戦乙女アルル
基本情報
属性 | 黄 |
コスト | 48,60(ぷよフェスキャラ) |
タイプ | こうげき |
優先度 | ★★★☆☆(普通) |
スキル | ★★★☆☆(普通) |
Lスキル | ★★★★☆(強い) |
ポイント | インフレ加速の象徴 同時にインフレ負けの象徴だった 登場7年目にして過剰強化 |
概要
2016年1月1日の「初売りガチャ」にて実装。当初はコスト34のカードだった。それ以降2年間登場できなかったが、2018年2月にぷよフェスキャラとして再登場。同時に☆7が実装された。
2023年にフェスキャラとしては初の「とくもりとっくん」が実装され、同時にスキル、リーダースキルも強化された。読みは「ヴァルキリーアルル」で、一般的には「ヴァルル」と略される。
2023年にフェスキャラとしては初の「とくもりとっくん」が実装され、同時にスキル、リーダースキルも強化された。読みは「ヴァルキリーアルル」で、一般的には「ヴァルル」と略される。
スキル
レアリティ | 内容 | 発動数 |
☆6 | フィールド上の色ぷよをきいろぷよに変換 | 40 |
☆7 | スキル発動中、味方全体の攻撃力と回復力を2.8倍 フィールド上の色ぷよとハートBOXをきいろぷよに変換 |
30 |
強化前はどちらも単純に「色ぷよをきいろぷよに変換」するスキルであり、スキル砲としても盤面リセットとしても中途半端という悲しいスキルだった。
現代ではフェスキャラでもハートBOXやおじゃまぷよを含めて変換したりとか、この子のように文字通り盤面をリセットしたりと言った、強力なスキルが乱立している。その中で登場時から目立った強化も受けず、長所と言えば☆7の発動数の早さだけという立場として甘んじていた。
現代ではフェスキャラでもハートBOXやおじゃまぷよを含めて変換したりとか、この子のように文字通り盤面をリセットしたりと言った、強力なスキルが乱立している。その中で登場時から目立った強化も受けず、長所と言えば☆7の発動数の早さだけという立場として甘んじていた。
しかし2023年のスキル強化に伴い、ハートBOXも変換することで盤面をリセットしやすくし、攻撃・回復を倍化することで発動時効果も上げるという今までの扱いからは考えられない凄まじい強化を得た。これにリダスキ、とくもりとっくんを併せるとかなりの強スキルとなる。
だがテクニカルクエストでは「ターン持続する攻撃力強化」「ワイルド化」「被ダメージ・与ダメージ強化」がモノを言う時代になっているため、本質がスキル砲という点では変わっていないこのカードは、スキル要員としては未だに優先度が高いとは言えない。弱いというレベルでは無くなったとはいえ、他に優先すべきカードがあるのならそちらを育成すべきだろう。
とはいえ2022年までの★☆☆☆☆(ゴミ)レベルだったスキルからはかなり強化されたと言える。
リーダースキル
レアリティ | 内容 |
☆6 | 味方全体の攻撃力3.5倍、体力2.5倍、 |
☆7 | 味方全体の攻撃力5.2倍、体力3.5倍、回復力1.5倍 |
☆6時点ではまだまだ弱いが、これでも今までの「黄属性のみ対象」だったリーダースキルからは強化されている。もっと言えば登場当初は「攻撃力2.5倍、体力1.5倍」という今からすれば悲惨にもほどがあるものだった。
☆7のリーダースキルは、2018年に「黄属性攻撃力4.5倍、体力3.5倍」として実装された。2022年ともなると、いくらフェスキャラでもここに他の効果が加わるのが普通であり、単純な攻撃力も低いくせにスキルも加速できないという酷すぎるリーダースキルとなっていた。
しかし2023年のアップデートで一気に強化され、無条件で攻撃力を5.2倍、回復力を1.5倍という並のフルパワーキャラを蹴散らすリダスキを手に入れた。このステータスなら体力3.5倍でも十分すぎると言える。未だに付加効果がつかないというのは物足りなさがあるが、フェスキャラにそこまでのステータスを求めるのは酷だろう。
ステータス
Lv.MAX | たいりょく | こうげき | かいふく |
☆6 | 4037 | 3061 | 303 |
☆7 | 5955 | 4897 | 371 |
登場時はぶっちぎりの攻撃力の高さが魅力だったが、現在では他のこうげきタイプフェスキャラ、フルパワーキャラに抜かれている。さらに体力値が若干低く、その分回復力が若干高い。
しかしいずれも「誤差」で済ませてしまえる程度の数値である。回復力を求めるなら素直に回復タイプのキャラクターを入れた方が良い。
しかしいずれも「誤差」で済ませてしまえる程度の数値である。回復力を求めるなら素直に回復タイプのキャラクターを入れた方が良い。
とくもりとっくん
Lv.1~2 | 味方全体の攻撃力を常に1.1倍にする |
Lv.3~4 | 味方全体の攻撃力を常に1.2倍にする |
Lv.5 | 味方全体の攻撃力を常に1.3倍にする |
Lv.6 | 味方全体の攻撃力を常に1.4倍にする |
~ | ~ |
Lv.MAX | 味方全体の攻撃力を常に1.8倍にする |
2023年の強化の真髄。
ぷよフェス初のとくもりとっくん実装キャラとして、MAXに上げた場合SUNシリーズの「常時攻撃力1.5倍」を凌駕する「攻撃力1.8倍」を手に入れた。
ぷよフェス初のとくもりとっくん実装キャラとして、MAXに上げた場合SUNシリーズの「常時攻撃力1.5倍」を凌駕する「攻撃力1.8倍」を手に入れた。
これが何を意味するかと言うと、リーダーに起用せずとも取りあえずスタメンに入れておけば手軽に攻撃力を底上げできるという事であり、仮にヴァルル本人をリーダーに据えた場合、5.2×1.8倍=9.36倍というおぞましい数値になる。
フェスキャラこうげきタイプの名に恥じないカードになったと言えるだろう。
フェスキャラこうげきタイプの名に恥じないカードになったと言えるだろう。
総評
登場当初は倍率の高さ、ステータスの高さを併せ持つ同時期ぷよクエにおけるインフレの象徴とされていたが、それから年月が経ちインフレに置いて行かれた悲しいカード、被インフレの象徴と言われていた。ユーザーからは、このWikiでの表記で言うならば★☆☆☆☆(産廃)レベルという評価をされていた。
しかし登場から7年目にしてようやく抜本的な強化を得、スペック的にはフルパワーキャラと肩を並べるカードとなり、再びインフレの象徴として生まれ変わった。とはいえ現代のテクニカルクエストに於いては「スキル砲」の必要性は薄れており、リーダースキルも加速性能はない、さらにとくもりとっくんを活かすには手に入りにくいストーンが必要となる為、無理して初心者~中級者が狙うほどのキャラクターとは言い切れない。こういった諸々の事情を鑑みて、★★★☆☆(普通)程度の優先度に留めるのが適切と言える。
しかし登場から7年目にしてようやく抜本的な強化を得、スペック的にはフルパワーキャラと肩を並べるカードとなり、再びインフレの象徴として生まれ変わった。とはいえ現代のテクニカルクエストに於いては「スキル砲」の必要性は薄れており、リーダースキルも加速性能はない、さらにとくもりとっくんを活かすには手に入りにくいストーンが必要となる為、無理して初心者~中級者が狙うほどのキャラクターとは言い切れない。こういった諸々の事情を鑑みて、★★★☆☆(普通)程度の優先度に留めるのが適切と言える。
余談
2021年にこのキャラクターの更なる派生キャラとして、戦乙女アルル&カーバンクルが登場している。こちらはフルパワーキャラであり、当時のヴァルルとは似ても似つかないハイスペックカードとなっている。