巫女とは精霊と語らう事により、予言を成し、災害を静めるなどする者達の総称。
村や地域によってその役割は異なるが、存在するだけでもありがたい存在であるのは確かなようだ。
村や地域によってその役割は異なるが、存在するだけでもありがたい存在であるのは確かなようだ。
しかしそれ故に己が巫女であると騙るものが少なくない為、
現在では王都より使者が派遣され、真に巫女であるかどうか判定する。
現在では王都より使者が派遣され、真に巫女であるかどうか判定する。
形なき精霊(元素)が色濃く存在する場所に多く生まれる傾向があるため、
都市部に生まれる事は何か原因がない限りはそうないようだ。
都市部に生まれる事は何か原因がない限りはそうないようだ。
現在"巫女"と呼べる力を発現した種族は、人間・半精霊が確認されている。
巫女の力について
巫女は精霊と心を同調(シンクロ)させる事により、
『能力の向上』『代替負傷』『場による補正効果』をといったメリットを発生させる事が出来る。
『能力の向上』『代替負傷』『場による補正効果』をといったメリットを発生させる事が出来る。
また力の大小の差こそあれど、皆"詩"と呼ばれる特殊な術を行使する事が可能である。
精霊の力、世界の力を借り受け、周囲にその効果を反映する。
これの取る発動方法は『歌』であり、『旋律』を奏でる事により発動させる事が出来る。
その効果の殆どは、物理的/肉体的な効果である事が多い。但し借り受ける力にもよる。
精霊の力、世界の力を借り受け、周囲にその効果を反映する。
これの取る発動方法は『歌』であり、『旋律』を奏でる事により発動させる事が出来る。
その効果の殆どは、物理的/肉体的な効果である事が多い。但し借り受ける力にもよる。
これらの力は、一般的に巫女のみが行使できる力として知られている。
欄外:呪歌について
吟遊詩人と呼ばれる人間の行使する術に、呪歌と呼ばれる物がある。
一般人が行使しようとする分には「呪い(まじない)」の字通り大した効果を発揮しないが、
熟達した奏者の腕によって奏でられる(もしくは歌われる)と、桁違いの効果を発揮する。
発動には"使用者の実力"がもっとも重要であり、精霊の助力はそれを考慮に入れた曲/歌以外功を成さないようだ。
一般人が行使しようとする分には「呪い(まじない)」の字通り大した効果を発揮しないが、
熟達した奏者の腕によって奏でられる(もしくは歌われる)と、桁違いの効果を発揮する。
発動には"使用者の実力"がもっとも重要であり、精霊の助力はそれを考慮に入れた曲/歌以外功を成さないようだ。
その効果の殆どは"精神"に作用し、代表的な効果には『魅了』『睡眠』『混乱』などがある。
実力の向上による効力の上昇パターンとしては『威力の上昇』『効果範囲の広域化』があげられるが、
場合によっては人間などの生物に留まらず、精霊にすら通用するようになる可能性がある、とのこと。
実力の向上による効力の上昇パターンとしては『威力の上昇』『効果範囲の広域化』があげられるが、
場合によっては人間などの生物に留まらず、精霊にすら通用するようになる可能性がある、とのこと。
古には巫女の詩と同種であると言われた時期があり、
その頃に存在していた呪歌の楽譜は、過激な人間達によって殆どが闇に葬り去られている。
実際には発動プロセスも、干渉対象も全く違う術である。誤解なきよう。
その頃に存在していた呪歌の楽譜は、過激な人間達によって殆どが闇に葬り去られている。
実際には発動プロセスも、干渉対象も全く違う術である。誤解なきよう。
余談だが、詩が規則に捕らわれず自由に創る事が出来るのに対し、呪歌は規則に雁字搦めにされた中で作曲する事なる。
弱い効果ならば、規則を知らずとも偶然出来る事もある。しかし大きな効果をもつ呪歌を創る事は、大変な作業となるだろう。
弱い効果ならば、規則を知らずとも偶然出来る事もある。しかし大きな効果をもつ呪歌を創る事は、大変な作業となるだろう。