【種別】キャラ(人名・精霊名)
【フルネーム】マナガリアスティノークル・ラグ・エデュライケリアス
【読み】まながりあすてぃのーくる・らぐ・えでゅらいけりあす
【CV】

【詳細】
マティアの契約精霊にして黒の聖獣。ルシャゼリウス市警精霊課警部補。あまりにも名前が長いことから一般にマナガと呼ばれる。

普段着込んでいる黒いコートはクスノメ・マニエティカ巡査の結婚式に当たってマティアがタクナ衣料品店で購入したもの。

見上げるような巨漢の中年親父の風貌をしている一方、その目はぬいぐるみのクマを思わせる可愛さを感じさせる小ささ。
3枚羽根という、通常では存在し得ない、まるで欠損しているとしか思えない様なボロボロの羽根を持つ他、戦闘に際してみずからの力を行使するとき、その右目が黒い涙を流す。

一見して大型の単身楽団のようにも見える銀色のトランクを持ち歩いており、戦闘に際してはその中に格納された大型の二丁拳銃を用いる。神曲による支援を受けたとき、重力と慣性と大気の抵抗を無視した「神速」の動きを可能にする他、神業的な射撃テクニックを発揮する。また、精霊弾は苦手というのが本人談。

過去にあった何らかの出来事による罪の意識を持ち続けている。3年前にマティアが奏でた神曲によって救われているらしく、それが縁で彼女と契約を結んだ模様だが、どちらも詳細は不明。

ツゲ事務所の面々とは様々な事件を通じて面識がある。ユフィンリーとは『オゾネ・クデンタル殺人事件』の縁もあってマティアについで信頼を寄せる関係。コーティカルテとは始祖精霊と聖獣同士旧知の仲であったようだが、彼女が平常時に少女の姿を取るようになってからは会っていなかった模様。

「白」の時代においては、中央精霊師学院の試験を前にブランカ以外の精霊との契約を目指すスノウドロップの前に紫の聖獣メリディアと共に現れた。当時はクールな性格でかつ美しい青年の姿をしており、その当時の羽根は黒塗りの陶器に金粉をまきちらしたような艶があり数も6枚あった等、「赤」・「黒」とは大幅に異なる。その外見の変化についても、おそらく罪の意識を持ち続ける出来事が関連しているものと思われる。

ブランカ、エリュトロンに倣うならば彼もなんらかの愴想楽器を保持しているはずだが、今のところ姿を現していない。

なお『ゴトウ・ヴァリエド殺人事件』に際してツゲ・ユフィンリーに人間と精霊の間の愛について問われた際、彼はそれを肯定している。

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最終更新:2007年01月14日 21:43