名前:アイネロス・ヴォルガノフ

年齢:120

種族:エルフ

装備:サクラの木の杖
魔法効果を増強させる効果を秘めているが、アイネロス自身に杖の効果を引き出せる知力が伴っていない為、本当にただの杖にしかならない。ぶん殴る等の鈍器としてなら利用可。普通に折れる。

魔法:自称氷魔法のエキスパート。彼女は氷雪魔法と呼称している。彼女が使える氷魔法はわずか二つのオリジナル魔法のみ。

【絶対零度】
冷気を纏い青く光る巨大な魔法陣を空中に展開させ、そこから大砲のように巨大な氷塊を射出する魔法。アイスニードルに似ているが①その場で即席で魔法陣を生成し、そこから氷塊を出現させる為、水源や凍結エリアは不要である事と②威力や魔法の規模が異なる為、アイスニードルとは全く別種の魔法に区分される。

また発動には魔法陣の構築が必須の為、攻撃までタイムラグが発生してしまう。詠唱は不要。
一度に行使できる魔法陣は一つのみ。後述の【青薔薇の姫君】発動時を除いて【絶対零度】の連射はできない。

なお氷塊は球体ではなく、氷柱のような形状をしており、宮殿の柱やミサイルのようだと形容される。

また広い場所で威力を発揮する広範囲魔法の為、洞窟や迷宮等の狭い場所ではほぼ使い物にならない。
限界まで魔法陣を縮小したとしても通路幅ギリギリになってしまい、氷塊の射出が困難になるケースが大半。出現させた氷塊を障害物として設置する等ならば可能であるが、そもそも洞窟や迷宮を探索中に障害物を設置するメリットがない…。

魔法陣には威力線、射出速度線、対象までの距離と角度とその計算式、その他魔法行使に必要な設計図が全て丸見えで書き出されている為、魔法の知識を持っている人が見るとどんな魔法なのかすぐにバレてしまう。

【青薔薇の姫君】
アイネの最終奥義。一定時間無尽蔵に【絶対零度】を行使する事ができるが、代償として発動中は常にダメージを蓄積し続け、その間一撃でも攻撃を受けてしまうと瞬時に効果を失ってしまう。また、効果を失った直後は立てないほどの倦怠感に襲われ、その後数日間【青薔薇の姫君】を行使する事はできない。本当に追い詰められた時の最終手段、決死の最終奥義である。

【家庭魔法】
日常型魔法も行使する事が出来る。彼女は【家庭魔法】と呼称している。
長年エルフの生活を支えてきた必修魔法でもある。
「照明」「加熱」「流水」「冷蔵」「送風」
いずれも殺傷能力は無い。

備考:
銀色の長髪を降ろしている。肌は雪のように白く、菩薩のように慈愛に満ちた蒼眼が特徴的。和装に袖を通し、大きな丸眼鏡を掛けている。

性格は起伏が穏やかでマイペース。基本敬語を使う。本をこよなく愛してやまないが、知力は相っっっ当低い。新しい言葉を覚えるとすぐ使いたがる。
魔法の天性の才能の持ち主であり、独特なセンスを持っている。努力家の正反対。
魔法という高度な技術を感覚で操り、その様はまるで魔法現象さえ体の一部のようであると言われている。彼女の貢献により、氷魔法もとい氷雪魔法の魔法開発に大きな前進がもたらされた。
しかしそれは裏を返すと難しい魔法理論や技術継承には弱いという事でもある。百パーセント純粋な天才肌。

愛称はアイネ。出身地は山奥のエルフ領のさらに奥、未踏の地"大森林"。
そこに隠遁するように存在するエルフの里で生まれる。端的に述べると超ド田舎である。その為か、日常型魔法を家庭魔法と呼んだり氷魔法を氷雪魔法等と呼んだり、独自の文化を有している。
「おんどりゃあ」「じゃっどん」「なんまぁ〜」等と独特な言葉を発する事がしばしばある。キメラ訛りと呼称されたこともあった。

また、かなりの読書家であり、一日の大半を図書館で過ごす事もある。謎が多い古書『いにしえの古書』シリーズが大好き。妹と好んで読んでいるが、趣味嗜好は別れている。

アイネの場合、パチモン臭が溢れる言語録や胡散臭いハウトゥー本を好んで読む。

数年前に妹を連れて故郷を飛び出した。いわゆる不良のレッテルを貼られている。
理由は田舎が嫌で都会の空気を吸ってみたかったから。
40歳でお見合い(エルフ基準ではめちゃくちゃ早い?)をしつこくさせられたから。

募集:ツッコミ担当

※付属ステータス(鯖主がプロフィールから独断と偏見で付けたもの。ロールプレイをする際の立ち回りに加味してください)
  • エルフの血/多くのエルフは精霊との親和性が高く、長命で、強靭な生命力がある。(魔法の描写をした際に、結果に有利判定がある。/自然治癒能力がある。軽い傷なら戦闘後に治癒する。)
  • 天才/持って生まれたものは、後天的に実に着けるものでは及ばない(同レベルの魔法使いなら属性不利も一方的に打ち消す。)
  • 絶対零度(アブソリュート・ゼロ)/多くの魔法を覚えるより、一つの魔法で事足りてきた。少なくとも、今までは。(制限の下、水源や氷塊を必要とせずに、氷柱を射出できる。)
  • 青薔薇の姫君(アイネロス・ヴォルガノフ)/祝福、奇跡、そして喝采。(絶対零度から制限を取り除く。/使用中はダメージを受け、使用後はそのセッション中行動不能。)
  • 本の虫/真に優れた者に強靭な肉体は必要ないのだ…(肉体、力が関係するロールに不利判定。)
最終更新:2022年07月06日 01:20