東雲嵐

東雲嵐(しののめ らん)


ヤミ金融金庫連続現金盗難事件の実行犯の1人。作中では「ラン」と表記される事もある。
生粋のサイキッカーで、サイレン世界のことは知らない。
夢路晴彦とは高校の頃からの腐れ縁。
作中から見て取れる性格は、慎重で穏健。考えて動くタイプ。
現金盗難を行っていた理由も、妹の東雲千架を救うためで、当初は手段を選んでいられないという考えに基づき、行動していたようだった。
但し、犬居清忠の数々の奇行には辟易し、犬居に関わり続けることを危険視するようになっていた。

得意なPSIの分野はバーストであると推測される。
空間操作(ゾーン)系PSIトリック・ルーム」を用いて、金庫から現金を抜き取っていた。
Aの場所からBの場所へ、あるいは、Bの場所からAの場所へ、作り出した空間の中身を入れ替える事が出来る能力で、汎用性はかなり高い。
ライズも多少は使えるようである。

エルモア・ウッドの子供達が自分達を追い山荘を包囲した際は、相手が子供である事を知り、戦意を失ってしまった。
事件後は、雹堂影虎の体を張った三好組長への嘆願もあって罪を許され、事件を起こす要因となった妹・千架の昏睡状態も、イアンによって無事回復している。
晴彦と共に影虎のはるかぜ学園の調査を手伝った際にジュナスと遭遇し、負傷させられる。


サイレン世界の嵐

4thゲームのサイレン世界では、「天樹の根」をW.I.S.Eの目から隠すための人員転送役を担っている。
前述の事件以降は晴彦同様、彼なりに心を入れ替えたようである。また、自分達を二度も救ってくれた影虎に対しては深い恩義を抱いている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年06月25日 17:49
添付ファイル