「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

第24話「ガルナハンの春」プロット案

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プロローグ
地熱プラントを占領したレジスタンス連合軍は、その勢いのまま州都ガルナハンを陥落させる。統一連合軍はすでに撤退、東ユーラシア軍ももはや戦意は無い。州都ガルナハンはほぼ無血開城となった。
取材のためガルナハンを目指すジェス。そしてソラも、説明できない衝動に駆られ、彼と行動をともにすることになる。

Aパート:
ガルナハン占拠に沸き立つレジスタンス連合軍。しかしその歓喜の渦の背後で、不穏な動きが起こっていた。
一つはミハエル達、ローゼンクロイツだった。彼らは人質となったハスキルを通じて東ユーラシア政府にコンタクトを取り、「ユーラシア全土の独立のために共闘体勢を組みたい。ついては交渉の場を設定する」という秘密会談の交渉を行っていた。

そしてもう一つは統一連合の側。それがアスラン達とイザークを巻き込んでいく。
西ユーラシアで統一連合敗退の報を聞いたアスランのもとに、本国から帰還命令が出される。オラクル暴走事件の裏に統一連合内部の関与がある疑いを持っていたアスランは、あからさまな妨害工作に一度は反発する。
しかし彼の元にディアッカから連絡が入る。イザークが地熱プラント戦敗北の責任を転嫁され、処罰されかけているとの連絡を聞いたアスランは、逡巡の上親友を取る。後ろ髪を引かれる思いで西ユーラシアを後にする。残った捜査の続きをメイリンに託して。
しかし一方でメイリンにも、治安警察上層部より命令が下っていた。
「今回のオラクル暴走をローゼンクロイツの責任として処理する。捜査を打ち切り、公表の準備をするように」と。メイリンもアスランの希望と組織の命令の板ばさみに追い込まれていた。

Bパート:
遠征軍が敗れる、そのショックは統一連合内を駆け巡る。統一連合軍の権威は失墜し、レドニル=キサカは辞表を提出した。さらにはこれを好機とばかりに、世界中のさまざまな場所でテロ組織が武装闘争の宣言を出すまでになったのである。
苦悩するカガリのもとに一報が届けられる。ミハエルたちの申し出を受けた東ユーラシアから、打電があったのだ。
すなわち「ローゼンクロイツより統一連合打倒のため共闘するよう申し出があり。当方はこれを受諾する意思無し。
しかしながら州都ガルナハンの民衆はテロリストに迎合し、もはや我々に打つ手なし。ついては今後の自治権の返上も視野にいれたうえで、ピースガーディアンの派遣を正式に要請する」と。

ピースガーディアン派遣について、非公式ではあるがキラ、ラクス、アスラン、カガリの四者会談が開かれた。派遣に賛成するキラとラクス。しかしユーラシアの惨状を知るアスランは一人強固に反対する。
最終的な判断はカガリに委ねられた。
キサカと言う後ろ盾を失い、精神的に余裕の無かったカガリは、PGの介入なしに現状を乗り越える自身を失っていた。そして、彼女はキラとラクスの決断に逃げ込むことを選ぶ。
「すべてキラとラクスに一任する」と。

エピローグ:
PG派遣を知らずに、圧政からの解放に沸き立つ市民たち。市民達のさらなる支持を得るべくロマは一計を案じる。
街に地熱プラントから大規模な電力を送電し、エネルギーがコーカサス州の住民の手に戻った事を喧伝するのだ。
街頭もつかない真っ暗な夜のガルナハン。しかし突然町中に明かりがともり昼のように明るくなる。驚く市民に向かってロマは、エネルギーがこの地に住む民の手に戻った事をTVで宣言する。
もう凍えることも飢えることもない事を悟った市民は歓喜に震え街に繰り出し、口々にレジスタンスへの支持を叫ぶ。それはまさに革命そのものの光景だった。

街の人々の熱気に取材に訪れていたジェスもソラも圧倒される。そしてロマはオーブ内にいる協力者を通じて統一連合へのコンタクトを試みる。それは州都ガルナハンを暫定自治区として認めるため、ひいては東ユーラシア政府と交渉を行うための布石であった。

そんな中、ソラはある人物の姿を目撃する。それは親友とその恋人を死地に追いやったシーグリスその人であった。そしてジェスの静止も聞かずに、ソラは彼女を尾行するのだった。

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