時空管理局から夏季休暇を与えられたアリエスは、休暇の予定を考えていた。

アリエス「どうしようかな・・・?マスターは里帰りだし、美希さんは事務所のみんなと一緒に海へ行ったみたいですし・・・」

それは、管理局の夏季休暇を与えられた直後の出来事であった。

アリエス「マスター!私と一緒に夏季休暇を過ごしましょう!」
深澤勇樹「すまない、今年は故郷へ里帰りする予定でいるんだ・・・。ごめんな?」
アリエス「そうですか・・・。わかりました。」

アリエスは他の仲間と一緒に過ごそうと考えていたが、美希は事務所のアイドルたちと共に沖縄へ、氷零は閻魔亭の仕事、アルゴ達はまみの家でお泊り、銅時は太鼓の達人、スバルはバジルとデート、どれもダメであった。

アリエス「仕方ありませんね、たまには一人で旅するのも悪くないかもしれません・・・。」

アリエスは一人旅を計画した。ネットで旅先を決め、旅の費用と持ち物を準備する。
行き先は地球・日本にある静岡県となった。
アリエス「さて、静岡のどこへ行こうかな・・・?」

リュックから旅行雑誌を取り出し、行き先を探していた。
アリエス「ここに行ってみましょう!」
最初の目的地は「熱海温泉」。熱海温泉は日本の三大温泉場の一つとも言われている。
アリエスは電車に乗り熱海駅へ。駅から熱海温泉へ到着し、手続きを終えて温泉に入るアリエス。

アリエス「~~っ!いいお湯ですっ。疲れが一気に吹き飛びちゃいそうですね・・・。」
温泉に浸かっている中、一人の女の子がアリエスの隣へやってきた。
女の子「お姉ちゃん、お胸がおっきいね!」
アリエス「えぇっ?そうですか・・・?あははは・・・///」
いきなりの発言にアリエスは少し照れてしまう。
女の子「私も、お姉ちゃんみたいにグラマーになれるかなぁ?」
アリエス「はい、なれると思いますよ。」
女の子「本当?こうなったら、私も頑張らなくちゃ!」
アリエス「頑張ってください!応援してますよ~!」
女の子の母親「明澄~!そろそろ上がるわよ~!」
女の子(明澄)「は~い!お姉ちゃん、バイバイ!」
アリエス「さようなら~。」
明澄はアリエスに別れを告げた。温泉から出たアリエスは、牛乳を飲み、次の目的地へと向かった。

つづく

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最終更新:2012年10月24日 17:43