EDCB(EpgDataCap_Bon+EpgTimer)は予約録画管理ツール。
TvRockの場合は、TvRockが予約管理し、TVTestなどのアプリケーションで予約録画されるのに対し、
EDCBの場合には、EpgTimer(EpgTimerSrv)が予約管理、EpgDataCap_Bonを使って予約録画される。
EpgDataCap_Bonを導入するための方法を簡単にまとめてあります。
この手順を終えれば、EpgDataCap_Bonを使った録画ができるようになります。
※人柱版10.69以降のバージョンでは、スクランブル解除の機能はありません。削除されました。
※人柱版10.68以前のバージョンやその他の方法によるスクランブル解除処理を行う場合は、自己の責任で行ってください。
※地上波やBS等の無料放送を視聴するには、青カードや赤カードが必要です。
※有料放送を契約して視聴するためには赤カードが必要です。EMM等更新の設定にしておく必要があります。
※スクランブル解除処理は、私的利用の範囲内あるいは開発試験研究利用等の範囲内で自己の責任で行ってください。
※スクランブル解除がされていない場合でも、他のプレイヤー等でワンセグの視聴再生は可能です。
EpgDataCap_Bon(略称EDCB)の導入・設定
1.EpgDataCap_Bonの10系をダウンロード。ここから。
※64bit環境の人でも特に理由がなければ
EpgDataCap_Bon(x86版)を使用してください
EpgDataCap_Bon(x64版)では、up0625 BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver は使用できません。
参考画像(準備中)
※人柱版10.68以前のバージョンではスクランブル解除の機能を利用するためには、B25Decorder.dllが必要だったが、
※人柱版10.69以降のバージョンではスクランブル解除の機能は削除されたため、B25Decorder.dllをEpgDataCap_Bon.exeと同じフォルダに用意してもスクランブル解除はされない
2.EpgDataCap_Bonを使用するためのランタイムをインストール ←
PX-W3PE導入方法で既にインストール済みの場合はこの手順は不要です
動作には.NetFramework4.0とVC++2010のランタイムが必要です。
他に各BonDriverや外部モジュールで使用するランタイムが必要な場合があります。
3.こちらからup0625.zip BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver(新版BonDriver)をダウンロード
以下のものをコピーまたはドラッグアンドドロップして、
ダウンロードしたEpgDataCap_Bonの「EpgDataCap_Bon.exe」と同じフォルダにある「BonDriver」フォルダに入れる。
参考画像(準備中)
※以下の例は、up0625.zip BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver(新版BonDriver)をそのまま利用する例です
※ので、TVTestが同じBonDriverのチューナーを占有している場合、EDCBの録画予約が失敗します。それを防ぐにはSpinel等を利用するなどします
「
BonDriver_PX_W3PE_S0.dll」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用BonDriver)
「
BonDriver_PX_W3PE_S1.dll」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用BonDriver)
「
BonDriver_PX_W3PE_T0.dll」(地上デジタル放送用BonDriver)
「
BonDriver_PX_W3PE_T1.dll」(地上デジタル放送用BonDriver)
「
BonDriver_PX_W3PE_S0.ini」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用チャンネル定義ファイル)
「
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用チャンネル定義ファイル)
(※これらは
up0625のzip内にあります)、
注意事項(ほかのBonDriver利用者向け。新規にup0625.zip BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver(新版BonDriver)を導入する人には関係ありません。)
「Interface_W3PE.dll」は
公式版と呼ばれるBonドライバ(up0550など)やkuma版BonDriverでは必要です
が、新版BonDriver(up0625.zip)では必要ありません。)
3-2.BS新チャンネルに対応させる(自己責任)
これらのチャンネル定義ファイルを編集します。メモ帳で開けます。
BonDriver_PX_W3PE_S0.ini
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini
※以下のような追記が必要です。この設定をしなければ、新BSチャンネルは映りません。
CH014 = BS5/TS0,0,11804200,0x4450
CH015 = BS5/TS1,0,11804200,0x4451
CH016 = BS7/TS0,0,11842560,0x4470
CH017 = BS7/TS1,0,11842560,0x4671
CH018 = BS11/TS0,0,11919280,0x46b0
CH019 = BS11/TS1,0,11919280,0x46b1
CH020 = BS11/TS2,0,11919280,0x46b2
CH021 = BS19/TS0,0,12072720,0x4730
CH022 = BS19/TS1,0,12072720,0x4731
CH023 = BS19/TS2,0,12072720,0x4732
CH024 = BS7/TS2,0,11842560,0x4672
CH025 = BS21/TS0,0,12111080,0x4750
CH026 = BS21/TS1,0,12111080,0x4751
CH027 = BS21/TS2,0,12111080,0x4752
CH028 = BS23/TS0,0,12149440,0x4770
CH029 = BS23/TS1,0,12149440,0x4771
CH030 = BS23/TS2,0,12149440,0x4772
定義ファイル一番上のBSチャンネルの合計数を30にします
4.「EpgDataCap_Bon.exe」を起動。「チャンネルスキャン」を終えると録画できるはずです
※まず、地上波の設定をします。
EpgDataCap_Bonのドライバは「BonDriver_PX_W3PE_T0.dll」(地上デジタル放送用)を指定。
※チャンネルスキャンは、「BonDriver_PX_W3PE_T1.dll」(地上デジタル放送用)でも必要です。
T0とT1でスキャン結果が一致しているか確認して、一致しない場合には修正する。
T0とT1の放送局が同じで、T0が正確にスキャンできている場合は、T0のChSet4.txtファイルの中身をコピーすればはやい。
※チャンネルスキャンで検出されない局がある場合がよくあります。
予約録画の失敗原因となるので、スキャン時間を長くするなどして、正確に検出する。
Readme_EpgDataCap_Bon.txtの■チャンネルスキャンのタイムアウト値を変更する■を参照して、15~20程度に設定。
スキャンが完了したら、T0とT1のチャンネル設定ファイルをテキストエディタで開いてスキャンされた内容を確認する
BonDriver_PX_W3PE_T0(PX-W3PE T0).ChSet4.txt
BonDriver_PX_W3PE_T1(PX-W3PE T1).ChSet4.txt
※同じサービスIDの地デジチャンネルが2つ以上検出された場合は、受信レベルの低いチャンネルを削除し、正常に受信できる1チャンネル分のサービスのみ残す。
PLEX内蔵カードリーダの使い方は、
FakeWinSCard方式または
M2方式の記事を読んでください(自己責任)。
※M2方式を利用する場合は、こちらのM2方式の記事を読んで、BonDriver_PX_W3PE_T0.iniとBonDriver_PX_W3PE_T1.iniを用意してください。
同様に、S0S1(BS/CS110用チューナー)のチャンネルスキャンを行います。
スキャンが完了したら、S0とS1のチャンネル設定ファイルをテキストエディタで開いてスキャンされた内容が正しいか確認する。
BonDriver_PX_W3PE_S0(PX-W3PE S0).ChSet4.txt
BonDriver_PX_W3PE_S1(PX-W3PE S1).ChSet4.txt
※S0とS1でスキャン結果が一致しているか確認して、一致しない場合には修正する。
※NHKBS1とNHKBSプレミアムが検出できていない場合がある
検出できていないと予約録画の失敗原因となるので、スキャン時間を長くするなどして、正確に検出する。
Readme_EpgDataCap_Bon.txt■チャンネルスキャンのタイムアウト値を変更する■を参照して、15~20程度に設定。
※片方のチューナーで正確にスキャンできているのであれば、もう片方のチューナーの設定ファイルに、そのチャンネルの情報をコピペして保存してもよい。
5.EpgDataCap_Bon.exeを終了させる。
6.EpgTimer.exeを起動する。
7.「設定」→「基本設定」→「チューナー」タブに移動。
各BonDriverで使用するチューナー数を設定する。
□EPGデータの取得に使用するにチェックを入れておく。
8.EPG取得タブで、EPG取得対象のサービスを設定する。
必要なら、EPG取得開始時間を追加する。
無効にしたい時間帯のチェックは外しておく。
9.EpgTimer.exeを終了させる。(チューナー数の設定は起動時に反映されるため)
10. EpgTimer.exeを起動します。まずEPG取得を行います。
11. その後、その他必要な各種設定を行います。
12. 自動予約録画するためには、EpgTimer.exe(EpgTimerSrv.exe)を常時起動しておく必要があります。
(初期設定では、EpgTimer右上のxボタンでEpgTimer.exeが終了してしまうので注意)
(必要な場合)
13.EpgTimerをWindowsサービスとしてインストール(EpgTimerSrv.exeがサービスに登録される)
※EpgTimer.exeを管理者権限で起動する必要あり(Vista以降)
※バージョンアップなどを行う場合には一度サービスを停止する必要がある。
※EpgTimer.exeを常時起動させておかなくても、予約録画は行われます(EpgTimer サービスが停止していない場合)
サービスが停止している場合は、EpgTimer.exeを実行するなどして、サービスを開始させる。
※EpgTimer.exeを起動しておかないとGUIが表示されない。
録画中にEpgDataCap_Bon.exeのGUIを表示させるには、録画開始前にEpgTimer.exeあるいはEpgTimerTaskを起動させておく必要がある。
batファイルの実行状況を表示させるには、EpgTimer.exeを起動させておく必要がある。
その他、基本的な設定等、一部抜粋。(すべてのことが付属のtxtファイルに書いてある)
初期設定は23:00になっている。1日1回取得する。
23:00~0:00ぐらいに取得すれば、編成決定後のデータを取得できる可能性が高いという理由。
EPG取得の開始時間は設定変更可能なので、初期設定の時間帯に予約が込み合う場合には、朝などに取得するようにする。
BS,CSのEPG取得は、BS、CS1、CS2の基本情報のみ取得をおこなえば、EPG取得が短時間で終わる。
※1チャンネルだけEPGデータの取得をおこなえば済むから。
※そのかわり、詳細情報は得られない。
全サービス(全チャンネル)の詳細取得する場合には90分近くかかる。
予約録画の失敗等の防止のため。
・地デジ ・・・ 同一サービスIDの地デジチャンネルが2つ以上ある場合、受信レベルの低いチャンネルを削除し、正常に受信できる1チャンネル分のサービスのみ残す。
・BS ・・・ BSの地デジ難視聴対策チャンネル
…等
番組名の全部や一部を使ってキーワードを登録したりできる。
※注意点(ほとんどの場合問題ないが、ごくまれに失敗原因となりうるものについて)
EPGを利用する予約の場合、番組名が違ったり、EPGが更新されない場合、予約録画が失敗することがありうる。
・番組名は、放送局側の都合あるいはミスで変更されていることがありうるので、登録するキーワードには注意する。
たとえば、「ポケットモンスター」と登録しておいたら、次の週の番組名が「ポケモン」になっている、など。
・番組名などの単純な誤字。気づかれず修正されない場合、予約登録できない。
・スポーツ番組の延長等により、後の番組が繰り下げになる場合や、次番組内で放送されることもある点にも注意。
- そのほか、録画番組ごとに個別設定が必要な場合はそれぞれ設定する。
・録画モード
・録画マージン
・batファイル等の使用
…等の設定
kkcaldなどの外部のものを使ってもブラウザ表示可能だが、
EpgTimerの機能でも、ブラウザから表示が可能
EpgDataCap_Bonは複数起動できるので、4番組同時録画が行えます
※人柱版10.69以降のバージョンでは、スクランブル解除の機能はありません。削除されました。
※人柱版10.68以前のバージョンやその他の方法によるスクランブル解除処理を行う場合は、自己の責任で行ってください。
2011年12月25日作成途中
最終更新:2013年06月14日 18:33