あの町で、あなたは魔法をかけたのね
だからあのとき、不思議なことが起こった
それは…人であふれた町……


時が止まったかのように、誰もが…動かない



砂漠のように静まりかえし、あの夕暮れの町で
あなたの声がわたしを呼んでいる
西に日が沈み、さそり型の星座が昇る時

「恋したね…」と、教えてくれた



あなた…これはきっと夢なのよ
だって…あの私はなぜか昨日の私じゃないもん
あの遠い昔…昔に聞いた物語


そのstoryを二人でたどっているのよ


二人で乗ったあの夜汽車、星くずの中汽笛を鳴らし
その見降ろす町の日 まるで天の川ね
東の空 レモン色をした三日月が浮かび

「幸せにね…」と、ささやいている


再び乗ったあの夜汽車、星くずの中汽笛を鳴らし
それが何処へ行くのか、あなたも私も知らない
一つ分かるのは「祈る言葉」




不思議な旅 終わらせないで

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最終更新:2011年12月23日 00:27