潜航師

潜航師(ゾーンダイバー)


鬼瀬鋭二PSI能力。おそらくバースト。

周囲の物体と自分を同化し、拡がる能力で名称と性質から空間操作系PSIに分類されるものと思われる。
地面だけでなく地面と接する物体や、潜行中に特定のものだけを掴むこともできるので、人間の体内に潜行し心臓や骨だけを掴むこともできる。
また、「拡がる事」も能力の一部であるため、「自分の腕を延長してリーチを広げる」、「臓器を接地面に沈め致命傷を避ける」といった応用も可能。
防御や回避にも優れ、マリーの放ったテレキネシスによる棍棒やシャオのライズパンチをノーダメージで透過させてしまったり、
から脱出する際もこの能力を使って素早く脱出することに成功した。

ただし、同化するためには鬼瀬が意識することが条件のようで、予期しない攻撃の場合はダメージを受けてしまう。
相手に潜ることができればライズの強弱を無視しての攻撃が可能となるため、理論上はライズ使いに対して優位に立てる能力である。

潜航師・傀儡(ゾーンダイバー・フリークドール)

同化した物体を使って自分の義手を無数に作り出し、駆動することで相手を攻撃する能力。
長さも自由で、ライズ使いであるシャオの全身の骨を引き抜きかねないほどの怪力を持つ。
例え義手を折ったとしても新たな義手が無尽蔵に生えてくるため、彼の支配している空間から離脱しない限り安全地帯というものが存在しない。
無数の義手をそれぞれ精密に動かせるようで、捕獲用と攻撃用に使い分けるなど器用に扱うことが可能。
義手は同化した物質を拡げて作るため、同化する物質によっては強度や硬度に差が出てしまうことが予想される。

しかし、真に恐ろしいのは掴んだ相手にまで潜航師の「特性」を付与できる点にある。
つまりは相手の意思に関係なく同化させ地中に引きずり込むなどの使い方ができる他、使用中であってもヴィーゴの意思で解除することまでできる。
よって拘束したまま地中に引きずり込まれると、もはや相手に逃れる術は無くなり沈められた物質の中で圧死、窒息、溺死を迎えることとなる。
彼が個人的にアトリエとしていた小屋の中にはこの方法で殺害した多数の「芸術作品」が安置されており、
犠牲者は生きたまま大地やコンクリートと癒着させられ、絶命した後で引き上げられるという極めて残虐で悪質な創作にされていた。


潜航師・傀儡(イルミナ移植後)

イルミナを装着しパワーアップしたヴィーゴが駆使する能力で、潜航師・傀儡の特性をそのままに引き継ぎさらなる強化がなされている。
今まで周囲と同化し無数の義手を生成し繰り出すまでに留まっていた能力が、今度は同化した物質を自由自在に扱うことまで可能となり、
同化した地面を直接鞭のようにうねらせて相手に叩きつけたり、形状を変えて相手を拘束した上で押し潰し完全に生き埋めにしてしまうなど、
ヴィーゴ本人が同化した物質から義手を生やすだけに留まらず、同化した物質そのものを自在に操るまでに至っている。

ミスラとの戦闘において、彼女の足場を洞穴にしていたことから推測するに、
相手の足場など、周囲のフィールドそのものを自分の都合の良いように作り変えれる強力な能力へと進化しているようだ。
同化した物質をそのまま支配して操作するばかりか、さらにそこからも義手を生やしていたので小説版での言葉通り「死角のない」能力といえよう。


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最終更新:2012年03月18日 14:31