禁書


▽概要

5月13日/Fairy Tale』にて登場した、魔法の書物の総称。
"魔法学園"の"学園長"の指示により、アルフレイム各地から収集されている。
通常は"禁書庫"と呼ばれる学内の一角で、厳重に管理されている。
何れの書物も強力な魔法を秘めており、慎重な取扱いが要求される。

▽分類

"禁書"は"グリモア"と"グリムノート"2種が存在する。
禁忌の魔術を記した魔導書"グリモア"と、帯びた魔力により書物の内容が具現化する"グリムノート"がある。

一覧

タイトル 分類 概要 原作 引用
鳥籠 グリムノート 人々を小鳥に変えてしまう魔女の話 ヨリンデとヨリンゲル 対象を小鳥に変容させ、無力化する
白雪 グリムノート 姫に嫉妬した王妃が毒殺を図る話 白雪姫 not found
浦島伝説 グリムノート ウミガメを助けた若者が龍宮城に招待される話 浦島太郎 not found
巨人の旅行記 グリムノート 見知らぬ土地で、巨人として扱われる話 ガリヴァー旅行記 not found
竹取飛翔 グリムノート 月からやって来た、美しい姫の話 かぐや姫 not found
赤の麻糸 グリムノート 迷宮に巣くう怪物の話 テセウスとミノタウロス not found
不思議の国 グリムノート 不思議の国を冒険する少女の話 不思議の国のアリス not found
40人の盗賊 グリムノート 盗賊と知恵比べをする話 アリババと40人の盗賊 not found
顔のない英雄 グリムノート 伝承の合わさった義賊の話 ロビン・フッド not found
ならず者たち グリモア 仲間を集め貴族の家を荒らすならず者の話 コルベスさま not found

▽禁書庫

"魔法学園"に存在するらしいが、その詳細は学園長"によって秘匿されている。
"学園長"の信頼を得る、一部の者だけが"禁書庫"の出入りを許されているらしい。
普段は"司書"と呼ばれる、一人の人物の手によって管理されているようだ。

▽特性と引用

"禁書"に共通する性質として、『自身に記された知識を広める』がある。
"禁書"が数々の事件を引き起こすのは、この性質が起因している。
己の知識を具現化し、目撃した人々の記憶に刻み付けるようだ。
この性質が転じて、"禁書"は知識を伝播する者に、力を貸し与える。
これは"引用"と呼ばれ、災害を引き起こす事無く、"禁書"の権能を扱う手段となる。
しかし、これは"禁書"に深く触れる行為であり、読み手の魂を穢す恐れがある。
"禁書"に深く触れるだけ、より自由に権能を振えるが、代償としての穢れは大きくなるだろう。
(※"禁書"の権能は、一覧を参照されたし。)

▽対処法

膨大な魔力を内包するが故に、"禁書"の破壊は困難を極める。
グリムノート"の場合、効力を発揮するには『本が開かれている』必要があり、
これを閉じることができれば、"グリムノート"は休止し、その超常現象を治めることができる。
"グリモア"の場合、"禁書"そのものによる被害は起こり得ない。
しかし、"グリモア"によって知識を得た者は、必ず事件を引き起こす。
禁忌の知識は思考を歪ませ、読者を暴走させるからだ。
これを治めるならば、『読者の記憶を処理する』他ないだろう。

▽事件

かつて学園において、"禁書"を巡った"ある事件"が勃発した。
この事件が原因で、保管されていた"禁書"の多くが外部に持ち出されたと言う。
最終更新:2023年01月05日 22:24