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Spinel導入方法」を以下のとおり復元します。
Spinel導入方法を説明します
Spinelとは、簡単に言うと「BonDriverをネットワークからアクセスできるようにするツール」です
Spinelを導入すると、例えば家庭内無線LANを利用してPX-W3PEを搭載していないノートパソコンで家中どこでもTVを見たり、
出張先からTVを見たり出来るようになります

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*サーバー側(PX-W3PEを搭載しているPC)のSpinel設定
&bold(){1.[[PX-W3PE導入方法]]を参考に、PX-W3PEを取り付け、ドライバ・ランタイムをインストールします}

&bold(){2.[[Blog - Lapis Labs>>http://lapislabs.blog24.fc2.com]]から、最新のSpinelをダウンロード、任意の場所に解凍します}

&bold(){3.[[こちら>>ドライバ]]からup625のBonDriver_PX_seriesのBonドライバ(新版Bonドライバ)をダウンロード、解凍します}

&bold(){4.BonDriverの用意をします}
>BonDriver_PX_W3PE_S0.dll
>BonDriver_PX_W3PE_S1.dll
>BonDriver_PX_W3PE_S0.ini
>BonDriver_PX_W3PE_S1.ini
 を、Spinelの「BonDriver」フォルダに移動させます。

 同様に、
>BonDriver_PX_W3PE_T0.dll
>BonDriver_PX_W3PE_T1.dll
 を、Spinelの「BonDriver」フォルダに移動させます → [[参考画像>>http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/ga1/src/1298111258758.png]]

必要な場合は、
>BonDriver_PX_W3PE_T0.ini
>BonDriver_PX_W3PE_T1.ini
 を、Spinelの「BonDriver」フォルダに用意します
※公式版Bonドライバの中にある「Interface_PX_W3PE.dll」は必要ありません。

&bold(){5.BonDriver_PX_W3PEのiniファイルを新BSチャンネルに対応させる。}
※対応を忘れた場合、チャンネルスキャンしても新BSチャンネルが検出できません。
 対応させてから再スキャンしてください。


&bold(){6.Spinel.exeを起動します}
※Windows7やVistaの場合はspinel.exeを右クリックして管理者権限にチェックを入れる。
※[[このような画面>>http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/ga1/src/1298111055118.png]]が出た場合は、プライベートネットワークにチェックを入れて
 「アクセスを許可する(A)」を選択してください

&bold(){7.[[参考画像>>http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/ga1/src/1298111820493.png]]のようにチューナーが見えていればとりあえず成功です}
 &bold(){一度Spinelを終了させます}

&bold(){8.「ReadMe.txt」も参考にしつつ「Spinel.ini」を各自の環境に合わせて設定します}


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*サーバー側のTVTest設定
&bold(){1.[[ここ>>http://tvtest.zzl.org/]]や[[ここ>>http://2sen.dip.jp/cgi-bin/hdusup/upload.cgi?search=TVTest&send=99999]]からTVTestをダウンロード・任意の場所に解凍します}
※64bit環境の人でも特に理由がなければTVTestx86版を使用してください

&bold(){2.[[Blog - Lapis Labs>>http://lapislabs.blog24.fc2.com]]から、最新のBonDriver_Spinelをダウンロード・解凍します}

&bold(){3.BonDriver_Spinelの用意をします}
BonDriver_Spinelの中にある「BonDriver_Spinel.dll.ini」をコピー・リネームして、
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S0.dll.ini
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S1.dll.ini
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T0.dll.ini
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T1.dll.ini
を作成して、「TVTest.exe」と同じフォルダに移動させます

同様に「x86」フォルダの中にある「BonDriver_Spinel.dll」をコピー・リネームして、
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S0.dll
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S1.dll
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T0.dll
>BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T1.dll
を作成して、「TVTest.exe」と同じフォルダに移動させます → [[参考画像>>http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/ga1/src/1298194704446.png]]

&bold(){4.iniファイルを編集します}
例えば「BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S0.dll.ini」では、TunerPath = "PXW3PE/0/S/0"とします
同様に「BonDriver_Spinel_PX_W3PE_S1.dll.ini」では、TunerPath = "PXW3PE/0/S/1"、
   「BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T0.dll.ini」では、TunerPath = "PXW3PE/0/T/0"、
   「BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T1.dll.ini」では、TunerPath = "PXW3PE/0/T/1"とします
また、録画を優先したいBonDriverでは、「RequireExclusiveChannelControl = 1」としておくことをオススメします
たとえば、EDCBでは1にして、TVTestでは0にしておけば、TVTestで視聴していても、EDCB側の予約録画が優先できます。

&bold(){5.「Spinel.exe」が起動した状態で「TVTest.exe」を起動させます}
 &bold(){「初期設定ダイアログ」を終えると視聴できるはずです}
 ※「初期設定ダイアログ」を含め、詳しい使用方法や設定は&u(){[[こちら>>http://tvtest.zzl.org/tvtest.html]]}をご覧ください
 ※TV Testのドライバは「BonDriver_Spinel_PX_W3PE_T0.dll」を指定。
  内蔵カードリーダを使用(M2方式)の場合は、TVTestの&bold(){カードリーダー(E)}は
  &bold(){&u(){なし(スクランブル解除しない)}}に設定する。
 ※外部カードリーダやFakeWinScardを使用する場合は、&bold(){&u(){スマートカードリーダ}}に設定します。

&bold(){6.地デジの感度が悪い場合は[[こちら>>ソフトウェア]]を参考に「地デジ感度調整ツール」を使用します}
「LNB PowerSupply レジストリ設定ツール」を使えばLNB給電の設定も可能です


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*クライアント側のTVTest設定
ここでは家庭内LANを想定して説明します
&bold(){1.サーバー側のプライベートIPアドレスを確認・固定します}
 ※やり方は[[ググれば>>http://www.google.co.jp/search?&q=ip+%E5%9B%BA%E5%AE%9A]]すぐ分かるはずです

&bold(){2.上記「サーバー側のTVTest設定」で作成したTVTestフォルダを新規にコピーします}
 ※元のフォルダは保持しておくこと

&bold(){3.iniファイルを設定します}
「Address」の部分に手順1で確認したプライベートIPアドレスを入力します
>例 Address = "192.168.0.2:48083"
 また、「RequireExclusiveChannelControl = 0」にしておくことをオススメします
 4つのiniファイル全てに上記変更を適応します

&bold(){4.以上でクライアント側のTVTestフォルダが完成しました}
 &bold(){このフォルダをUSBフラッシュ等に入れて、ネットワーク上の別PC(クライアント側PC)にコピーします}

&bold(){5.サーバーのSpinelが起動した状態でクライアント側のTVTestを起動させ、視聴できれば成功です}
 ※クライアント側に各種ランタイムがインストールされている必要があります
  インストールしていない場合は、以下をインストールすること
  [[Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ(x86)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=200b2fd9-ae1a-4a14-984d-389c36f85647&displayLang=ja]]
  [[Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=766a6af7-ec73-40ff-b072-9112bab119c2&displayLang=ja]]※vcredist_x86.exeを使用すること
  [[Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ(x86)>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=a5c84275-3b97-4ab7-a40d-3802b2af5fc2&displayLang=ja]]
  [[Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム>http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=2051A0C1-C9B5-4B0A-A8F5-770A549FD78C&displaylang=ja]]※vcredist_x86.exeを使用すること
  また、WindowsUpdateでMicrosoft .NET FrameWorkもインストールしておくこと

※家庭内以外の外部からSpinelにアクセスする場合も同様の手順で可能ですが、
 グローバルIPが固定された環境が必要だったり、ルーターのポート解放が必要だったり、
 [[公衆送信権>>https://secure.wikimedia.org/wikipedia/ja/wiki/%E5%85%AC%E8%A1%86%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%A8%A9]]の侵害になる可能性があったりで、ハードルがやや高くなります。


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