◆MJ版#Re17
●中小企業にも劣る、アポロンメディア法務部の能力
2015年8月18日発売のMJリニューアル第17号より。市民の為に泥をかぶったという事情があるものの、賠償金をめぐる裁判沙汰になった虎徹のエピソード。
「ライジング」後、一部ヒーローに復帰した虎徹だったが、何と半年で12件もの賠償金による訴訟沙汰を起こしている事が、本誌で明らかになっている。
5分から1分に減退した能力は使い所を考えなければならないのに、それを制御出来ずにピンポイントで破壊活動を繰り返す虎徹の迂闊さ(ある意味器用さ?)にも呆れる所だが、何よりも大企業であるはずのアポロンメディア法務部の無能さが浮き彫りになっている。
というのも、アポロンメディアに比べて資金力その他で格段に劣るTop MaG時代でさえ、虎徹が賠償金で裁判沙汰になったのは10年間で5回程度に留まっているからだ。(TV版BDの特典冊子より)
器物損壊などによる賠償以外にも、ヒーローショーや営業その他について法務部が動くケースは多々あるだろうと思われるし、ヒーローを抱える企業としては、むやみに訴訟沙汰を起こすよりは示談などで穏便に解決できるように、法務部やそこに属する弁護士が動くのではないだろうか?
また、ヒーローは7大企業の貴重な財産だけでなく、彼らの人気が街の経済をも動かす存在でもあるのだから、対ヒーローの損害や事故などに関する専門の保険もありそうなものだが、それすら適用されている気配はなく、示談交渉もなしに半年で12件も裁判を起こすアポロンメディアの法務部は、自社のヒーローを保護する気がまるでないようである。
最終更新:2016年04月24日 00:48