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レジアイス

レジアイス
英名:REGICE 学名:未定
分類名:ひょうざんポケモン
標準体高:1.8m 標準体重:175.0kg
タイプ:氷 特性:クリアボディ
生息地:遺跡

全国に点在する遺跡にて極稀に発見される所謂「レジ系」に属するポケモン。
巨大な胴体、そこから伸びる腕とあまりにもアンバランスな針のようにか細い脚部、目などの感覚器官にあたる部分は無く、
頭部らしき部位にある点字のような器官…このような外的特徴からも分かる通りまず間違いなくダンバルポリゴンと同じく人工のポケモンである。

ただ、奇妙な事に明らかに自我を持ち、思考を行っているのにもかかわらず、その内部には
一切の器官が認められず、そのくせほぼ恒久的に一般に認められる氷ポケモン以上の強力な冷気を纏い、そのお陰か
絶大な特殊防御を誇り、常温ではその氷の身体は一切融解しないという他のレジ系のポケモンと同じく学者達の頭を悩ます存在である。

このことから彼らは一時期エスパータイプやゴーストタイプではないのかと考えられた時期があった。
何らかの非物質的な存在が氷の像に乗り移り、それが原動力になっているのではないかという事である。
ヌケニンの正体にもある説だが、残念なことに現在ではその説は覆されている。

某大学の調査チームが行った実験により確認された事だが、彼等からは同じく脳が存在しないドータクンですらある
エスパーポケモンやゴーストタイプに固有な波形はまったく検知されず、
他にも彼からは他の生物的な波形が一切発せれていなかったのである。

結局真実は闇の中といったところだが、徹底した調査の結果分かった事も多少ある。
それは氷の身体の内部を全身を支える骨格のようにジバコイル並みの磁力線が張り巡らされているという事である。
その磁場は頭部にもっとも強く集中しており、磁力ネットワークによって構成されたメタグロスの脳のように
ひょっとしたらこれが彼等の頭脳なのかもしれない。
しかしその磁力線がコイルやメタグロスのように周囲に影響を及ぼす事は通常ほとんど無く(詳細は不明だがなんらかの絶縁を行う機構が働いていると思われる)、
この力が外へ現れるのは電気タイプの大技「電磁砲」を放つ時のみである。

この事からこの磁場を地磁気に作用させることによってそのアンバランスな身体を保持していると思われるが、彼を構成しているのは
「純粋な氷」。金属を含んだ鉄や合金ならともかく果たして磁場のみでこの100kgを越える重量級の
身体を支える事ができるのか…まぁ実際にやってのけているのだから出来ているのだが、
私としてはそれだけではないように思える。もっと別の何かが関与してると睨んでいるが、いかんせん
情報不足。これ以上の推論はやめておいたほうが無難であろう。
このような現代の科学力では到底真似できないような複雑怪奇な機構を持ったポケモンを製作した
古代の人々にはただただ感服である。

結局のところ謎だらけのレジアイス。
ただ、このポケモンは他の「レジスチル」、「レジロック」…そして伝承上の存在であり、未だ未確認であるレジの王「レジギガス
とともにある趣向の人間にとっては堪らない魅力を持った存在であることには違いない。私もその中の一人である。
しかし、そんな彼等を狙っての遺跡荒らしが近年頻発してるのは嘆かわしい限りである。
彼等について分かっている事はまだまだごく一部であり、予期せぬ危険が無いとも限らない。
それに老朽化した遺跡の内部はそれでなくても危険に満ち溢れており、事故が絶えないのもまた事実。
自分の身を守るのは勿論の事、古代の人々が遺した人類の共通の遺産である彼等を保護する為にも是非是非理解をして貰いたい。

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最終更新:2008年03月08日 16:32