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個体値努力値について

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☆個体値

  • 個体値はポケモンの能力値の一つです。
 隠し能力値であるため、「ポケモンのうりょく」の画面から直接確認する事はできません。

  • 個体値には、「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ」の6種類があり、それぞれについて、0から31までの32段階があります。
  (特に30・31は32進数でU・Vと呼ばれることがあります。)

  • 6種類の個体値はそれぞれ、「ポケモンのうりょく」画面に表示される同名の能力値に対応しており、それぞれの能力値に影響を与えます。
 (HP個体値はHPに対応しています)
 (以下、混同を避けるため「ポケモンのうりょく」画面に表示される能力値を『のうりょく』値と表記します)

  • 同じ種類のポケモンでも、個体値は一匹ごとに違います。

  • それぞれの個体値が0から31のどの値になるかの設定は
  「野生のポケモンの場合は、『とびだしてきた』時に」
  「タマゴから生まれたポケモンの場合は、育てやさんからタマゴを受け取ったときに」
 行われ、6種類の個体値が個別にランダムに決定されます。

 野生の場合は6種類全てが完全にランダムですが、タマゴの場合は両親の個体値が2つから3つ遺伝し、残りがランダムに決定されます。
(エメラルドの場合は3つで固定です。ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーンでも基本は3つですが、2つしか遺伝しない事のある計算式のバグがあります)
(遺伝の判定は、まず遺伝する個体値の種類が2つから3つランダムに選ばれ、その後、その個体値が両親のどちらから遺伝するかがランダムに決定されます。オスからぼうぎょととくぼう、メスからHPといったように)


  • 一度決定された個体値は、変化することがありません。何があってもずっとそのままです。

  • 個体値が高ければ高いほど、対応する『のうりょく』値が高くなります。(こうげき個体値が高いならこうげきが高くなります)
LV50の時点で、個体値0と31では、対応『のうりょく』値に16点の差が出ます。


  • 努力値はポケモンの能力値の一つです。
 隠し能力値であるため、「ポケモンのうりょく」の画面から直接確認する事はできません。

  • 努力値には、「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ」の6種類があります。
 それぞれが「ポケモンのうりょく」画面に表示される同名の『のうりょく』値に対応しており、それぞれの『のうりょく』値に影響を与えます。(HP努力値はHPに対応しています)

  • 捕まえたばかりの野生のポケモン、およびタマゴから生まれたばかりのポケモンは、全ての努力値が0の状態です。この事はどの種類のポケモンであっても同じです。

  • 努力値は、経験値と同じように、「獲得し、蓄積されていく」能力値です。
 一度獲得した努力値は失われることがありません。
(例外としてエメラルドでは、NO.21からNO.26までの木の実に、『なつき度を上昇させ、説明文で指定された努力値を10点低下させる』効果が追加されています。)
(ダイパ環境では努力値低下きのみの使用結果に法則の追加が為されているようです。
きのみ使用時に対応努力値を109点を超えて獲得しているならば、使用前の獲得努力値が何点であっても100点ちょうどまで低下、
100点以下の場合には従来通り10点づつ低下するとのこと。
詳しくご理解の方に、修正後、この()文の削除をお願いします。)

  • 一匹のポケモンが獲得できる努力値には、
 「こうげき、ぼうぎょ等の個々の努力値について255点まで」
 「そのポケモンの獲得した努力値全体について510点まで」
 の制限があります。

 「こうげき努力値255点」を獲得した場合、単一の努力値を限度まで得ているために、これ以上のこうげき努力値を獲得することはできません。その状態でさらに「すばやさ努力値255点」を獲得した場合、全体で510点の努力値を得ているために、これ以上の努力値を獲得することができなくなります。
努力値獲得不能状態のポケモンを先頭にして特定のNPCに話しかけると、そのポケモンに「がんばリボン」が与えられます。

  • 努力値は、次の二つのパターンによって獲得されます。

  • 「『タウリン』などの、
『~のきそポイントがあがる』
アイテム(通称ドーピングアイテム)
を使用したときに、使用したアイテムに応じて10点の努力値が得られます」(『インドメタシン』ならばすばやさ努力値10点です)

ただし、その種類の努力値をすでに100点以上得ている状態では、それ以上その種類のドーピングアイテムを使用できなくなります。(こうげき努力値100点をすでに得ている時は、それ以上『タウリン』を使用することは出来ません)

  • 「ポケモンを倒すことによって経験値を得るたびに、その倒したポケモンの種類ごとに設定された努力値が、経験値を得た全てのポケモンに与えられます」
 (コラッタにはすばやさ努力値1点が設定されています。lv2のコラッタでもlv100のコラッタでも、何体のポケモンでコラッタを倒したとしても、学習装置で経験値が分配された場合でも、コラッタから経験値をもらった全てのポケモンに、すばやさ努力値1点が与えられます。)

  • 『きょうせいギプス』を持っているポケモンは、経験値を得ることによって獲得できる努力値が2倍になります。
 『ポケルス』状態のポケモンは、経験値を得ることによって獲得できる努力値が2倍になります。
 つまり、『ポケルス』状態で『きょうせいギプス』を持っているポケモンは、コラッタから経験値を得たときに、4点のすばやさ努力値を獲得できます。

  • 努力値は、LV100では4点ごとに、LV50では8点ごとに、対応する『のうりょく』値に1点反映されます。
(LV50サーナイトがぼうぎょ努力値8点を得ているなら、『ポケモンのうりょく』画面での『ぼうぎょ』が1点上昇します)

☆その他

  • のうりょく値計算式です。
HP
のうりょく=(種族値*2+個体値+努力値/4)*Lv/100+10+Lv

それ以外
のうりょく=((種族値*2+個体値+努力値/4)*Lv/100+5)*a

aには性格補正値である 1.1 1.0 0.9が入ります。


  • 努力値はLV50では8点ごとに、対応する『のうりょく』値に1点反映
 と書きましたが、実はその限りではありません。

 LV50で個体値が奇数の能力の場合、最初の4点の努力値が『のうりょく』値に1点反映されます。
(努力値反映テーブルが、個体値奇数、LV50の場合、最初の4点分ずれていると考えて頂ければよいかと思います。最初の4点から先は通常通りに8点ごとに1点の反映です)

 つまり、LV50フーディンのよくある努力値配分として、
 とくこう252、すばやさ252、HP4と鑑定にある場合でも、
 実際の個体値がたとえば
 HP24 こうげき15 ぼうぎょ19 とくこう30 とくぼう31 すばやさ31
 であるなら、前述の努力値配分では8点の無駄が出るために
(個体値偶数のHPに4点の努力値を割り振っても反映されません。個体値偶数のとくこうに252点を割り振ると、反映されない端数が4点出ます)
 とくこう248、すばやさ252、ぼうぎょ4、とくぼう4
 と割り振るのが最大効率と言える訳です。

LV50の場合は、個体値奇数ならば252、偶数ならば248が、俗に言う『全振り』となる訳ですね。

  • 獲得した努力値は、即座に『のうりょく』値に反映されるわけでは有りません。
「『ドーピングアイテム』を使用したとき」
「レベルが上がったとき」
「パソコンに預けたとき」
の3つのタイミングで『のうりょく』値に加算されます。

努力値を割り振っているのに『のうりょく』が上がらないのはバグでは有りませんのでご安心を。
「8点ごとに1点」というのはLV50での数字ですので、LVが低いうちは上記のタイミングを挟んでも努力値が反映されたように見えない点にもご注意。

  • 努力値の獲得可能量に制限が存在するため、ポケモンにどの種類の努力値を獲得させるかというのは非常に重要です。
(この獲得させる努力値の選択を、一般に「努力値振り」「努力値配分」などと呼びます)

努力値配分の問題は、「そのポケモンに何をさせるか」の問題に他なりません。

こうげき種族値10点のハピナスがこうげき努力値を得るのは多くの場合まったくの無駄ですし、
HP種族値35点の上に防御面種族値にも恵まれないダグトリオがHPやぼうぎょを伸ばしたところで焼け石に水です。

また、すばやさに努力値を振る場合、「どのポケモンから先攻を取りたいか(とれるか)」を考える必要があります。

すばやさ種族値85点のカイロスの、性格補正などを含めたLV50素早さ最高値は150点です。

この数字はすばやさ種族値100点ラインの性格補正なしLV50素早さ最高値152点をわずかに下回っているため、個体値、努力値配分が相手と同じなら、カイロスは素早さ種族値100点以上のポケモンから先攻を取ることが出来ません。

また、他のポケモンから先攻が取れない(または取れない恐れが強い)場合はすばやさに努力値を振らないケースが多いため、
(先攻が取れなければ、すばやさに配分した努力値は全くの無駄です)
すばやさ種族値が低めのポケモンはすばやさに努力値を配分しない傾向にあります。

この「すばやさに振るか振らないか」の判断は個々のトレーナーで異なるとは思いますが、大抵は種族値100点あたりが当落線になるのではないでしょうか。

これらを総合すると、
「カイロスは
(特に性格補正がすばやさに入らないカイロスは)
すばやさに努力値を振ったとしても振らなかったとしても先攻できるポケモンが変わらないのではないか」
「結果、カイロスはすばやさに努力値を振る必要が薄いのではないか」
という事が言えるわけです。以上、あくまでも私見ですが。

また、特殊な理由から素早さ努力値が割り振られる場合があります。

ボーマンダ、ギャラドス、ヘラクロスのすばやさ努力値は、すばやさ『のうりょく』値が127点になるように割り振られる事が多いです。

これは「りゅうのまい」を一回使用した、または「こらえる」後に「カムラのみ」が発動した時のすばやさが、
フーディンの性格補正込みすばやさ最大値189点を超えるように調整された努力値配分です。
性格補正を警戒しないならば116点に調整されるようですね。
(この記事が書かれた当時、すばやさ上昇技を使用する有力ポケと言えば上記3体くらいしかおらず、上記3体にとって驚異になりうる高速のポケモンといえばフーディンくらいしかいませんでした。ダイパ環境でよりふさわしい例えがありましたら修正・およびこの()文の削除をお願いします)

「どのポケモンから先攻を取りたいか」は、裏を返せば「先攻をとっても意味が無い相手のことは気にしなくて良い」ということでもあります。
攻撃順の先後が問題にならないケースも数多く存在します(と、私は考えています)。

シャドーボール入りのクロバットは、フーディンの素早さ最高値を(お互いに一撃で相手を仕留められるせいで、先攻側が一方的に勝利するため)強く意識して、それを1点上回るように努力値を配分するようです。
(この記事が書かれた当時、シャドーボールは物理判定でした。ダイパ環境でよりふさわしい例えがありましたら修正・及びこの()文の削除をお願いします)
「1点上回る」だけといわずに全開で努力値を配分しても良いかも知れませんが、
同じ素早さ種族値のサンダース、プテラ、1ランク上でこっちが性格補正込み、向こうが性格補正なしなら先攻をとれるマルマインは、
クロバットで先攻を取ろうが取るまいが一方的に蹂躙されてしまいますので、努力値の残りを防御面にでも回しておいたほうが有効だと思われます。
個体値が最高であれば、同キャラのために全振りも有りでしょうが、そうでないなら過剰に素早さへの配分は行わないほうが良いかも知れません。

「個体値によって努力値配分を決める」事も素早さにおいては重要ですね。

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