レッドレーサーのバイブレードとゼルモダのトランプ剣がトランザの泣き所に見事命中した。
「グアッ!!」
「よっしゃ、決まったぜ。……それにしてもなんかコレ突き刺すのに随分時間かけた気がするな」
まるで続きがかかれるまでにかかった時間のことをいっているようなレッドレーサーはともかく、この攻撃を受けトランザのダメージは深かった。
「おのれ! 覚えていろ」
トランザが股間を押さえながらかっこ悪く姿を消した。
「ゼルモダ」
「ああ、わかってるぜ相棒」
「相棒っていうな!」
二人は鳴り響くチェーンソーの音に、漫才しながら引かれて行った。
□
チェーンソーの音はタイムブルーとクウガの二人の背後でうるさく鳴り響いていた。
「待ちやがれ!!」
しかし、チェーンソーリザードはレッドレーサーに突き飛ばされる。
「レッドレーサー!!」
レッドレーサーがいつものポーズをとる。
「ゼルモダ!!」
ゼルモダも同じポーズをとった。
「あ、ゼルモダお前、それは俺のポーズなの!!」
「うるせえな……少しくらいいいだろ」
そんな二人の背後にはリッチリッチハイカーが立っていた。
「リーッチッチッチッチ」
「「邪魔!!」」
二人は顔も見ずに裏拳で同時にリッチリッチハイカーを突き飛ばした。
「いたたたたたた」
一度「ゴホン」と咳き込んだ後、リッチリッチハイカーが二人に話しかけた。
「相変わらずですね、カーレンジャーにゼルモダ……」
「うるせえってんだよ!」
ゼルモダが今度は蹴飛ばそうとするが、それを軽くかわした。
「ってお前は!」
「ようやく気付きましたか」
「……誰だっけ?」
「あら」
リッチリッチハイカーが漫画のようにズッこけた。
「私です。悪のコーンサルタントのリッチリッチハイカー教授」
「あ! ボーゾック一のピザ作りの名人の……」
「違います! その口も二度ときけなくしてやりましょう。……チェーンソーリザード、この二人の相手をしてやりなさい!」
だが、リッチリッチハイカーが見るとチェーンソーリザードはいなかった。
「俺たちが倒しといたぜ」
タイムブルーが腕を組みながらいった。
「そんな……! 私の知らない間に死ぬなんてアリですか! おのれ~、こうなったら……」
リッチリッチハイカーが逃走する。
レッドレーサーたちが追おうとするが、それは無意味だった。
「愚か者め」
片手が植物と化した美女がリッチリッチハイカーの首を絞めた。
「そんな……」
リッチリッチハイカーの息が止まると、その死体を蹴り飛ばし、美女がその場を立ち去った。
「おい、お前は!?」
その問いには誰も答えなかった。
□
「あの男、今度はころす」
ラ・バルバ・デは一条薫という男との再戦を望んでいた。
彼女はそのままゆっくりと歩を進めた。
【現在地:茨城県】
【
陣内恭介の持ち物:アクセルブレス、アクセルキー】
【ゼルモダの持ち物:トランプ剣】
【アヤセの持ち物:クロノチェンジャー(ブルー)】
【五代雄介の持ち物:なし】
【ラ・バルバ・デの持ち物:なし】
【トランザの持ち物:剣】
参戦時期
恭介⇒最終回後、ゼルモダ⇒最終回後、アヤセ⇒タイムシャドウ登場後、五代⇒ガドル戦以前、バルバ⇒海に沈んだ後、トランザ⇒大人に成長した直後
※バルバの怪人体は劇中未登場なので腕しか変身させられません。
※トランザは尻尾を巻いて逃げました。
最終更新:2008年10月30日 19:49