◆MJ#17
●個人的事情に、一般人を利用するヒーロー。
TV版時代のエピソードにて、折紙が親友のエドワードが収監されている刑務所へ面会に行く際、通りすがりのシスターの老女に手を貸す振りをして彼女の姿に擬態している描写がある。
TV版第8話を経験したはずの折紙が親友を騙しているだけでなく、NEXTでヒーローである折紙が何の事件性も脈絡もない個人的な理由で一般人の女性を巻き込んでいる。
折紙が彼女に擬態する事によって、万が一その老女が何らかのトラブルにでも遭遇したらどうするつもりだったのだろうか?
最終的に虎徹に咎められた折紙はその行為を改めているが、そんな折紙のプライベートを半ばストーキング紛いに付け回していた虎徹の行動にも疑問を覚える。
確かに虎徹はお節介な所があるが、思い切り首を突っ込む相手は実娘の楓くらいで、それ以外の人間に対してはある一線から先には介入せずの姿勢を取っている。
事実、TV版7話でネイサンからバーナビーの悲惨な生い立ちを聞いた時には「誰だって、いろんな事情抱えてんだ」「バニーにとっては、簡単に触れて欲しくない過去かもしれねえだろ」とドライに返していた。
最終更新:2016年04月24日 00:30