シャーロック・ホームズ

概要

cv:真木将人
ロンドンのベーカー街221Bの諮問探偵。理知的で、常に冷静沈着な紳士だが、言動は挑発的かつ攻撃的。茶色のインバネスコートとパイプ、そして禿でた額と高い鼻が特徴。
天才的な観察眼と磨き抜かれた推理力を持つ世界最高の私立・諮問探偵であり、碩学ならぬ身でありながら世界最高の頭脳のひとりと称され、欧州全土に関わる国際的重大事件を解決したという実績を有している。
英国のみならずヨーロッパ中の新聞で何度も取り上げられ続けている、有名人中の有名人でもあるが、人々は彼がヴィクトリア女王直属の帝国統治組織《ディオゲネス・クラブ》の一員であることを知る由もない。
あらゆる事件はすべて「人間の仕業」であると断言し、《怪異》の存在を一切認めようとはしない。ある意味では『M』と同じ「幻想破壊者」である。
暗躍する『M』のことを毛嫌いしているというが、事実は不明。

能力

推理……天才的な観察眼と頭脳からくる推理力。依頼に訪れた相手の虚を突き、素性を見抜き、来訪の理由を当てるという習慣を持っている。
変装……彼の特技の一つ。イギリス人でありながら中東人に化けることも可能。
バリツ……彼が精通する格闘術(?)。本人曰く、「ボクシングの心得がある人物でも、私を打ち据えるのはそう容易ではない」とのこと。結局バリツとはなんなんだろうか。
破邪顕正……詳細不明。言葉を以て幻想を駆逐する術であるようで、幻想なるものは彼の言葉によっていずれ消え去ることになる。

世界有数の頭脳を持つとされ、特に植物学・化学・地質学に長ける。彼の武勇伝は新聞や伝奇小説で幅広く取り上げられ、英国はおろか西欧諸国全土、果ては異郷カダス北央帝国にまでその偉大な功績は知れ渡り、北央皇帝からは《知り得るもの》の大称号を贈られたこともある。
たとえ《怪異》の引き起こした事件であっても人間の所業だと断じ、それを周囲の人間たちに信じ込ませる手腕と知性を備えており、「秘密の守り手」とも呼ばれる。

漆黒のシャルノスでの活躍

序盤は別件を抱えていたためロンドンを離れており、その留守をついてMがホームズに成りすましてメアリと接触した。
ロンドン帰還後は怪異事件の裏に隠された真相を求めるレストレイド警部の依頼を受けつつもゲルマネンオルデンの若き騎士と繋がりバンシーを監視、事件の真相から世間の目を欺くことの片棒を担いでいた。それと同時に路地裏の子供たちを使ってウィンストン・チャーチルの動向を探らせ、警察を秘密裏に配備させることで革命を企てるチャーチルを精神的に追い詰めることに成功する。
その後ディオゲネス・クラブの上位メンバーで怪異を軍事に組み込もうと考えるオニール大佐の指示を受け、怪異の宿主を探すことになるが、彼としては幻想たる怪異とシャルノス計画を利用することは本意でなく、「あくまで依頼」として実行した。
ハプスブルク家直系最後の一人の行方をザックに探らせている。彼に少女を狙う組織があることを仄めかし、激昂したザックから殴りかかられるもののバリツでかわす。
シャルノスの崩壊の後ジェームズ・モリアーティ教授の元へと辿り着く。シャルノス計画の真意を聞いた後、銃を使って彼に引導を渡した。

スチームパンクフルボイスファンディスク

『仔猫の紅茶』…今は亡き教授に会いに来たシャーリーにもう教授はもういないことを告げ、勇敢な少女への「事件は終わった」という言伝を頼む。

その後

メアリを助手にして相変わらず難事件の解決にあたっている。

元ネタ

コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」の主人公シャーロック・ホームズが元ネタ。世界で一番有名な探偵キャラの一人である。
原作においても基本的に冷静沈着な性格であるが、困難な謎や事件にめぐり合うとテンションが急上昇し、非常に行動的になる。反面、事件がなく退屈なときは壁に拳銃をぶっ放したり、麻薬に手を出したりと色々と難のある性格をしている。
ちなみにマイクロフトという名前の兄がいたりする。

備考

  • かの《結社》の総帥と対峙し、ただひとつの真実を得たと目され、数えきれない顕現(権限?)を賜った唯一の非結社員であるという。
  • 十数年、臣民の前に姿を見せていないとされる北央帝国皇帝と謁見し、生還を果たした唯一の人間と目されている。
  • 助手のワトスンは何らかの理由で不在(療養か新婚旅行?)であり、ホームズの気難しさを知っている人物からは一刻も早い帰還を望まれている。
  • ロンドンの孤児たちを統率することで独自の情報網を構築している。彼によれば「ヤードの警官1ダースよりも優秀」とのことで、実際、ロンドンの革命同盟を監視できる程の練度を持っている。
  • ジェーン・ドゥとはかつてローマで会ったことがあるらしく、彼女が《怪異》として消滅した後は検死に顔を出している。

登場作品


関連人物


  • セレナリアFDのメアリー・シェリーの大叔父 -- 名無しさん (2013-04-16 15:47:09)
  • 実は妖怪ハンタ- -- 名無しさん (2013-05-02 04:25:55)
  • ナス=ホルタスの灰葬、或いは漆黒のシャルノスの…で言葉を放つだけで食屍鬼を人に戻してた?けど、あれが"幻想なるものは彼の言葉によっていずれ消え去る"ってことなのかな?何か現象数式っぽかったけど -- 名無しさん (2013-08-19 18:52:19)
  • 現象数式っていうよりは暗示迷彩の方に近いんじゃないかな? -- 名無しさん (2013-08-19 23:17:19)
  • 現象数式の方が近い、かなぁ。怪異とかのふるきものは基本的に幻想、人々の空想が力を持ったものなので、論理的に解析して空想なんか実在しないって証明すると基底現実から追い出されちゃう。ってことじゃないかな。 ちなみにこの辺の技の元ネタは天下繚乱RPGリプレイ妖異暗躍譚シリーズの鋼屋ジンのPC、シャーロック・ホームズだと思われる -- 名無しさん (2013-08-20 12:49:57)
  • なら、教授を銃殺したのは幻想に依存せず赫眼も持たない人間だったからかな?或いは分り易い幕切れとしてか。まさか、ホームズ氏に限って銃の方が早いからなんてこと… -- 名無しさん (2013-08-21 00:05:05)
  • そもそも教授がいたのはある種の精神空間だか異界だかの一種だと思われるので破邪顕正(をなす言葉)は効果がないんじゃないか?銃で撃って殺せる法則の空間だったから普通に撃っただけかと。 -- 名無しさん (2013-08-21 01:17:01)
  • そういえば教授は体をMに貸してるんだっけ。呼ばれもせずに結社最高幹部の領域に入り込む辺りは流石はホームズ氏といったところか -- 名無しさん (2013-08-21 21:29:18)
  • 基幹計画にこの人は巻き込まれなかったのかな -- 名無しさん (2013-08-31 16:42:03)
  • 今頃ライヘンバッハの滝に落ちてるかもな。そしてしばらくしたら当然戻ってくる -- 名無しさん (2013-08-31 20:51:31)
  • 原作だとかなり知識が偏っててワトソンに呆れられたんだっけ? -- 名無しさん (2013-10-20 14:33:24)
  • いや、あれは同居当初にワトソンをからかう為に、あえてそう振る舞ってただけ。なにせホームズ自身「重要なのはデータ」と知識と情報には貪欲だからね。まあ興味ないこと(連隊の輝かしい戦歴云々とか)は聞き流してたり、ゴシップ情報も記事をスクラップして手製の人名辞典は作っても自分では覚えてなかったりするから、多少の偏りはあるだろうけど。 -- 名無しさん (2013-11-12 18:32:11)
  • そういやワトソン出てこないね -- 名無しさん (2014-01-21 18:56:43)
  • ↑療養だか新婚旅行だったっけか -- 名無しさん (2014-03-09 01:03:21)
  • なんか女史がやった某ゲームでも大暴れしてたなあ、ゾンビをバリツで即死させたり -- 名無しさん (2014-03-27 02:01:56)
  • メアリが助手ってことは、ワトソン氏は…… -- 名無しさん (2015-01-12 22:33:14)
  • 原典だとディオゲネス・クラブ所属なのは兄貴の方だよね -- 名無しさん (2018-10-06 01:52:54)
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最終更新:2018年10月06日 01:52
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