あ行
アクラ
オールジャンルロワでの穴待たずポジション……というか動く災害枠だった公害怪獣ヘドラがこのロワで見せたオリジナル形態。
ロワ開始前からヘドラは元ロワと同じく猛威を振るうかに思われたが、トップクラスの浄化能力があるアクシズ教団の女神アクアに接触することで大番狂わせが発生。
体内に溜まっていた毒物を全て浄化され縮小化、原作序盤のオタマジャクシ状になって
ガッツくん共々アクシズ教団のマスコットに。
これに関してはアクアが浄化したら汚染物質の塊であるヘドラは死ぬんじゃね?と思う読み手もいるかもしれないが、ヘドラの正体は宇宙から来た微生物の集合体であり、それが公害を浴びてあのような危険怪獣になっただけなので公害さえなければヘドラ本体に害はないものと思われる。
その後は萌えキャラポジションとしてアクアたちに可愛がられ、ガッツくんと空飛ぶゴジラについての話をしたりした。
ところが、ロワ後半にて暴走カイオーガとロボディ「Q」と融合して怪獣化したスザクがアクシズ教団を強襲。
「Q」の力によって得た復活禁止の砲撃を打ち込むことで、勝治の死ぬ死ぬ詐欺を封じて殺してしまう。
怪獣に立ち向かえる手段がなく窮地に追い込まれるアクシズ教団、さらに熱心な信者だった勝治の死はアクアすら本気で涙を流すも、それによってヘドラだった生物が覚醒。
今までアルカンレティア中にばら蒔かれれたアクアの神気を吸収し、水の正義怪獣アクラへと転身、巨大化してスザクに立ち向かうのだった。
その姿は醜悪だったヘドラの真逆で純水そのものに美しい美女のフォルムを持った姿であり(AAはなぜかエリス様が使われていたが)、知能も増大したのか人の言葉を喋ることも可能。
そして死闘の末に放った浄化光線により、スザクとカイオーガを蝕んでいたあらゆるものを浄化し、侵食が激しすぎた二人の生命は救えなかったものの、荒ぶる両者の魂を鎮めて安らかに逝かせることに成功する。
しかし続く原作での因縁の敵であるゴジラ戦ではスザクとの戦いによって消耗していたこともあり苦戦を強いられる。
相手はゾンダーの力でパワーアップした超ゴジラであり、駆けつけたカムイによるオウギンガ、ネバーエンドといったクリーチャーの援護、相棒のガッツ君の命をかけたガッツポーズによる支援を持って負けじと戦うも超ゴジラのパワーは圧倒的で放射火炎に焼かれてしまう。
だが最期の手段としてアクラはその身を元の微生物状態に戻してゴジラの体内へ特攻、全ての生命力を使い尽くした浄化の結果……全てのゾンダー因子やストレスすら取り除かれ昭和時代の……ちょうど「ゴジラVSヘドラ」の時の如く、人間に害意を持たない正義のゴジラを誕生させることに成功する。
アクラの魂を引き継ぐようにゴジラは対主催一同の味方になり、主催戦にも参加する。
サイズは元より小さくなってしまったが、強さはジラぐらいなら5秒で倒せる戦闘力は健在であり、ガッツ君譲りの浄化ガッツポーズで読み手の腹筋を破壊すると同時に対主催を大きく支えた。
動く災害だった彼女は女神との出会いで守護獣となり、自らの命を引き換えにもう一つの動く災害を守護神に変えたのだ。
か行
クロス
オールリピ2におけるオリジナルキャラクター。
エンブリヲ@オール2に拐われたアンジュが犯され、タイムふろしき@ドラえもんとのコンボで懐胎・出産して誕生したアンジュとエンブリヲの娘。一部読み手からはアンブリヲとも言われる。
生まれたての胎児だった少女はラピュタでの戦いの中で戦死したエンブリヲとアンジュに変わって
Deusに拾われるが、この男はイエスから奪ったらしい力を試すために胎児を能力の実験台にし、その一環で彼女を会場から異次元へと放逐してしまう。
……が、この時の胎児は生きていた。
赤子はアンジェリーゼ時代のアンジュをちょっと幼くしたような金髪美少女の姿を持ち、黒いヴィルキスに乗って主催陣営の一員として対主催の前に現れた。
彼女は母体にいた時からタイム風呂敷の影響に晒されたせいか時間や次元を移動出来る力を得てしまい、その力のため様々な次元で恐れられ迫害された哀れな娘であり、世界への多大な憎しみを抱いていた。
さらに主催の本拠地から女を無理やり犯して悦に浸るしか出来なかった屑な父と自分を助けようとした相手に死ぬ寸前まで刃を向けた愚かな母の姿を見たことで失望は加速し、主催筆頭のアドヴェントの掲げる多元世界のリセット思想に賛同する。
しかしクロスは人の歪みに巻き込まれた犠牲者であり、アドヴェントに体よく利用されているだけだと気づいた
ガンダム組一行は彼女を救うべく奮戦する。
最初に刹那とバナージがユニコーンクアンタの亜種ことGセイバーによるサイコクアンタムバーストでアンジュとエンブリヲ@混沌3の残留思念を呼び寄せ、彼女を説得しようとする。
母の謝罪と別世界の父の願いがこもった優しい言葉を受けつつも悪ブリヲの気持ち悪い言動や悪辣さを忘れられず、クロスは幻影を振り切って戦いを続行する。
その憎しみはアンジュと接点のない刹那とバナージ、そして言葉だけでは断ち切ることはできないのだ。
それでも諦めずに今度はガエリオ、一騎、総士も加わり、彼女の説得を続ける。
一騎は愛機の名前と同じく彼女の存在を肯定し、アンジュを知っているガエリオは口だけではなく態度で示さねばと言わんばかりに搭乗していたディアムドから飛行中の黒ヴィルキスコクピットに乗り移るという最大クラスの無茶ぶりを発揮した。
この優しい言葉と命懸けでも自分を闇から引きずりだそうとする漢たちにクロスの心も確かに揺らぎ始める。
しかし、そこへ白いヴィルキスに乗った、クロスの人生を狂わせた元凶であるDeusがやってくる。
実はクロスを異次元へ放逐したのは単なる悪戯や実験ではなく、Deusは奪ったイエスの力だけでは満足できずに創造神たる力を持ったエンブリヲの血を引き、娘である彼女の持つ時間や次元を移動出来る力に目を付け、成長しきるのを待って奪おうと画策していたのだ。
クロスを渡すものかと戦うガンダム組だったが、「神だと思い込ませる詐欺術」から本当に「神の愛(アガペー)」を手に入れたDeusに抵抗できない。
万事休すかと思われたが、ここでサイコクアンタムバーストによって生じた奇跡が起こる。
かつてアンジュが乗っていたバンシィが無人にも関わらずに再起動し、黒ヴィルキスに迫るDeusを突き飛ばしたのだ。
「クロス、生きなさい」
それがアンジュの声か、良きエンブリヲの声かは不明だが、一つだけ確かにわかるのは親の意志が子を守ろうとしたということだ。
子への愛を口ではなく行動で示したのである。
結果Deusはバンシィの引き起こした自爆もとい超大なアクシズショックによって爆散…哀れな偽りの神は呆気ない幕引きを迎えた。
このバンシィが動いたのはGセイバーのサイコクアンタムバーストの影響であるが、それはあくまできっかけに過ぎない。
Gセイバーに分かり合う力や治療能力はあっても、それ単体で無人の機械を動かせる力はないのだ。
サイコミュハックで同じサイコフレームを持つバンシィを操ったのかと仲間たちに最初は思われたが、その機能は先にクロスがコクピットを攻撃した時の損壊で失われており、やはり刹那とバナージが動かしたわけではない。
結局バンシィが動いたのは、Deusに扱えなかった神の愛(アガペー)によるものなのか、それともバンシィに乗っていたアンジュの意思によるものなのかは不明である。
それでも娘であるクロスの心を動かしたのだった。
最終的に主催陣営は敗北し、多元世界もエルドリッジとハイドリヒらの起こした究極魔法によって救われ、彼女の望む世界の破滅と再創造は行われなかった。
だが彼女の表情に闇はない。
自分と同じく家族を失った白猫タマだけをお供に、1人様々な世界を渡り歩く少女の姿が各世界で目撃されている。
「私には何もない。ただ、醜い過去と忌まわしい記憶があるだけ…
それでも、私は死なない…どれだけ忌み嫌われようと、いつか私を受け入れてくれる場所があると信じて…
あの時私を生かしてくれた母のために、私に道を示してくれたあのバカな奴らのために…私は…生きる…!」
救われた彼女は母親に似て強い娘となったのだった。
さ行
新・人形組
初期はスリイ、ウッディ、チェインバー。中盤前にはじーさん、性の喜びおじさんの下ネタコンビ。中盤終わりからはスリイの親友であるトーマスことⅣが加入するグループ。
前半はスリイの言葉から対主催として改心した変態のウッディが彼女のの胸に入り込んだり、杉田ことチェインバーとウッディが仲良く喧嘩したり、じーさんと性の喜びおじさんの加入でチェインバーが銀さんっぽくなったり、チェインバーの装甲でサバを焼いたりと、悪く言えばパッとしないグループだった(この辺はニートスレスレだったオールジャンルロワの旧・人形組に似ているかもしれない)。
だが、中盤に入ってからは彼らもまた殺し合いに本格的に関わるようになる。
エンブリヲを中心に対主催同士のすれ違いから発生したアルゼナル決戦には遅刻で乗り遅れるものの、その代わりに良鰤の遺した考察ノートを拾い、知能に優れたスリイが絶たれていた考察を引き継ぐことになった。
後半は有害なともだちウィルスをばら蒔くアームズフォート・スピリット・オブ・マザーウィルを止めるために侵入し、そこでデップーとスーサイドと行動を共にしていたⅣと合流する。
リュウセイさんとロイド安藤の襲撃やともだちの罠によってじーさん、性の喜びおじさん、デップー、スーサイドが犠牲になるも引換に罠を突破し、チェインバーとも因縁のあるストライカーに乗ったともだちとの直接対決になるが、ゲッター線の影響で進化したチェインバーと連携によってこれを撃破しマザーウィルも沈めることに成功する。
その後はカイオーガによって海と化した会場をボートで走り回る新一たちと接触し、全員消耗が激しいので一時最前線を離れて安全地帯へ。
Ⅳはチェインバーのコクピットで休むが……
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スリイに夜這いを仕掛けられ、このあと滅茶苦茶 エ ク シ ー ズ した。
そしてⅣの童貞が墓地送りになった。
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休息が終わった後に、先にエンブリヲから引き継いだ情報を元に名探偵である新一と共に考察するが、次元をも破壊できるブラックヴォルフの存在や会場世界は意図的に次元が脆弱な状態で創造されていたことから、主催の目的が多元世界のリセットであることを最終的に割り出した。
殺し合いも終盤に差し掛かり、合わせて戦闘の要であるスフィアの奪い合いも苛烈になっていくが、それこそが主催の狙いだと気づいた一行は争いを止めるべく
オーディンや黒のカリスマの下へ向かうが、一歩間に合わずに次元掘削砲で次元が破壊されてしまう。
次元崩壊が始まってしまった以上は主催の中に次元の
ブラックホール化を止める手立てがあると信じて主催戦に参加することになる。
しかし目的に最も早く気づいたスリイを危険視した主催筆頭のアドヴェントによる先制攻撃で彼女を庇ったウッディが破壊(殺害)されてしまう。
更に至高神ARとして覚醒したアドヴェントに他の三人と同じくもう一つの世界線(正史)での大量殺人鬼であるスリイの姿を見せつけられたりするも、それで三人の絆や戦意が削がれることはなかった。
最後の戦いではゲッターの意思に完全に目覚めたチェインバーと、スリイ、Ⅳの三つの心を一つにした渾身のストナーサンシャインを至高神ARにぶつけて、勝因の一つとなった。
総戦闘回数は相変わらず少ないが、旧・人形組と比べると、ともだちウィルスを止めた決して小さくない働きをし、何より考察面では新一の手助けもあり最も核心に近づいたグループであった。
その後の
エピローグにて生還を果たしたスリイとⅣが、生前のウッディの願いを叶えるために修復した彼をアンディに返却した。
帰り際に別れを悲しむスリイにⅣが気を遣って手を繋ぐ場面もあり、二人の仲はオールジャンルよりも進展したことが見て分かる。
これには
死者スレの性の喜びおじさんが特別許可を出すレベルであり、逆にデップーはリア充になったⅣに更に嫉妬の炎を燃やしたという。
しまむら
会場内施設のひとつで衣料品を安く販売するファストファッションの走りともいえる量販店。
後述する出来事により、服を求める参加者であふれかえった。
雀荘
会場内施設のひとつ。様々な場所に存在している。
この施設に4人の参加者が入り次第、強制的に局がスタートする。
そう、麻雀のルールを知らなくても問答無用で参加させられてしまうのだ。
とはいえ、元ネタ(
麻雀ロワ)の時のように負けても首輪が爆発することはない。
その代わり、着衣がコッパミジンコになってしまう。
雀荘内での戦闘は一切禁止で、その時は首輪が爆発する。
た行
な行
は行
範馬勇次郎
漫画ロワの登場人物。
名実ともに「地上最強の生物」であり、漫画ロワ内における戦闘シーン製造機として活躍した。
が、原作が徐々にネタ化した影響もあり、所々はギャグ成分も含んだ語りも見受けられた。
中でもサウザーとのセクシーコマンドー合戦は一見の価値あり。
オールリピ2では登場話で空条承太郎との戦闘を繰り広げる。
……が、その後語り前半戦ではパッタリと姿を消してしまう。
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実は…… |
投票で当選こそはしていたものの運悪く名簿作成時に漏れてしまっていた。
語り前半戦では名簿にない勇次郎の扱いをどうしようか試行錯誤され、「デッドプールがオーバーボディ着て勇次郎ごっこしてた」という事で一度は落ち着いた。
が、投票スレの再確認で正式に当選が認められ、語り後半から再度参戦。
引きこもりかけたワインおじさんこと堕悪魔刃頑駄無を無理矢理引きずり出したり、ツイていた暁美ほむら(デビほむ)を叩きのめしたりと傍若無人っぷりを存分に発揮した。
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ま行
マーヅャソ
麻雀の『役』によるパワーで戦う謎の格闘技。
これに関する解説を何故か参加していないとあるキャラが行った
見せしめ
名簿
呼び出された全参加者名が記載された、ロワ進行にはお馴染みのリスト。大抵は基本支給品として全参加者に支給されている
……筈だったのだが、今回は一部の参加者のみに支給されているに過ぎず多くの参加者に混乱を招いている。
とはいえ2人分の「
カズマ」を考察する
東風谷早苗(
厨二ロワのカズマと誤解していたのもあるが)など、支給されていてもそれはそれで混乱を引き寄せていた。
や行
ら行
わ・を・ん
ワインおじさん
堕悪魔刃頑駄無のこと。
初期位置がワインセラーで幸せ死しかけるも、死んだらワイン飲めないという一心で復活。
大量のワインを四次元リュックに詰めて、行動を開始した。
その後もワインのウンチクを披露したり、大混乱を背にワインをたしなんだり、ワインに合うおつまみを作ったりと
「ロワに参加しろよ、ワインキチガイ!」というツッコミをものともしないロワライフを送った
英数字
Gセイバー
刹那とバナージがドフラミンゴ戦で大破したユニコーンガンダムを解体し、ラピュタで見つけたがパーツが足りない状態であったダブルオークアンタに組み込んだことで誕生したハイブリットガンダム。
アニロワ3やオールリピ1で登場したユニコーンクアンタの亜種と言える。
刹那をメインパイロット、技量に劣るバナージをサブパイロットにすることで二人乗りで動かせる。
終盤戦の天鎧王と融合した堕悪魔刃頑駄無をビスト神拳で倒す戦闘力もさることながら、その本領は分かり合う力であるサイコクアンタムバーストにあり、主催陣営の一人として登場したアンジュと悪いエンブリヲ@オール2の娘であるクロス説得のために使用される。
しかし、アンジュと良いエンブリヲ@混沌3の残留思念を呼ぶことによって説得しようとするもこれが逆にクロスを怒らせる結果につながってしまい、二人は窮地に陥るがガエリオや一騎らが加わり、彼らを加えた命懸けの説得を続けたことによってクロスの心の錆を拭っていき、Deusが横槍を入れてきた時はサイコクアンタムバーストの奇跡によってアンジュが乗り捨てたバンシィを無人で起動させ、クロスの説得と彼女を守ることに成功した。
余談だが、名前の元ネタはアスラン・ザラの種死搭乗機……ではなくサンライズに半ば黒歴史化されている実写ガンダム作品から来ている。
最終更新:2018年05月10日 23:19