原始人の食糧調達への考察 -- 初代1 2006-11-03 00:50:47


現在の我々は、「獣」「魚」「草」「種」「果実」を分け隔てなく食べ、地方によっては「土」「樹皮」「昆虫」等も食べるようである。

現在の研究では我々の祖先の主な少量について、次のように考えているようだ。
樹上生活していたころには、果実
地上に降りたころから、雑食化
乾燥地帯を徘徊するころに、芋や根菜を食べるグループと、大型の動物の死体を食べるグループにわかれる
このうち肉食中心のグループが我々の直接的な祖先

実際にはある程度の狩も行っていたと思われるが、脆弱な牙と爪しか持たない類人猿であった祖先達は、
狩の得意な肉食獣の食べ残しを食らっていたようである。
まあ、脆弱といっても、当時の骨格から予想される顎の力は現在の人類の3倍、握力は2倍程度というから、かなりたくましく生きていた様でもある。
体格から考えても、弱い者苛め専門の大型チンパンジーというと想像しやすいかもしれない。

これが現代科学が解き明かす、我々の祖先の姿だ。
後に、牙と爪の変わりに打製石器や、木器、骨器等を持つようになり、
掃除屋から、狩猟者になるの。
その間に植物は食べなかったのか?というとかなりの量を食べていたようだ。
苺の類は、大好物のようだし、ナツメ椰子等も好物のようだ。蜂の巣もよく襲った様だし、蟻の巣も襲ったようだ
芋類の多く取れる地域を優先してひろがったという説もあるので、芋類も食べていたのだろう。

火が使える前の人類が食べていたのは、こんな感じだ。
豆類、穀物等は火を手に入れた後の話である。
これらの食物の多くには毒性があり、生で食べると最悪中毒死するからだ。
そして、大抵ものは熱を加えることにより、無毒化できるのである。
とまぁ、NHKとニュートンの受け売りなので、間違っていたら指摘してほしい。


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最終更新:2006年11月03日 00:50