パイロ・クイーン(ぱいろ・くいーん)
天樹院フレデリカの発火性
PSI。いわゆるパイロキネシスのこと。
フレデリカは
バースト・ストリームを使用することで、コントロールすることに成功している。
東雲嵐曰く「強力な」パイロキネシスであり、事実、森林の一区画をいとも容易く焼き払ってみせるなどその火力は折り紙つき。
掌に小さな火をともす、全身から炎を噴き出す、火球を操作するなど形状や用途も自在。
パイロクイーン・サラマンドラ(ぱいろくいーん・さまらんどら)
サイレン世界では格段に能力が向上しており、フレデリカはバースト・ストリーム無しでコントロールしている。
見た目も変わりハンプティ・ダンプティのような形状をした巨大生物を模っている。
津波のように見えるほどの巨大な炎や、高速の熱線、炎のムチである「
女王の炎鞭(クイーン・ウィップ)」など様々な形態の炎を操る。
フレデリカの意識だけで構成されているわけではないようで、サラマンドラ本体に視認されたものは決して逃れることはできず
捕捉されたものは精密な炎の射撃によりことごとく灰燼に帰することになる。
しかしながら、フレデリカが攻撃を許可しないものはサラマンドラ本体の中に包んだとしても髪の毛の一本たりとも焦がすことは無い繊細さを誇る。
(小説版・紅蓮の生誕より)
強大な力を持つ反面、サラマンドラには高度な
プログラムが施されているらしくサラマンドラが受けたダメージはフレデリカにも大きく反映される。
そのため
億号の
オルガゥスに右腕を噛み千切られた時には使用者であるフレデリカが悶え、
さらに
ウラヌスが大地を凍らせた際にも「マズい」と危機感を顕にしていた。
また、余談ではあるが、熱線は地表から大気圏を突破し宇宙まで達したことから少なくとも射程は300~500㎞以上であることが分かる。
また、その時ライズが使えるウラヌスが汚染から退避できなかったことからかなりの速度で大気圏外に達したことも分かる。
女王の炎鞭(クイーン・ウィップ)
パイロクイーン・サラマンドラが使用する巨大な炎の鞭。
熱線とは違い、しなるような曲線の軌道を描き、ある程度フレデリカの意思で軌道を曲げられることから近距離・精密攻撃に向いている。
わずかに掠っただけでも億号のマントを一瞬で灰にしたり、直撃させたウラヌスの左腕を消し飛ばすなどかなり威力が高いことがうかがえる。
最終更新:2023年08月09日 13:13