レックウザ
英名 rayquaza 学名 未定
推定体高 7.0m~20.0m 標準重量 206.5kg
特性:状況に応じて天候を操る特性?
主な生息地:空の柱
「てんくうポケモン」に分類される、非歩行爬虫類型ポケモンである。
世界各地で目撃情報があるが、生息地域が特定されていないため、未確認ポケモン、
通称UMP(例:「虹色の鳥」、「
ミュウツー」など)に属する。
緑を基調とした皮膚に、何筋もの黄色いラインが入っている。
西世界での竜伝説のモデルを
リザードンとすると、東洋世界ではこのレックウザが
その基本モデルとなっている。
(中国北部では「登竜門伝説」より龍のイメージは
ギャラドスの傾向が強い。)
目撃者の証言は決まって「大時化(大雨)の日」または「日照りの日」に集中している。
(以下、世界各国での目撃証言を掲載する。)
「ありゃ確か4年前の大雨が3日も続いた時だったよ。酷い雨でそのままだと家の茶畑が
全滅しそうになったとき、空から突然緑色のとてつもなくでかい龍が現れたんだ。
それから雲の間を何回か縫って飛んでたと思うと、いきなり空が晴れだして皆大喜びさ。
親父達は『龍神様のお恵みだ』とか言ってたけど、ありゃきっとポケモンだろうね。」
(ポケモンジャーナル2006年7月11日号掲載コラム『UMPに迫る!』の一節)
「ちょうどその日(2002年8月16日)、私はオーレで開催された砂漠縦断ラリーに参加していて、路面のコンディションの下見と調整を兼ねて車で砂漠を5㎞程走っていたんだ。
その途中でエンジンが余りの日光と熱風でブローしてしまってね。
チームのメンバーに連絡しようにも電波が届く場所でもない。仕方なく車を捨てて7時間も
彷徨っていると、流石に体力が限界でね。水も飲めずにこのまま死ぬのかと広い砂漠で
落ち込んでいたら、空から長い影が落ちて来た。私は思わず空を見上げたよ。
緑色の竜が空を飛んでるんだ。目を疑ったけど、もう気付いた時には居なかった。
それから直ぐに雨が降ってきて、私は助かったというわけさ。それにあの雨で救援が来たんだし、今思えば、アレは、あの竜は私の命の恩人だったのかも知れないな。」
(カントーラリーマガジン2005年10月号掲載インタビュー『レーサーに起きた奇跡』)
上の証言に共通する事は、いずれもレックウザが天候を自在に操った様に見える事だ。
一体どうすればそのような事が出来るのか。天候さえも操る事ができるなら、
レックウザはまさに「神」としての名を持つに相応しいと言える。
英名 rayquaza 学名 princeps caelo
推定体高 7.0m 標準重量 206.5kg
特性:エアロック
「てんくうポケモン」に分類される大型爬虫類型携帯獣。
長きにわたりその詳しい生態が分からなかったことから「UMP(未確認携帯獣)」として分類されてきた。
しかし長年の研究によって、近年その神秘のベールが脱がれることになった。
緑色の体を持った胴長の大蛇のような姿を持つが、一方では東洋の龍神のモデルとされている。
体の横には黄色いラインが走っており、飛行する際にはこれが発光する。
食性は古来からの伝承により、『霞や塵を喰らって生きてきた』と定義されてきたが、近年の調査により、宇宙から降り注ぐ鉱物メテオライト…即ち隕石を食してきた事が分かった。
体内にはミカド器官と呼ばれる本種独自の器官が存在しており、ミカド器官は体内に溜まった隕石とレックウザのエネルギーを融合させ、
莫大なエネルギーを発生させることが可能となっている。
これによって発生させた磁気嵐によって乱気流を起こし、長い体をくねらせながら飛行するというのが飛行の仕組みである。
なおこのエネルギーの副作用で周りの気流を一変させてしまうという事が確認されており、過去に大雨だった場所を一瞬にして快晴にしたという記録が残っている。
ホウエン地方に残る伝承では、
グラードンと
カイオーガの戦いによって世界が荒れ果てた時、彼等の戦いを収めて平和をもたらした調停者の役割を担ったとされている。
また、一部の研究機関ではメガシンカの発祥と関わりがあるのではないか?とされており、詳しい結果が期待されている。
過去の調査では縄張り意識が非常に強い存在とされており、実際北極に現れた際には宇宙から現れた
デオキシスと激しい戦いを行い、
その4年後も彼を追いかけてハイテク都市ラルースシティを襲撃するという報告がなされた。
故にポケモンリーグ協会はこの携帯獣を『危険携帯獣第一級』と認可しており、レックウザの行動を人工衛星で逐一監視中だとの事。
また、噂ではメガシンカとしての姿があると言われている。
何でもホウエン地方の星の民と呼ばれる一族の間では、『天空の龍神が遥かなる天上へと舞い上がりしとき、金色の大縄を携えて君臨する』とか。
いずれにせよ詳しい事は調査中だが、もし研究が進めばいまだ不明な部分の多いメガシンカの謎について飛躍的に研究が進むかもしれないのは明らかだろう。
最終更新:2023年12月03日 20:47