「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

22スレのソラシン

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匿名ユーザー

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 「ソラ、ソラ」
 「はい、何ですかコニールさん?」
「ちょっとシン起こしにいってくんない?昨日遅かったみたいだし。ノックしただけで返事あるから」
頼むよ、と少しポーズをとるコニールさんにわたしはわかりました、と返事をして彼の眠る部屋へ向かった。

 「シンさん?そろそろ起きて下さい。シンさん?」
ノックをしながら「またか」、と一つため息をついた。
いつもはどうか知らないけど、シンさんはわたしが起こしに行く時は
いつも直に起こさないと起きてくれない。
ドンドンドン、と強めにノックしても、案の定彼から返事は無くて。

銀色の取っ手を廻し、とことことベットに向かう。
思った通りヨメ兼妹3号の私を差し置いてシンさんはまだ夢の中。
起こそう、と思い手を伸ばしかけた瞬間

 「・ッ・・ソ・・・・ラ・・・やめつ・・・・・」
思わず固まってしまった。

自分の夢を見てくれている事は確かに嬉しいけど、嬉しいんですけど!
ドキドキ心臓が跳ね上がって、顔がついにやけてしまう。


でもその喜びは、次の寝言を聞いた瞬間吹き飛んで。

 「・・・コ・・・ニール・・・・・ッ」
確実に顔がこわばったと思います。

(コニールさん!?なんでここでコニールさんが出てくるのっ!?)
コニールさんとシンさんが仲が良いのは知ってる。それはもうなんとも楽しい漫才コンビで
ひょっとしたらデキてるんじゃないかと思うくらい仲が良い。
だけどそれは、あくまで妹としか見えないって言っていたのに・・・!

 「・・・・んせ・・・・・ぃ」
(先生!今先生って絶対言った!!)
そりゃ確かに先生はミステリアスで胸が大きくて格好好い大人の女性だけど・・・・

 「・・・マユ・・・・・・」
(マユ!?どうしてわたしのお母さんの名前を知ってるの?)

 「ッ・・・・・ルナ・・・・!ス・・・・・・テ、ラ」
(女!?女なら誰でもいいのシンさん!?)

 「だめ・・・俺・・・・・・・シ・・・・ホ」

ぶっちん。

 「一体何の夢見てるのよ――――――っ!!!」


その音が自分の堪忍袋の尾が切れる音だと判断できたのは、
シンさんにパイルドライバーをかけて起こしてしまった後でした。

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