海上戦闘ルール

一般則

  • 海上では熟練戦闘ルールを適用する。1マス3mとし、距離の端数は切り上げる。
  • 水中適性や水中専用を持った騎獣に騎乗している場合や、何らかの手段で水中での自由な行動が可能な場合を除き、水中にいるキャラクターは全身が水中扱いとなる。ラウンドの開始時(ラウンドの途中で同様の状態になった場合はそのとき)に水泳判定(Ⅱ87)を行い、成功すると「水泳状態」(腰から下が水中扱い)になる。
  • 船に乗って戦闘を行う場合、船内(甲板上)での戦闘は簡易戦闘ルールを適用する。
  • 海から船への上船は主動作、船から海への下船は補助動作として扱う。
  • 船内での戦闘と船外での戦闘は並行して処理する。船の内外での干渉(攻撃、補助等を問わず何らかの影響を与える行動)については、船内すべてを1つの乱戦エリアとみなして処理する。なお、船内のキャラクター数に関わらず乱戦エリアはその船上のみであり、拡大しない。
  • 3m以内(同座標及び隣接マス)に複数の船がある場合、船は連続した足場として扱い、水中に入ることなく移動できる。
  • 船内にいるキャラクターは、移動の代わりに跳躍判定(Ⅰ121)を行うことができる。成功した場合は通常移動したものとして扱い、その後の行動を行うことができる。失敗した場合は跳ぼうとした方向に3m地点(船の隣のマス)に移動する。

船について

  • HP、防護点、移動力および特殊な搭載を持つキャラクターとして扱う。
  • HPが0になった場合、船は大破し、戦場から取り除かれる。
  • 水中からの攻撃に対しては防護点を適用しない。
  • 構造物の扱いに準じ、神聖魔法、妖精魔法、森羅魔法による回復効果を受けられない。
  • 移動妨害されず、移動妨害できない。また、乱戦エリアを形成しない。
  • 全力移動できない。また、船内に敵対的なキャラクターが存在する場合、移動を行えない。
  • 上記に関わらず、船内の乱戦状態でないキャラクター1体の主動作(複数部位がある場合はそのすべての主動作)により10m移動することができる。
  • 船内のキャラクターは、船に搭載されていることによるあらゆるペナルティおよびボーナスを受けない。
  • 搭載上限を超えたキャラクターが船内にいる場合、船は移動できない。また、船内のキャラクターが搭載上限の2倍を超えた場合、船は沈没し、HPが0になる。
  • 転倒しない。

細則・特則

  • 敵キャラクターの水泳判定と跳躍判定は回避力により達成値を決定する。
  • 船に乗り込み戦闘になる場合、乗り込んだキャラクターは前線エリアと味方後方エリアから任意の地点を選べる。
最終更新:2021年07月10日 16:20