「僕は青空になる」
俺は青空が好きだ、どこまでも澄み切った空を見ると心の中のモヤモヤまで消してくれそうで。
今日も、空は綺麗だ。でも、あの空へ届く日は来るのだろうか。
俺にはまだ、分からない。今はまだ、弱くてもいつかきっと。
そう思うだけで、生きていける。だから今は、必死に走ろう。今は必死に。
俺にはまだ、分からない。今はまだ、弱くてもいつかきっと。
そう思うだけで、生きていける。だから今は、必死に走ろう。今は必死に。
「シンさん」
またあいつが嫌な名前を呼ぶ。悔しいけど、やっぱあの人はカッコいい。
だから、仕方ねぇやって投げやりになる自分がいる。
でも、俺は・・・いつかあの人を超えてやる。いつか、きっと。
だから、仕方ねぇやって投げやりになる自分がいる。
でも、俺は・・・いつかあの人を超えてやる。いつか、きっと。
あれから・・・戦いが終わって、俺は旅に出た。1人で。
俺は沢山の仲間に出会って、そして沢山の人と別れて。
俺は戦いから何を得たんだろう?
太陽に手をかざしてみる。まだ、その手は太陽を隠すには小さい、だけど。
俺は沢山の仲間に出会って、そして沢山の人と別れて。
俺は戦いから何を得たんだろう?
太陽に手をかざしてみる。まだ、その手は太陽を隠すには小さい、だけど。
遠くへ延びる海岸線、外は青空だ。俺はひたすら歩く。リュックサック1つと覚悟を背負って。
また、空に会う、そんな日が来る事を信じて。
今は旅を続けよう、あの人を超える為の旅を。
また、空に会う、そんな日が来る事を信じて。
今は旅を続けよう、あの人を超える為の旅を。
「ナラ君・・・」
わたしがシンさんから話を聞いた時、もうそこにナラ君はいなかった。
何も言わず、何も伝えず。どうして?
そう思ったけど、ナラ君はもうそこにはいない。
いつも傍で笑ってた君、いつも傍にいて当たり前だと思ったのに。
何も言わず、何も伝えず。どうして?
そう思ったけど、ナラ君はもうそこにはいない。
いつも傍で笑ってた君、いつも傍にいて当たり前だと思ったのに。
ごめんね、いつもシンさんばかりに目を向けていて。
今ならそんな言葉が浮かんでしまう。
ねぇ、今君はどこにいるの?・・・外は嫌なくらい晴れている。綺麗な空。
君も、この空を見てるのかな?
今ならそんな言葉が浮かんでしまう。
ねぇ、今君はどこにいるの?・・・外は嫌なくらい晴れている。綺麗な空。
君も、この空を見てるのかな?
また、会えるよね・・・きっと。また。
「これ、食ってもいいかな?」
どこからかそんな声が今にも聞こえそうな、懐かしい声が。
でも、もう君はわたしの隣にはいない。
でも、もう君はわたしの隣にはいない。
- 五代からダディャーナザァーンですかw
しんみりしていい感じではありますが。再会した二人の話を希望したいです。 -- 名無しさん (2005-10-29 00:05:20)