明石暁はかなり歩いて長野県の九郎ヶ岳に来ていた。
冒険者として、この遺跡を冒険したくなった。
「さくらたちも呼ぶか……」
明石がアクセルラーをいじる。
「通信ができない。……仕方がない。1人で探検するか」
明石は突き進んだ。
□
「驚いた……」
明石の目の前には大きい棺おけがあった。
ゆっくりと棺おけを開けると中には剣を握り、自分の持っているものと同じベルトを装着しているミイラが入っていた。
「それは!」
背後から声がして、明石は振り向いた。
「君は……?」
「
風間剛。……もしかしてそれは七星剣じゃないか?」
「知っているのか?」
「ああ。地球を破滅させる道具の一つなんだ。今はもうなくなったはずなんだが……それをこちらに渡してもらおうか」
「ほう。プレシャスみたいだな」
明石がアクセルラーでハザードレベルを計る。
「測定不能……こっちのベルトと同じか」
「いいから渡してもらおう」
「無理だな。お前は何に使おうとしているんだ?」
「誰にも使われないようにすればいい」
「成る程。それなら俺がそうしてやる」
プレシャスボックスを使って明石はそれを箱に閉じ込めた。
「!」
「言い忘れたな。俺は明石暁。轟轟戦隊ボウケンジャーのリーダーだ」
「ボウケンジャー……?」
「どうした、君もなりたいのか?」
「いや、遠慮しておこう」
ゆっくりと剛が前進する。
「他には何が……」
その直後、剛の頭に戦士の姿が映し出された。
「何だ一体?」
「お前にも見えたのか?」
「え?」
「赤い戦士の姿だ」
剛には確かに見えた。ガイファードのように赤い戦士の姿が。
「いや」
だが剛は否定する。なぜか真実を語りにくかったのだ。
「そのベルトをこっちに渡して」
二人の背後にいつの間にか少年と青年が立っていた。
「今度はなんだ?」
「早く渡さないと殺すよ?」
少年が白い異形、ン・ダグバ・ゼバに変わった。
「「!」」
ダグバが明石のジャケットを自然発火能力で燃やした。
「ボウケンジャー、スタートアップ!」
明石はボウケンレッドに変身して消火する。
「明石!?」
「どうやらおきだしたようだな」
ダグバの後ろの青年が言った。
「
ガライ、始末しといて」
ガライと呼ばれた男がコブラ男に姿を変える。
「! ……こうなったらッ」
変身ポーズをとる剛。
「凱気装!!」
剛の体がガイファードに変わった。
「剛! お前も冒険してみるか!?」
「ああ。俺の冒険は終わったと思ったがな」
「待て」
背後からの声に二人は驚きを隠せなかった。
棺桶の男が起き上がっているのだ。
「変身!」
男は仮面ライダークウガに姿を変えた。
「あ~あ、クウガ起きちゃったね。君のせいで僕は封印されたんだよ。……まあせいぜい僕を笑顔にしてよ」
ダグバがクウガの体を燃やす。
「クッ!!」
「この程度じゃないよね? もう一回なってよ。究極の力を持つ者に」
「あれにはならない。闇をもたらすかもしれないなら!」
「そう。なら早く死んでよ」
ダグバがクウガを殴る。しかし同時にクウガもダグバを殴った。
クウガがダグバをかかえて遺跡の外へと飛び出した。
□
「おい!!」
ボウケンレッドの呼ぶ声も虚しく、クウガとダグバは外へ飛び出した。
「明石、今はこっちを倒すんだ!!」
ガイファードがコブラ男をける。
「ミッション中はコードネームだ。ボウケンレッドと呼べ」
ボウケンレッドがコブラ男をサバイブレードで斬る。
「いや、お前には明石暁っていう名前があるんだ。ボウケンレッドなんて名前は間違いだ!」
「そう思うか? だがこの名前は仲間たちとの思い出の名前だ。お前にはその名前がないのか?」
「俺は風間剛だ。両親につけてもらった名前なんだ……俺にあるもう一つの名前はニセモノだ!!」
ガイファード、いや剛が構える。
「王気・極星拳!!」
ガイファードの拳がガライにぶち当たった。
「グァッ!!」
コブラ男が後退する。
「俺はお前らみたいな悪人を許さない!! 人の体を……人の笑顔を何だと思っているんだ!!」
自らの怒りをコブラ男にぶつける。
「剛!!」
「王気・極星拳!!」
ガライはその攻撃をよけるが、若干当たった右腕がはじけとんだ。
□
「クウガ……どうやら今度は死んだみたいだね」
クウガの死体を前にダグバが言った。
「ベルトはもらっていくよ」
ダグバがクウガのベルトを外す。
しかし、ベルトはダグバの手から離れていった。
「!!」
ベルトが向かう先は、剛の腹の中だった。
「新たなクウガが潰さないとね」
「何を潰すって?」
ダグバが振り向くと、銀色のスーツに身を包み、金色の剣を持った戦士が立っていた。
「君からでいいや」
□
逃げ出そうとしたガライの顔にベルトが当たった。
ガイファードの変身が強制的に解除され、人間の姿になる。
「うわぁぁぁぁぁあああ!!」
剛の体の中にベルトが吸い込まれていった。
「さっきのプレシャスが剛の体の中へ……?」
「一体……これは?」
剛はクウガの遺志を継ぎ、二代目のクウガとなるのだ。
【現在地:長野県九郎ヶ岳】
【明石暁の持ち物:アクセルラー、宏のオルゴール時計、アマダム、バッグ、七星剣】
【風間剛の持ち物:なし】
【早川裕作の持ち物:ズバーン】
【ン・ダグバ・ゼバの持ち物:ダークカブトゼクター、ライダーベルト(ダブト)】
【ガライの持ち物:ガライソード】
参戦時期
参戦時期
明石暁⇒最終回後、風間剛⇒最終回後、早川裕作⇒スーツ改造後、ダグバ⇒47話終了後、ガライ⇒死亡後
※ゴーゴービークルを呼び出すのに制限はなし。
※バッグの中には食料や水が入ってます。
※古代戦士クウガは死にました(参戦時期は生存時点)。
※アマダムは剛の体に取り込まれました。
※ガライの右腕は取れました。
最終更新:2008年10月30日 20:05