機械人形・メディ

人物像


 元々器用なドワーフの中でも神の手を持つといわれた男に作られた機械人形。
 10歳ほどの少女の姿をしており、後ろで束ねられた長い髪を持ち、白衣のような白のロングコートを纏い、父ともいえる製作者の形見の小さな眼鏡をかけている。
 父に「世界中の人の役に立て」との遺言を託され、忠実にそれを守るために旅に出ており、非常に手先が器用で魔法に頼らない治療技術、製薬技術、そして義肢の製作技術を持つ数少ない存在である。
 その治療方法は至って単純で、体の中で問題のある箇所を直接取り除いたり直したりするだけ。しかしその方法では治癒魔法ではなかなか治せない体の内部の腫瘍による病を治し、魔力をもたぬ者も使え、妨害魔法で壊れないフシギな動力原を持つ義肢を作ることが出来る。
魔法も使わず人の腹をこじ開けたりと見るに耐えないことを平気で行ったり、元々口数の少ない性格も伴うなどして、腕は確かながらも人々に忌み嫌われ殆ど治療をさせてもらえずに路頭に迷っていたところ、北の暗黒帝国に拾われ、同国ではその確かな治療実績が認められ、今では国内外からその技術を授かりに彼女の元を訪れる人も多い。

関連事項

異説・弟子と共に



※左がメディ。右は彼女の弟子であるポルカ・サインフォース

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最終更新:2013年05月11日 02:04
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