「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

シンを蹂躙するキラ

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
ヴィン……

 光が空間を薙ぎました。

 光を発したのはエクセレントフリーダム。統一地球圏連合政府の象徴とも言うべきモビルスーツ。
パイロットはスーパーコーディネーター人類史上最強の戦士キラ・ヤマト様。

 そして、光の先には、あのダストガンダムがありました。

 光線に、あの不格好なダストガンダムの、不格好な右腕が吹き飛ばされ、ガンダム自身も地響きを
立てて倒れます。

「シンさん!!」

 私は思わす叫んでいました。
 いきなりSPを殴りつけた野蛮な男。MSの群れにたった一人で向かっていった、無謀な男の名を。

 何故私には、私の生活をムチャクチャにした、あのギラギラした目の人がこんなに気になるのか、
この時は判りませんでした。

 あの人自身がポンコツと言っていたダストガンダム。
 それで、SPの武装したMS群に向かっていくなんて!
 ましてや、世界最強のエクセレントフリーダムに!!



「キ、キラ様! こ、このようなところに、何故!?」

 SPのMSが、慌てたように声を出します。よっぽど慌てているのでしょうか? 通信を使えば
いいのに、さっきまでシンさんに投降を呼びかけていたままに、外部スピーカーを使っています。

「ん、まあ、気まぐれだよ。アスランが気にしてたみたいだからね………」

 テレビで何度か聞いたキラ様の声。

「でもつまんないね。何、コレ?」

 エクセレントフリーダムの銃が、また光を発し、ダストガンダムの左足を吹き飛ばします。
 ああ、ああ、コクピットでシンさんはどんな思いをしているのでしょう?

「こんなゴミみたいなMSで、ボクをどうにかしようなんてさ」

 今度は左腕。

「バカにしてるよね」

 右足。
 そして、最後に、コクピットに狙いを定めます。

「………ふん」

 そして、徐に狙いを外します。

「せっかく出てきてやったのにさ………キミ、弱すぎ。つまんない。後はまかせるよ」
「こ、殺さないので、キラ様?」
「殺す? やだよ、気持ち悪い。じゃね」

 そういい残し、エクセレントフリーダムは飛び立ちました。
 来たときと同じように、あっさりと。

 私はそれを呆然と見送っていました。

「あ、シンさん」

 慌てて目を向けると、動けないダストガンダムのコクピットから、SPによって、シンさんが
引きずり出されていました。
 ここからでも、シンさんの目と表情が怒りと悔しさに震えているのが判ります。

「大変! 助けなきゃ!!」

 その時、何故私がそんな気持ちになったのか、私は今でも判りません………



 序盤の妄想。
 この後、レジスタンスの手を借りて、シン救出。シンと少女、レジスタンスに参加って感じ。
 捕まってる間に、メイリンやアスランと言葉を交わすってのもいいな。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー