本軍の責任を「ありません」と明言した後、「関係ないとは言えない」と軌道修正する迷走ぶり。日本軍の責任を県に押し付ける責任転嫁の手法に、被告側支援者は「あきれてものが言えない」と言葉を失った。  約二年三カ月に及ぶ訴訟はこの日、本人尋問で大詰めを迎えた。静まり返る二〇二号法廷。よわい九十の“元軍人”は背筋をぴんと伸ばして着席した。  ...
  • 元隊長、関与を否定/命令は「那覇から」
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200711091700_02.html 2007年11月9日(金) 夕刊 6・7面 元隊長、関与を否定/命令は「那覇から」  沖縄戦時、渡嘉敷、座間味両村で起きた「集団自決(強制集団死)」に対する戦隊長命令をめぐり、「沖縄ノート」の著者で作家の大江健三郎さん(72)や発行元の岩波書店を相手に大阪地裁に起こされた「集団自決」訴訟は九日、原告の座間味島・海上挺進第一戦隊の元隊長、梅澤裕さん(90)や大江さんらへの本人尋問でヤマ場を迎えた。  「集団自決」教科書検定問題の原因ともなった訴訟に注目は高まり、原告、被告双方の多くの支援者らが見守る中、緊迫した尋問が始まった。  静かな緊張感が漂う法廷で、十時半すぎ、本人尋問が始まった。梅澤さんと、渡嘉敷島・海上挺進第三戦隊の元戦隊長・故赤松嘉次さんの弟、赤...
  • 大江氏「軍命」主張/「集団自決」訴訟
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200711101300_01.html 2007年11月10日(土) 朝刊 1・26面 大江氏「軍命」主張/「集団自決」訴訟  【大阪】沖縄戦時に慶良間諸島で相次いだ住民の「集団自決(強制集団死)」をめぐり、大江健三郎氏の「沖縄ノート」などの書籍に住民に自決を命じたと記され、名誉を傷つけられているとして、島に駐屯していた部隊の元戦隊長らが大江氏と著作発行元の岩波書店に、出版の差し止めなどを求めている訴訟の本人尋問が九日、大阪地裁(深見敏正裁判長)であった。午後から大江氏が出廷。「集団自決」について「軍による命令と考えている」と語った。  「沖縄ノート」の記述などをめぐって原告と被告双方の質問に約一時間ずつ答えた。  大江氏は「集団自決」について「太平洋戦争下の日本軍、現地の第三二軍、島の守備隊を...
  • 宮城晴美氏 証人尋問2007年07月27日
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200707281300_01.html 宮城晴美さん/自決命令明らか  座間味島での「集団自決」は日本軍の命令で起こった。当時、駐屯していた海上挺進第三戦隊の最高指揮官は戦隊長で、住民にとって天皇に匹敵する存在だった。絶対的な責任がある。  私は著書などで母・宮城初枝の証言を基に、戦隊長からの命令は無かったと書いてきた。  しかし、六月二十四日に座間味村の宮平春子さんに会い、兄で兵事主任だった宮里盛秀助役(当時)が「軍からの命令で敵が上陸してきたら玉砕するように言われている」と述べていたと聞いた。決定的な証言だ。  当時、村の行政は完全に戦隊長の傘下に入り、戦隊長から村長や兵事主任に命令が伝わっていた。また、軍官民共生共死の一体化方針などもあり、住民は誰もが「集団自決」が戦隊長か...
  • 皆本義博氏 証人尋問2007年07月27日
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200707271700_01.html 沖縄タイムズ 2007年7月27日(金) 夕刊 1面 軍命有無めぐり主張/「集団自決」訴訟証人尋問  沖縄戦時に慶良間列島で相次いだ住民の「集団自決(強制集団死)」をめぐり、旧日本軍の戦隊長らが命令は出していないと主張している訴訟の証人尋問が二十七日午前、大阪地裁(深見敏正裁判長)で始まった。原告・戦隊長側の証人として、渡嘉敷島駐屯の海上挺進第三戦隊の中隊長だった皆本義博氏(85)が証言。皆本氏は「赤松(嘉次)隊長とは密接に連絡を取り合っていたが、住民に自決命令を出したという話はまったく聞いていない」などと語った。  一方で皆本氏は被告側の反対尋問で「(『集団自決』があった)三月二十八日までの三日間の赤松隊長の動向は知らない」とも述べた。  皆本氏は、手榴...
  • 第3回証人尋問の本土紙報
    第3回証人尋問の本土紙報 MSN産経2007.11.9 12 18 毅然とした態度で無実訴え 梅沢元守備隊長 MSN産経2007.11.9 23 08 大江氏言葉に詰まる場面も 沖縄集団自決訴訟 (1/2ページ) 共同通信配信 大江さんの証言要旨 大阪地裁 日経ネット関西版2007/11/10配信 集団自決『軍の命令』で応酬、大阪地裁の出版差し止め訴訟で陳述──大江氏『軍の命令あった』、元隊長『村人を諭し止めた』 東京新聞 大江氏『集団自決は軍命』 著書訴訟異例の証言 訂正の必要性否定 世界日報 沖縄戦集団自決訴訟で陳述-大阪地裁 中日新聞 「集団自決は軍命令」 大江健三郎さん証言 大阪地裁著書訴訟 スポニチ 大江氏が出廷「集団自決は軍の命令」
  • 岩波訴訟・本人尋問 梅澤氏、自決命令を否定
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-28810-storytopic-1.html 2007年11月10日 [土] 岩波訴訟・本人尋問 梅澤氏、自決命令を否定  沖縄戦中、渡嘉敷・座間味両島で起きた「集団自決」(強制集団死)をめぐり、日本軍の隊長命令で住民が自決に追い込まれたとする書籍の記述は誤りで名誉を傷つけられたとして、元戦隊長らが岩波書店と「沖縄ノート」の著者で作家の大江健三郎氏(72)を相手に出版差し止めなどを求めた訴訟で、9日午前、大阪地裁(深見敏正裁判長)で原告の本人尋問が始まった。  当時、座間味島に駐留した海上挺進(ていしん)第一戦隊の戦隊長だった原告の梅澤裕氏(90)が出廷。「(自決命令は)絶対に出していない。(住民に対し)死んではいけないと言っており責任はない」「弾薬も渡していない」として自決命...
  • 軍隊は住民を守らない・今、なぜ沖縄戦の事実を歪曲するのか 2007/09/17
    http //www.news.janjan.jp/living/0709/0709162400/1.php 軍隊は住民を守らない・今、なぜ沖縄戦の事実を歪曲するのか 2007/09/17 山口剛史さん(左)と岡本厚さん(右)筆者撮影  9月11日(火)午後7時より練馬区立勤労福祉会館で「『今、なぜ沖縄戦の事実を歪曲するのか』-歴史教科書の〈集団自決〉検定修正をめぐって」と題し、緊急集会が開催されました。講師は、山口剛史さん(「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」事務局長・琉球大学准教授と岡本厚さん(岩波書店)です。主催は「沖縄戦教科書検定問題を考える9.11集会」実行委員会。  約15分間のビデオ上映(「命どぅ宝の島から―証言でつづる沖縄戦の真実―第1章「強制的集団死」)のあと、山口剛史さんが「沖縄戦集団死・『集団自決』歪曲と県民の運動...
  • (原)イ 皆本証人の証言について
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-118 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(5) 知念証人・皆本証人・控訴人梅澤・赤松大尉の供述等について (原)イ 皆本証人の証言について (判決本文p228~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (原)イ 皆本証人の証言について(ア)(赤松大尉の言動を把握できる立場にいなかった)* (イ)(手榴弾に関し証言の齟齬)* (ウ)(まとめ)* (ア)(赤松大尉の言動を把握できる...
  • 原告・梅澤裕に対する証人尋問(iza版)
    産経新聞の法廷内録音(or速記?)2007年11月9日 原告・梅澤裕に対する証人尋問(iza版) 【注意】これは、資料保存です。この記録が、"詳報"なのか、詳しい"抄録"であるのか、"要約"であるのか、原告支援団との提携によってWEBリリースしたものか、はたまた、産経新聞社の責任で為された報道記事なのか、その性格は全く不明です。記述詳細の真偽につきましては、公判記録などとの照合を待たねばなりません。引用される方は、『産経またはizaの評価未定の典拠』であることを、必ずクレジットすることをお勧めします。 (iza見出し) 【沖縄集団自決訴訟の詳報(1)】梅沢さん「とんでもないことを言うな」と拒絶 http //sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl07110915...
  • 論争点(某ブログにて)本文
    http //d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071114/godoku#c 論争点(某ブログにて)本文 lonelonebird氏のブログ「愛・蔵太のすこししらべて書く日記」のエントリーをそっくりそのまま3つに分けて転載します。その理由は、 このエントリーが、私のブログのテーマを料理の格好の材料として始まっていること ブログ主のヤンワリ揶揄に対して私がヤンワリ反論していること 議論はブログ主や私から離れてかなり本質的な議論へと発展していること にもかかわらず、容量のモンダイから削除されるかもしれないこと。 論点整理には貴重な素材であること よってここに保存します。(ni0615) 魚拓:http //s02.megalodon.jp/2007-1203-1009-09/d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071114/god...
  • 原告・赤松秀一に対する証人尋問(iza版)
    産経新聞の法廷内録音(or速記?)2007年11月9日 原告・赤松秀一に対する証人尋問(iza版) 【注意】これは、資料保存です。この記録が、"詳報"なのか、詳しい"抄録"であるのか、"要約"であるのか、原告支援団との提携によってWEBリリースしたものか、はたまた、産経新聞社の責任で為された報道記事なのか、その性格は全く不明です。記述詳細の真偽につきましては、公判記録などとの照合を待たねばなりません。引用される方は、『産経またはizaの評価未定の典拠』であることを、必ずクレジットすることをお勧めします。 (izaタイトル) 【沖縄集団自決訴訟の詳報(3)】赤松さん「タブーのような状態だった」11/09 20 07更新 http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/t...
  • a 原告梅澤の陳述書等(ha)
    通068 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(2) 集団自決に関する文献等 ア 座間味島について(イ)(梅澤命令説を否定等する文献) a 原告梅澤の陳述書等(ha) 原告梅澤の陳途書には, 「問題の日はその3月25日です。夜10時頃,戦備に忙殺されて居た本部壕へ村の幹部が5名来訪して来ました。助役の宮里盛秀,収入役の宮平正次郎,校長の玉城政助,吏員の宮平恵達,女子青年団長の宮平初枝(後に宮城姓)の各氏です。その時の彼らの言葉は今でも忘れることが出来ません。『いよいよ最後の時が来ました。お別れの挨拶を申し上げます。』『老幼女子は,予ての決心の通り,軍の足手纏いにならぬ様,又食糧を残す為自決します。』『就きましては一思いに死ねる様,村...
  • 朝日 軍関与を司法明言 元隊長、悔しい表情 沖縄ノート判決
    http //www.asahi.com/national/update/0328/OSK200803280051.html 軍関与を司法明言 元隊長、悔しい表情 沖縄ノート判決 2008年03月28日13時16分  集団自決は、旧日本軍が深く関与した――。岩波新書「沖縄ノート」などの記述をめぐる28日の大阪地裁判決は、沖縄・渡嘉敷島の島民らの悲惨な集団自決の背景に軍の存在があったことを明確に認めた。体験を語り継いできた島民らは安堵(あんど)の表情を浮かべ、「歴史の改ざん」を許さなかった判決を評価した。「国民に死を命じるわけがない」と主張してきた元戦隊長らは原告席で、訴えを退けた裁判長を凝視した。 判決を受け会見する大江健三郎さん(右)=28日午前11時5分、大阪市北区で      ◇  「軍と国の教育を背景に軍の強制があり、悲劇が引き...
  • 第3 座間味島における隊長命令の不在(5)
    第3 座間味島における隊長命令の不在(5) (※<藤色>部分は、曽野綾子の論拠借用と著書引用) 第3 座間味島における隊長命令の不在(5)6 座間味島住民の証言について(1)はじめに (2)『沖縄県史第10巻』(乙9) (3)『沖縄県史第10巻』(乙9) (4)『生き残った沖縄県民100人の証言』(甲B21) (5)『潮だまりの魚たち』(甲B59) (6)まとめ 7 梅澤部隊の行為の総体(1)住民証言にみる梅澤部隊の行為 (2)住民に手榴弾を渡したり万一の場面の自決を示唆したりした兵士の言動 (3)小括 8 まとめ 6 座間味島住民の証言について (1)はじめに  新証拠として被告から提出された住民の証言に比して、これまで『沖縄県史第10巻』(乙9)、『座間味村史』下巻(乙10)、「潮」の『生き残った沖縄県民100人の証言』(甲B21)、『潮だまりの魚たち』(甲B59)...
  • a 控訴人梅澤の陳述書等(2ha)
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-069 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(2) 集団自決に関する文献等 ア 座間味島について(イ)(梅澤命令説を否定等する文献)   梅澤命令説について否定し, 又はその存在の推認を妨げる文献等としては, 以下に記載するものがあげられる。 a 控訴人梅澤の陳述書等(2ha) (判決本文p158~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。   控訴人梅澤の陳途書には, 「...
  • 第4・5(5)イ 皆本証人の証言について
    通108 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(5) 知念証人及び皆本証人の各証言等日本軍関係者の供述、体験談について 第4・5(5)イ 皆本証人の証言について 第4・5(5)イ 皆本証人の証言について(ア)(赤松大尉の言動を把握できる立場にいなかった)* (イ)(手榴弾に関し証言の齟齬)* (ウ)(まとめ)* (ア)(赤松大尉の言動を把握できる立場にいなかった)* 証拠(甲B66)によれば,皆本証人は,海上挺進戦隊第三戦隊の第三中隊長であった者であると認められる。そして,証拠(甲B66及ぴ皆本証人)によれば,皆本証人は,陳述書(甲B66)あるいはその証人尋問において,昭和20年3月27日,赤松大尉から部隊の後退の援護を命ぜら...
  • 大江・岩波沖縄戦裁判 本人尋問の報告
    http //www.news.janjan.jp/area/0711/0711165745/1.php 大江・岩波沖縄戦裁判 本人尋問の報告 2007/11/17  11月14日、午後6時30分から、岩波セミナールームで、「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」主催の連続講座第4回が行われました。セミナールームのある岩波書店のビルの前には、パネルを広げ、ハンドマイクを使って大声で大江さんを攻撃している人たちがいて、警備員がおおぜい出て、ものものしい雰囲気でした。岩波セミナールームには何度も来ていますが、警備員がいたのは初めてでした。  大江・岩波沖縄戦裁判とは、沖縄の「集団自決」(強制集団死)をめぐって、当時の日本軍の隊長の軍命があったとの記述により名誉を傷つけられたとして、元隊長らが著者の大江健三郎さんと出版社の岩波書店を相手に出版差し止めなどを求め...
  • 大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告
    大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告 2007/11/18 http //www.news.janjan.jp/living/0711/0711155669/1.php (宮内秀忠) 大江・岩波沖縄戦裁判報告と日本史教科書訂正申請の経緯報告 2007/11/18本人尋問 (「――」以下は筆者の注、感想)原告[梅澤証言] 原告[赤松証言] 被告[大江証言] 日本史教科書執筆者からの訂正までの経緯報告 7日に出された声明沖縄戦検定にかかわる訂正申請提出にあたっての声明 筆者はどう思っているのか  大江・岩波沖縄戦名誉毀損裁判の本人尋問(9日)の報告会と、日本史教科書執筆者による訂正申請の経過報告・決意表明が14日、東京の岩波セミナールームでありました。大江・岩波裁判の報告には、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」事務局長の小牧薫さんが、わざわざ大...
  • 11.9沖縄戦裁判本人尋問報告集会の弁護団報告
    http //www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/news.html 11.9沖縄戦裁判本人尋問報告集会の弁護団報告 『梅澤・大江氏は何を語ったか』 『梅澤・大江氏は何を語ったか』梅澤さん、赤松さんの反対尋問から報告します。 大江さんの尋問 近藤卓史弁護士 梅澤さん、赤松さんの反対尋問から報告します。  梅澤さん本人が、この法廷で、「私が直接命令を出した」と言うわけがないので、当然主尋問ではこの点を否定しました。では、反対尋問ではどうだったのか、注目すべき点をあげましょう。 座間味島住民に、「日本兵から手榴弾を渡され、いざとなったら自決せよと言われていた」という証言は元々ある。さらに教科書問題以降、座間味島住民でそれを裏付ける証言をされた人もいる。梅澤さん本人は、(宮城)初枝がそういうふうに自決しなさいと言われてたという事実は知って...
  • (原)オ(宮村幸延「証言」について)
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-103 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(3) 援護法の適用問題について オ(宮村幸延「証言」について)* (判決本文p194~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 オ(宮村幸延「証言」について)*(ア)(「証言」の記述)* (イ)(経緯から真意かどうかの疑問)* (ウ)(証言間で異なる梅澤証言は措信しがたい)* (エ)(梅澤は作成経緯を隠している)* (オ)(宮村幸延はなぜ作成に...
  • 【世界日報】沖縄戦集団自決訴訟「軍人に名誉はないのか」「表現の自由」偏重に不満相次ぐ
    http //www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/081101-5.html 平成20年11月1日 【世界日報】沖縄戦集団自決訴訟「軍人に名誉はないのか」「表現の自由」偏重に不満相次ぐ  原告の請求を棄却する――。大阪高裁は座間味島の元隊長、梅澤裕さん(91)と、渡嘉敷島隊長だった元大尉(故人)の弟、赤松秀一さん(75)の訴えを再び退けた。「信じられない、こんなことがあるんですか。まるで夢を見ているようだ」と悔しさをにじませる赤松さん。憮然とした表情を見せた梅澤さんだったが、支援者の集会では「一致団結して、最高裁で闘いましょう」と呼び掛けた。 支援者を前にあいさつする原告の一人、梅澤裕さん=31日午後、大阪市内  判決では、歴史的な著作について「新しい資料の出現によりある記述の真実性が揺らいだからといって、直ちにそれだけで、当該...
  • 第4・5(4)イ 「母の遺したもの」について
    通100 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(4) 集団自決に関する文献等の評価について 第4・5(4)イ 「母の遺したもの」について 第4・5(4)イ 「母の遺したもの」について(ア)(「母の遺したもの」による隊長会見場面)* (イ)(梅澤陳述書による隊長会見場面)* (ウ)(初枝は、直接集団自決命令の有無を語る立場ではなかった)* (エ)(前手記記述は否定したが梅澤命令説を否定したとまでいえない)* (ア)(「母の遺したもの」による隊長会見場面)* 「母の遺したもの」(甲B5)には,その第一部に初枝の手記である「血ぬられた座間味島」が収録されているところ,そこには,初枝が昭和20年3月25日に盛秀助役らと原告梅澤に会いに行っ...
  • 準備書面(3)3/3
    http //okinawasen.web5.jp/html/kousai/2_syomen_03.html 被控訴人準備書面(3)3/3 準備書面(3)1/3 準備書面(3)2/3 被控訴人準備書面(3)3/3第3 同第3(真実相当性に関する事実認定上の問題点)について7 同7(集団自決にかかる証拠評価の誤り(その3)―渡嘉敷島―)(84頁)について(1)同(1)(『ある神話の背景』に対する原判決の評価)についてア 同ア(曽野は〈赤松命令説〉を否定するのか)について イ 同イ(『ある神話の背景』の住民の供述は詳細でないのか)について ウ 同ウ(曽野の取材には偏りがあるのか)について エ 同エ(大城将保の『ある神話の背景』に対する評価の変遷)について オ 同オ(命令の伝達経路の不明確)について カ 同カ(古波蔵蓉子のエピソードが物語る《赤松命令説》の不存在)について (2)同(2)...
  • (原)第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等
    目次 戻る 通2-032 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第2 事案の概要等 第2の3 前提事実及び争点 【原判決の引用】 (原)第3 争点及びこれに対する当事者の主張 (原)4 争点4(真実性の有無)について (2)控訴人らの主張 第3・4(2)ウ 座間味島について (原)第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等 (判決本文p68~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (原)第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等a 控訴人梅澤の陳述書等 b 昭和60年7月30日付け神戸新聞(甲B9) c 大城将保の見解(a) (沖縄史料編集所紀要における記述)* (...
  • 第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等
    通034 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第3 争点及びこれに対する当事者の主張 第3・4 争点4(真実性の有無)について 第3・4(2)原告らの主張 第3・4(2)ウ 座間味島について 第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等 第3・4(2)ウ(ウ) 自決命令を否定する文献,見解等a 原告梅澤の陳述書等 b 昭和60年7月30日付け神戸新聞(甲B9) c 大城将保の見解(a) (沖縄史料編集所紀要における記述)* (b) (大城本人の記述や証言であること)* d 宮村幸延の「証言」(a) (親書の手交)* (b) (原告梅澤が語る経緯)* e 「母の遺したもの」(甲B5) f 住民の手記(a) (沖縄県史第10巻より)* (b) (被告らの手記引用について)* a 原告梅澤の陳述書等 原告梅澤の陳述...
  • 控訴人:控訴理由要旨
    控訴理由の要旨(口頭陳述) 第1回口頭弁論から5日もたった6月30日、原告支援サイトからようやく発表されました。文章の訂正にとまどったのでしょうか?  13時58分、テレビカメラの2分間の撮影が行われ、14時ちょうどに口頭弁論が始まった。原告側が期日に遅れて提出した「控訴理由書」に対し数日前に訂正書が出されたのに、それでもなお、小田耕治裁判長は誤りと思われる箇所を複数指摘し、原告側代理人の準備のずさんさが浮き彫りとなった。 http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/1336.html なお機種依存文字による文字化け□ は、原サイトhttp //blog.zaq.ne.jp/osjes/article/51/ によるもので、おそらく丸つき数字と思われますが、そのママにしてあります。 控訴理由書要旨 徳永弁護...
  • 【NHK】沖縄集団自決訴訟 2審も棄却
    http //www.nhk.or.jp/news/k10015107661000.html 沖縄集団自決訴訟 2審も棄却 10月31日 23時34分 沖縄戦について記述した作家の大江健三郎さんの本などをめぐって、当時の日本軍の守備隊長らが「集団自決を命じたかのように書かれ名誉を傷つけられた」と訴えた裁判で、2審の大阪高等裁判所は「命令の真実性が揺らいだといえるが、真実でないと明白になったとまではいえない」として1審と同じく訴えを退けました。 この裁判は、作家の大江健三郎さんが書いた「沖縄ノート」などをめぐって、太平洋戦争末期に沖縄の座間味島の守備隊長だった梅澤裕さん(91)と渡嘉敷島の守備隊長の弟の赤松秀一さん(75)が「集団自決を命じたかのように書かれ、名誉を傷つけられた」として、大江さんと出版元の岩波書店に、出版の中止と損害賠償などを求めたものです。ことし3月...
  • 被告・大江健三郎に対する証人尋問(iza版)
    産経新聞の法廷内録音(or速記?)2007年11月9日 被告・大江健三郎に対する証人尋問(iza版) 【注意】これは、資料保存です。この記録が、"詳報"なのか、詳しい"抄録"であるのか、"要約"であるのか、原告支援団との提携によってWEBリリースしたものか、はたまた、産経新聞社の責任で為された報道記事なのか、その性格は全く不明です。記述詳細の真偽につきましては、公判記録などとの照合を待たねばなりません。引用される方は、『産経またはizaの評価未定の典拠』であることを、必ずクレジットすることをお勧めします。 (izaタイトル) 【沖縄集団自決訴訟の詳報(4)】大江氏「日本軍の命令だ」 11/09 21 45更新 http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial...
  • (原)イ 母の遺したものについて
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-109 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(4) 集団自決に関する文献等の評価について (原)イ 母の遺したものについて (判決本文p208~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (原)イ 母の遺したものについて(ア)(「母の遺したもの」による隊長会見場面)* (イ)(梅澤陳述書による隊長会見場面)* (イ―2)(梅澤陳述と「母の遺したもの」, どちらが信用できるか)* (イ―3)(...
  • 軍の自決命令 私は聞いた
    朝日新聞1988年6月16日夕刊 軍の自決命令 私は聞いた… 渡嘉敷島の「住民集団死」 当時の役場兵事主任ら証言 呼集し手榴弾配る 「まず攻撃、残る一個で…」  沖縄戦初頭に沖縄の離島、渡嘉敷島で、住民三百余人が「集団自決」した。これが日本軍に強制された「死」だったのか、文字通りの「自発的な死」だったのか。沖縄戦の歴史的評価に深くかかわるとされながら、今ひとつ決め手の証拠を欠くまま論争が繰り返されてきた。が、最近になって、当時、渡嘉敷村役場で兵事主任を務め、「集団自決」の際に生き残った人が「日本軍は非戦闘員の住民にも自決命令を出していた」と初めて明らかにし、インタビューに応じてその詳細を証言した。戦後四十三年、沖縄戦には、なお多くの陰が残されているようだ。間もなく六月二十三日、沖縄の日本軍壊滅の日が来る。(藪下影治朗編集委員、写真も)  一日一便、那覇への村営...
  • 琉球新報:裁判尋問「言葉失った」 「集団自決」で金城さん
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-31145-storytopic-1.html 2008年2月8日 [金] 裁判尋問「言葉失った」 「集団自決」で金城さん 昨年9月の出張法廷を振り返り「言葉を失った」と語る金城さん=5日夜、さいたま市のさいたま共済会館 【埼玉】「集団自決」(強制集団死)における隊長命令をめぐって争われている訴訟や教科書検定問題について考える集会(埼玉弁護士会主催)が5日夜、さいたま市のさいたま共済会館であった。渡嘉敷島の「集団自決」を生き延びた金城重明さん(沖縄キリスト教短大名誉教授)が講演し、昨年9月に那覇地裁で行われた所在尋問(出張法廷)で証言した際に原告側弁護士の尋問で厳しく追及されたと述べ、「法廷後の数週間は悩むどころではなかった」と苦しい心境を明かした。  所在尋問で金城さんは...
  • 【沖縄タイムス】命令 一層明確に/「軍の意体し 自決」
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-01-M_1-030-1_001.html 2008年11月01日【朝刊】 社会 【沖縄タイムス】命令 一層明確に/「軍の意体し 自決」  「集団自決」訴訟の控訴審判決は、一審・大阪地裁判決の構成と内容をほぼ踏襲した。「『沖縄ノート』の記述は、戦隊長ら個人を特定していない」とする被告の大江・岩波側の主張は、一審に続いて退けたが、むしろ本筋では一審よりも踏み込んだ判断を示しており、再び被告側の全面勝訴といえる。(社会部・粟国雄一郎)  特筆されるのは、戦隊長による住民への直接命令について、「証するに足りる的確な証拠はないのが素直」とする一方で、「なかったかと断定できるかといえば、それもできない」として、一審判決が暗示していた直接命令の可能性をより明確に摘示している点だ。  梅澤...
  • 第4・5(7) 本件各書籍の執筆にあたっての取材状況等
    通112 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(7) 本件各書籍の執筆にあたっての取材状況等 第4・5(7) 本件各書籍の執筆にあたっての取材状況等ア(家永三郎「太平洋戦争」)* イ(大江健三郎「沖縄ノート」)* ア(家永三郎「太平洋戦争」)* 本件書籍(1)の筆者である家永三郎が,本件書籍(1)を著わすのにあたり,本件書籍(1)の引用文献から明らかなように,多数の歴史的資料,文献等を調査した上で「太平洋戦争」(第一版)から本件書籍(1)までの各書籍の執筆をしたことが認められることは,第4・4(2)アのとおりである。そして,本件書籍(1)(甲A1)の313頁注(18)の記載からは,沖縄タイムス社「鉄の暴風」,上地一史「沖縄戦史」,「...
  • 準備書面(3)2/3
    http //okinawasen.web5.jp/html/kousai/2_syomen_03.html 被控訴人準備書面(3)2/3 2008年(平成20年)8月22日 (平成20年6月16日付控訴人ら「控訴理由書」に対する反論等) 準備書面(3)1/3 被控訴人準備書面(3)2/3第3 同第3(真実相当性に関する事実認定上の問題点)について4 同4(《隊長命令》と援護法の適用との関係にかかる認定の誤り)(33頁)について(7)同(7)(宮村幸延の『証言』書面及び梅澤陳述書の評価について)について (8)同(8)(『母の遺したもの』が示す援護用適用のための《梅澤命令説》作出)について 5 同5(集団自決にかかる証拠評価の誤り(その1)―座間味島・渡嘉敷島共通部分―)(46頁)について(1)同(1)(『鉄の暴風』(甲B6、乙2))について (2)同(2)(米軍の『慶良...
  • e 「母の遺したもの」(平成12年)宮城証人著(2ha)
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-073 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(2) 集団自決に関する文献等 ア 座間味島について(イ)(梅澤命令説を否定等する文献)   梅澤命令説について否定し, 又はその存在の推認を妨げる文献等としては, 以下に記載するものがあげられる。 e 「母の遺したもの」(平成12年)宮城証人著(2ha) (判決本文p161~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 e 「母の遺した...
  • 控訴人準備書面(2)1/2
    http //blog.zaq.ne.jp/osjes/article/64/ 控訴人準備書面(2)1/2 平成20年9月8日  大阪高等裁判所第4民事部ハ係 御中   控訴人ら訴訟代理人 弁護士  松  本  藤  一 弁護士  徳  永  信  一 弁護士  岩  原  義  則 弁護士  大  村  昌  史 弁護士  木  地  晴  子 弁護士 中  村  正  彦 (以下略) 控訴人準備書面(2)1/2第1 住民証言等にみる軍の「善き関与」1 はじめに 2 金城重明証言-赤松隊による救護活動-(1)証人金城重明は、 (2) 曽野綾子著『ある神話の背景』には、 (3)《赤松命令説》が真実であり、部隊のために住民に犠牲を強いる非情な決断をしたのであれば、 3 知念朝睦証言-子供らへの食料供与命令- 4 伊礼(古波蔵)蓉子証言-「命は...
  • e 「母の遺したもの」(平成12年)宮城証人著(ha)
    通072 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(2) 集団自決に関する文献等 ア 座間味島について(イ)(梅澤命令説を否定等する文献) e 「母の遺したもの」(平成12年)宮城証人著(ha) e 「母の遺したもの」(平成12年)宮城証人著(ha)(a)(執筆契機)* (b)(告白)* (c)(集団自決の概要記述)* (d)(軍曹から手榴弾)* (e)(援護法の適用に関達して)* (a)(執筆契機)* 「母の遺したもの」は,座間味村の女子青年団員であった初枝の娘である宮城証人が初枝からの告白を受けたとして執筆したものである。 (b)(告白)* 「母の遺したもの」には,「沖縄敗戦秘録―悲劇の座間味島」に掲載された初枝の手記の原...
  • 被告最終準備書面・要旨
    http //www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/syomen-saisyu.html 被告最終準備書面口頭陳述要旨 2007年12月25日 被告ら訴訟代理人 被告最終準備書面口頭陳述要旨第1 名誉毀損及び敬愛追慕の情侵害の不法行為責任の成立要件については、4頁から9頁に記載したとおりです。 第2 不法行為の不成立について述べます。1 「太平洋戦争」について 2 「沖縄ノート」について 第3 沖縄戦における住民の犠牲と日本軍の作戦について述べます。1 太平洋戦争と沖縄戦 2 県民の犠牲(日本軍の「軍官民共生共死の一体化」方針・総動員態勢) 3 合囲地境と民政の不存在 4 「玉砕」方針 5 国、県の認定 第4 座間味島、渡嘉敷島の集団自決の軍命令について述べます。1 座間味島の集団自決と軍の命令(1)自決命令の存在を示す歴史資料 (2)座間味島での軍...
  • 藤岡信勝の座間味島レポート
    http //www.jiyuu-shikan.org/rekishi152.html 座間味島集団自決の証言者宮平秀幸さんとの出会い 藤岡信勝(自由主義史観研究会代表・拓殖大学教授) 座間味島集団自決の証言者宮平秀幸さんとの出会い◆偶然の運命的な出逢い ◆住民と日本軍との関係は「最高」 ◆梅澤隊長は「解散」命令を出していた ◆宮平証言3つのポイント ◆宮平さんはなぜ証言を決意したか ◆偶然の運命的な出逢い その人、宮平秀幸さんとの運命的な出逢いは、偶然の形をとってやってきた。何の打ち合わせもなしに、地球上の一点で二人の人物が出会う確率は限りなく小さい。あらゆる出来事は偶然と必然の織りなす網の目の中から紡ぎ出されてくる。だから、この邂逅にも必然の要素はあるが、それは事実の分析を介して後に明らかになることだ。   1月25日午後4時、私は沖縄集団自決の地・座間味...
  • 第4・5(3) 援護法の適用問題について
    通097 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決訴訟裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第4 当裁判所の判断 第4・5 争点4および5(真実性及び真実相当性)について 第4・5(3) 援護法の適用問題について 第4・5(3) 援護法の適用問題についてア(まず援護法の適用問題について判断する)* イ(援護法の適用経緯について)*(ア)(援護法の制定と交付)* (イ)(南西諸島への適用)* (ウ)(適用範囲を定めるための調査と処理要綱)* (エ)(座間味村と渡嘉敷村における申請から認定まで)* ウ(隊長命令説は援護法以前から)* エ(照屋昇雄の供述について)*(ア)(供述の内容)* (イ)(経歴からの疑問)* (ウ)(問題文書の不存在)* オ(宮村幸延「証言」について)*(ア)(「証言」の記述)* (イ)(経緯から真意かどうかの疑問)* (ウ)(証言間で異なる梅澤証言は措...
  • (原)エ(照屋昇雄の供述について)
    昨日 - 今日 - 目次 戻る 通2-102 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第3 当裁判所の判断 5 真実性ないし真実相当性について(その1) 【原判決の引用】 (原)第4・5 争点(4)及び(5)(真実性及び真実相当性)について (原)(3) 援護法の適用問題について エ(照屋昇雄の供述について)* (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 エ(照屋昇雄の供述について)*(ア)(供述の概要)* (イ)(供述の要点)* (ウ)(赤松氏の行動等との矛盾)* (エ)(曽野綾子「ある神話の背景」との齟齬))* (オ)(「住民は知っていた」の不自然))* (カ)(問題文書の不存在)* (キ)(照屋...
  • 第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等
    通018 | 戻る | 次へ 沖縄集団自決裁判大阪地裁判決 事実及び理由 第3 争点及びこれに対する当事者の主張 第3・4 争点4(真実性の有無)について 第3・4(1) 被告らの主張 第3・4(1)イ 座間味島について 第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等 第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等a 「鉄の暴風」(乙2)(a) (成立と内容)* (b) (神戸新聞記事に関して)* b 「座間味戦記」(乙3・「沖縄戦記(座間味村渡嘉敷村戦況報告書)」所収) c 「秘録 沖縄戦史」(乙4) d 「沖縄戦史」(乙5) e 「悲劇の座間味島 沖縄敗戦秘録」(乙6) f 「秘録 沖縄戦記」(乙7) g 「沖縄県史 第8巻」(乙8) h 「沖縄県史 第10巻」(乙9) i 米軍の慶良間列島作戦報告書 j (住民証言の記録)* k (小括)* a ...
  • (原)第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等
    目次 戻る 通2-016 次へ 通巻 読める控訴審判決「集団自決」 事案及び理由 第2 事案の概要等 第2の3 前提事実及び争点 【原判決の引用】 (原)第3 争点及びこれに対する当事者の主張 (原)4 争点4(真実性の有無)について (1)被控訴人らの主張 第3の4(1)イ 座間味島について (原)第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等 (判決本文p36~) (引用者注)当サイトでは、原審判決に大阪高裁が付加あるいは判断を改めた部分等は, 区別しやすいようにゴシック体で表示し, 削除した部分は薄い色で削除した部分示しました。 (原)第3・4(1)イ(ア) 自決命令を示す文献等a 「鉄の暴風」(乙2)(a) (成立と内容)* (b) (神戸新聞記事に関して)* b 「座間味戦記」(乙3・「沖縄戦記(座間味村渡嘉敷村戦況報告書)」所収)...
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