死に損ないのマリア - psyka_trpg @ ウィキ

■トレーラー

死すべき運命と知りながら、 また会えたら、と彼女は笑う
栄光を背負い、名誉を抱えて、
処刑台への階段を昇る
その代価は使い切れないほどの金
遺された時間は少ないけれど
大事な人の未来のために

だけど彼女の愛し子は
あっけなく、無残に、殺された
だから彼女は逃げ出して、
赦さぬ刃が臓腑を抉る

魔都にそぼ降る雨の中、
赤く染まった女が一人
棄てた命に手を伸ばす

トーキョーN◎VA THE AXLERATION
「死に損ないのマリア」

かくて運命の扉は開かれた。

■ハンドアウト

PC1：タタラ

• コネ：宮之内マリー
  • 推奨スート：クラブ

　職場近くのユニバで出会った女性、マリー。世間話をする程度の知り合い。
　柔らかい、どこか疲れた笑顔を浮かべる彼女が、今、キミの前に倒れている。
　生ぬるい雨の中、ゆっくりと流れ、広がっていく赤い水たまり。放っておけば死ぬだろう。
　──キミは、医師として彼女を見捨てることができなかった。
【ＰＳ：マリーを救う】

PC2：クグツ

• コネ：サカキ
  • 推奨スート：ダイヤ

　隣の席の同僚がいなくなった。後方処理課の仕事が似合わない、疲れた笑顔の女だった。
　社長直々の命令は、彼女を見つけ出し、連れ戻すか、さもなくば自らの手で殺すこと。
　同じく呼び出されたサカキは勤続40年の凄腕だ。
　兎一羽に二頭の獅子を放つそのやり方に、キミは少し違和感を覚えた。
【ＰＳ：同僚を見つけ出す】

PC3：イヌ

• コネ：“ナインテイルズ”
  • 推奨スート：ダイヤ

　千早の伝説の工作員“ナインテイルズ”。
　迷宮入り事件の証拠を抱え、ブラックハウンドに保護を願い出た彼女は、しかしキミの目の前で何者かに襲撃され姿を消した。
　同時に上層部から下る保護中止命令。キミは不審を感じた。
　キミが見たナインテイルズは、追っ手に怯える一人の女に過ぎなかったからだ。
【ＰＳ：“ナインテイルズ”を保護する】

PC4：トーキー

• コネ：結城あや
  • 推奨スート：ダイヤ

　レッドエリアで頻発する交通事故。SSSがロボタクのシステム不具合と発表してからはまともに調査された様子もないが、世間の目は既に次に移っている。
　だが、キミはいくつかの不自然な点に気付く──この事件には、裏がある。
　キミの直感に、結城あやは笑ってゴーサインを出した。
【ＰＳ：事件の真相を暴く】

■諸注意

• このアクトではPCが神業だけで死亡することを防ぐために3個の防御用神業が必要となる。
• なお、タタラの《タイムリー》、クグツの《完全偽装》、イヌの《制裁》、トーキーの《暴露》には使用を想定する箇所が存在する。

• 現行のすべてのサプリメントを使用してよい。
  • それ以外の媒体に掲載されたデータを使用する場合、当日ＲＬが参照できる状態で持参すること。
• ゲストの最大達成値は24点を目安とする(支援で増減する可能性はある)。