毘沙門・叢(びしゃもん・むら)
ジュナスの
PSI能力。
神刃の派生技の一つだと思われる。
空中に刃状のバーストを無数生成・設置する。
使用の際に
ジュナス自身が持つ実物の刀を居合いの要領で抜く動作があるが、どのような意味があるのかは不明。
この能力で作られた刃は
ジュナス曰く「全てを斬り裂く」とされる程の切れ味を持つが、
非常に薄くて脆く、周囲に存在するバースト波動に反応して勝手に砕けて爆ぜてしまう。
バースト波動に反応して振動する際に出る音を、
望月朧は「刀が泣いている」と表現した。
が、弾けて拡散しても切れ味は変わらないため、
爆ぜた時に周囲にいれば破片となったに刀に切り刻まれてしまう。
その性質上、攻撃してくる相手への罠として使われるようだ。
一度目の改変の際の
宣戦の儀において、エルモアウッドの子供たちに使用され、
エルモアを侮辱した弥勒に怒ったカイルやフレデリカのバースト波動に反応して爆ぜ、
天樹院カイルの
マテリアル・ハイを突破するだけでなく、
子供たち全員を一瞬にして切り刻み殺害するという高い殺傷力が発揮された。
カウンター専用技かと思いきや、
ジュナスが任意で操作し直接相手を攻撃するという用途もあるようだ。
未来世界では乱入してきた影虎を相手に発動、中空に無数の毘沙門・叢を発生させ、四方八方から影虎に襲い掛かりその身体を切り裂いた。
戦力が半減した状態での使用とはいえ、威力を筆頭に各性能も段違いに跳ね上がっていた。
だがしかし、既に不死身の域にまでライズを昇華させていた影虎に有効打を与えるには至らず、わずかに損害を与えるに留まった。
最終更新:2023年11月28日 20:11