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中国ドラマ 永遠の桃花~三生三世~ DVDあらすじネタバレ-全話一覧-キャスト相関図-最終回まで感想あり(#47 あらすじ)
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pnssty
折顔(セツガン)を頼って天枢(テンスウ)が十里桃林にやって来た。 どうやら九重天の薬王でもお手上げなほど夜華(ヤカ)の容態が深刻らしい。
折顔が間に合ったおかげで夜華は一命を取り留めた。 天族皇太子でありながら腕を失い、一生分の修為を失くした夜華…。 折顔は愛する白浅(ハクセン)のために全てを投げ出し、ここまで用意周到だった夜華に脱帽した。
一方、西海では玉魂のおかげで疊雍(チョウヨウ)が全快していた。 疊雍は白浅があまりに親身になって看病してくれたことから自分に好意があると誤解し、感謝しているが自分の好みではないと伝える。
白浅から話を聞いた疊風(チョウホウ)は失笑し、これからは自分が兄の世話をすると言った。
そこで白浅の指示通り折顔の仙気が師匠の元神をしっかり養っているか確認すると、ある事実に気づく。
疊風はひとまず兄を仙術で眠らせ、白浅を呼んで直接、探ってみるよう勧めた。
白浅は追魂術で疊雍の元神に入った。
すると驚いたことに墨淵(ボクエン)の元神が膨大で勢いのある仙気に養われ、近づくことすらできない。
…数万年の修為が発する仙気だわ、この分だと師匠はじき目覚める
…でもこれは折顔の仙気じゃない
…静かで秘めやかだけど力強く威圧感もある
…(はっ)これは夜華よ
白浅の意識が体に戻ると、強い仙気の反動で喀血した。
なるほど、道理で折顔が話をはぐらかしたはずだ。
瀛州(エイシュウ)に行ったのなら無傷なわけがない。
それにしても折顔はどうして自分を騙したのだろうか。
白浅は西海を引き払い、その足で天宮へ向かった。
すると紫宸殿の夜華はまるで何事もなかったかのように装い、むしろ白浅の身体を心配する。
業を煮やした白浅は率直に折顔がくれた丹薬は夜華が作ったのかと聞いた。
夜「分かった正直に話そう…天君の命で東海へ行き瀛州を通りかかった時、ふと神芝草のことを思い出して何株か採ってきた」 夜華の作り話は続いた。
なぜ折顔が嘘をついたのか尋ねれば、しらばくれて折顔が自分の手柄を奪ったのだと笑う。
また生まれつき修為も多く、天君からも昔もらったことがあるため、多少は減っても問題ないとごまかした。
しかし夜華の右腕が動かないことに気づいていた白浅は、わざと右腕を使ったらどうかと揺さぶってみる。
夜華は確かに猛獣に噛まれたと認めたが、あくまで軽症だと笑顔で言った。
白浅は全て夜華の嘘だと見破っていたが、これが自分のための嘘だと思うと責めることができない。
どうやら夜華もそろそろ限界のようだった。 浅「じゃあ行くわ…ゆっくり休んで」白浅が寝殿を出ると、起きているだけでも辛かった夜華はこらえきれず、激しく咳き込んでしまう。
苦しそうな声を聞いた白浅は嗚咽が漏れそうになるのをこらえ、気づかぬふりをして急いで十里等林へ向かった。
白浅は折顔から経緯を聞いた。
夜華は白浅を西海にとどまらせ、天君に神芝草がいかに天に背くのか上奏して一掃することを許可してもらったという。
この奏状があれば夜華が深手を負って戻っても、白浅のために満身創痍になったとは天君も考えまい。
折顔は夜華が白浅の許嫁として墨淵への借りを代わりに返してくれたのだと教えた。
自分に口止めしたのも、夜華の丹薬だと知れば白浅が拒むと分かっていたのだろう。
浅「(フゥ~)夜華は私の性格をよく分かってるわ…」白浅はいてもたってもいられず、何もできなくても夜華のそばにいたいと訴えた。
折顔は夜華の苦心が無駄になると警告したが、白浅はこのまま騙されたふりをするという。
折「ならば行くがいい、滋養の丹薬がある、ついでに持って行け」白浅が突然、紫宸殿に現れた。
夜華はこんな夜更けにどうしたのか尋ねると、白浅は疊雍の世話が必要なくなったと答える。
夜「私には左腕しかない、嫌なら振りほどけ」 浅「…じゃあ今夜、寝台を半分、使ってもいい?」 夜「その細身の体なら半分も必要ない…」 こうして白浅は寝台に横になったが、どう接したらいいのか分からず背を向けた。 夜華はそんな白浅に身体を寄せてからかいながら、ふと本音を漏らす。 夜「…すべて知ったのか?やはり借りを作れないのだな」 浅「うん…借りを作るのは好きじゃない」
やがて夜華は急に苦しくなって目を覚ました。 隣を見ると白浅はよく眠っている。 夜華はこっそり寝台を抜け出し、中庭に出てから激しく咳き込んで喀血した。 寝台からその様子を見ていた白浅は飛び出したい気持ちをぐっと抑え、夜華が戻る前に慌てて布団に潜り込む。 すると夜華は白浅を起こさないよう、そっと寝台に入った。 背を向けていた白浅は気付かれぬよう涙をぬぐい、思わず寝返りを打って夜華に腕を回す。 夜華は驚いて白浅の顔を見たが、白浅は眠ったふりをしていた。
その頃、臙脂(エンジ)は夜華から分けてもらった神芝草で丹薬を作ろうとしていた。 しかし臙脂の修為では駄目なのか、激しく喀血して倒れてしまう。 ちょうど臙脂の様子を見に来た離鏡(リケイ)は慌てて駆けつけると、自分たちの妖気を丹薬にできるのは崑崙虚にある墨淵の煉丹炉だけだと教えた。
無論、崑崙虚の敵である翼族が借りられるはずもない。 あきらめきれない臙脂は崑崙へ行かせて欲しいと懇願したが、憤慨した離鏡は臙脂を軟禁するよう命じて出て行ってしまう。 そこへ将軍が慌てた様子でやって来た。 将「若水河畔が突然、赤くなり、紅蓮業火(グレンゴウカ)も現れました!