用語集





あ行


か行

カード手裏剣

ここでいうカードとはアニメ遊戯王に登場するデュエルモンスターズのこと。遊戯王カード、DMカードとも。
白銀ロワにはバクラ@遊戯王が参戦していたこともあり、当然遊戯王カードが支給されはしたのだが……。
リーゼロッテ・ヴェルクマイスター@11eyesがあそこにはりつけ、坂田銀時がトイレの紙代わりに使って流す、
本能寺を燃やす火種に使われるなど、散々な使われ方をした。
極めつけが甲斐刹那@真・女神転生デビルチルドレン及びハーケン・ブロウニング@無限のフロンティアである。
モンスターの使い捨ても厭わない刹那はモンスターを片っ端からカタパルト・タートルで射出し爆撃する鬼畜戦法を披露。
射出できない魔法・罠カードはなんと投擲武器としてリアルダイレクトアタックに使用しまくった。
ハーケンはハーケンで原作二作目からしてカード爆弾を貼り付けばらまき攻撃し、カード障壁で味方を守るという実戦型カード使いである。
ロワ内でも原作技の再現にDMカードを物理的に使用し、広まっていた誤解故の戦闘を避けるためにDMカードをばらまいてその隙に逃げていた。
そんな二人が先の誤解により戦闘になった時は宙を舞うカード手裏剣同士が物理的に相殺しあう事態が発生。
これらの事態にあのバクラさえも決闘者の端くれとして怒りを顕にしたとかなんとか。
お陰でこのロワにおいては住人の間で「カードは手裏剣」という謎の常識まで誕生してしまった。

尚、カード手裏剣自体は遊戯王のアニメ・漫画で度々名だたる決闘者に用いられてきた伝統芸である。
拳銃や金属バットも弾き飛ばし、鋼鉄の鎖を断ち切り、コンクリートやヘルメットにだろうが突き刺さる。
拳銃型決闘盤から発射され精霊とのリアルファイトに用いられたことも。
また、一度だけ手に持ったまま刃物として用いられたことすらあり、その時はカップヌードル入りの箱を中身ごと真っ二つに切り裂いた。
刹那やハーケンが武器として用いるのも納得の強度と殺傷力である。
これらの事実とロワ内でのカード手裏剣を照らし合わせ、正しいカードの利用方法と皮肉交じりに称されもした。

ちなみに最終決戦にて刹那が通常罠カードを投げずにちゃんと発動した時には「馬鹿な、カードを“発動した”だと!?」と誰もが驚いた。
全白銀ロワ住民どころかゲームを監視し参加者たちの戦闘データも集め対策を講じた気になっていた主催者たちにとっても予想外の一手であった。
カードを発動しただけで驚かれたのは、これまでの積み上げあってこそである。

さ行

雀荘

白銀ロワのロワ会場は、調度語りの時期がソチオリンピックの開会と重なったこともあり、廃墟となったソチオリンピックの競技場だった。
実際には巧妙に廃墟に偽装したそういう建物だったのだが、とにかく見た目には完全な廃墟だったのだ。
にもかかわらず、たった1つの建物だけ、廃墟の中に整然とした建物があった。
それがこの雀荘である。
ロシアのオリンピック会場を模した廃墟の中に、日本の雀荘が建っているのである。
そのシュールさを通り越した異様さは凄まじく、近くを通りがかった参加者のほぼ全員が調査のために立ち寄っていたほど。
中にはロワ開始から赤木しげる留まっており、訪れる参加者はその異様な雰囲気から彼を「雀荘の主」と認識していた。

最終的に、雀荘はアカギ自身も含めた一部の参加者の予想通り、主催者達の重要施設の一つであることが判明。
アカギはここで人知れずロワの行く末を決める重大な戦いを行い、誰に知られることも無く勝利し、力尽きた。

なお余談ではあるが、アカギさえいなければ憩いの場としてもってこいだったと専らの評判である。

師弟コンビ

ゼンガー・ゾンボルトと魂魄妖夢からなる対主催コンビと言うより師匠と弟子関係、ロワ開始直後で妖夢がゼンガーに
「弟子にしてください」と頼みこんだのがきっかけ、ロワ終盤まではロワそっちのけで延々と鍛錬に励んでいたと言う。
ロワ終盤でゼンガーはピサロとの戦いで相討ちするも、ゼンガーの「悪を断つ剣」は妖夢の「悪意を断つ剣」として継承され
主催戦では主催の一人である宝条を「悪意を断つ剣」として撃破した。
尚掛け声である「チェストー!」だが妖夢が叫ぶと「チェリオー!」になるのはご愛嬌。

終末捕食

ゴッドイーターに登場する用語であり、白銀ロワの開催理由のひとつ。
捕食する細胞ことオラクル細胞で地上を覆いつくし、既存の生態系をリセットすること。早い話が世界の滅亡である。
表主催であるナガヒサはこの終末捕食を利用して地上の粛清を目論み、ジョーカーである安心院さんは終末捕食によって自殺を望んでいた。
ロワ終盤、主催の目論見通り終末捕食が発生し安心院さんはそれに飲み込まれてしまうのだが、なんと溢れ出たオラクル細胞の中から安心院さんがアラガミとして蘇生。対主催を阻む最後の壁として立ちはだかるという事態が起こる。
最終的にアラガミ安心院さんはTAROS破壊による時空崩壊に飲み込まれ異次元に追放。終末捕食の場は安心院さんと共に何も存在しない異次元に移され、現実世界では二度と終末捕食が発生しないという対主催の完全勝利に終わった。

神綺一家

神綺、ウォルフガング・シュライバー、甲斐刹那からなる対主催チーム。
魔界神、シリアルキラー、魔王の子と設定家見れば物騒だが、実際に3人揃って殺しに躊躇しないチームであった。
とはいえ神綺が母親役としておさまっていたこと、刹那とシュライバーがなんだかんだで認め合っていたこと、存外子供っぽい面もある神綺の尻拭いを刹那がしていたことと、うまい具合に三者が噛みあい敵にこそ容赦はなかったが、敵以外には落ち着いていた。
シュライバーが前衛でかき乱し、神綺が弾幕を後衛から打ち込み、刹那が指揮及びサポートと戦闘でも上手く役割分担できていたこともあり非常に強力なチームだった。
そのため襲撃者を余裕でオーバーキル気味に撃退できたため、後半までは日常メインであり、絆を深めたり、考察をしたり、料理しながら他の対主催と情報交換を行っていた……。
だが神綺が死んだことでチームは崩壊。
最後は神綺に母親として深い愛情を持ち、復活させようと奉仕マーダー化としたシュライバーとそれを止めるべく甲斐刹那との一騎打ちと言うロワを代表する悲壮な戦いで幕を下ろすこととなる。

ソチオリンピック

白銀ロワは開始時期が丁度冬期ソチオリンピック開幕と重なり、白銀=雪のイメージからなのか悪乗りした書き手達によって
別世界枠として対主催、マーダー問わずウィンタースポーツを行うSSが多数投下された。
本ロワの会場も廃墟化したソチオリンピック会場とその周辺だったことも、オリンピックの影響を受けたロワとも言える。

た行

太陽コンビ

中盤頃になって結成することになったフェイスレス@からくりサーカスとカルナ@Fate/EXTRA CCCの「対主催」コンビ。
コンビ名はフェイスレスは黒い太陽と評されるどす黒い精神、カルナは正真正銘太陽神の子という由来から。
下記の数々の所業からほぼマーダー扱いされているが、本人的には対主催(主催気に食わねー)扱いなのである。自分が幸せになるために他大勢が死のうが知ったこっちゃない方針なので仕方ないね。
フェイスレスがカルナをサーヴァントとして従える関係であり、カルナの人格を知る人物からは無理やり服従を強いられてると思われてるが、カルナの方は問題の多すぎるフェイスレスを「そういう考えもあるのだろう」と深すぎる懐で受け入れ従う気でおり、時折変なボケをかましたりフェイスレスの根幹を突き刺す言葉を与えたりなど独特の雰囲気が漂っていた。

最終的なスコアは二人とも一人と控え目なのだが、このコンビの特徴は参加者に会場ととにかく広範囲に影響を与えまくったことにある。
フェイスレスはお得意の煽りスキルでラウラを人間不信にさせ、妹紅、ピサロ、縁鬼太郎、のマーダー化の原因を作ったりと凄まじい成績を挙げている。やっぱりコイツマーダーじゃ(ry
カルナはカルナで戦闘要員として活躍し、インド式核ことブラフマーストラ・クンダーラーを放ち地上を焼け野原にしたりと物理的に大暴れ。半ば相討ちで討ち取ったAも対主催屈指の戦力なので、格落ちすることなくインド大英雄の神髄を見せた。
柔らかい石@からくりサーカス=賢者の石として魔力供給に充てることでカルナのスペックを限りなく引き出させ、そこにフェイスレスの謀略も含まれるため終盤までの最大の壁と見做されていた。

暗躍三昧のツケを払いフェイスレスが死亡した後も早々道を翻すわけにはいかないと、どのような人種でも主に忠を尽くす「施しの英雄」であるカルナは単独で対主催に立ち塞がり、没収されていた自らの鎧をスタンドに纏わせたポルナレフに討たれるという、因果な終わりを迎えるのだった。

ちなみにカルナさん、初期にステルスしていた頃のフェイスレスの、首輪や会場についてのメモを対主催陣に渡し全員の首輪を解除させるファインプレーを「終盤間際に」披露している。
本人曰く「(メモを渡す)タイミングを逃した」とのこと。住人の誰もが「ホント一言少ないなアンタ!」と突っ込んだのは言うまでもない。


地下鉄組

会場内にあった地下鉄通路及び支給品の1輛だけの地下鉄@紫影のソナーニルを拠点とする対主催グループのこと。
メンバーは時期によって変動するが、エレクパイル、A、咲夜、咲耶、刑士郎、アーチャー、イリヤ、アーニャなどが在籍していた。
基本的には戦う力のない参加者の保護を第一に動いており、地下鉄の機動力により行動範囲は結構広かった。
途中で刑士郎やアーチャーが離脱・死亡したりするも、中盤にはカルナによる市街地破壊から非戦闘員を保護するなど活躍している。
また会場からの脱出にもこの地下鉄が使われており、ところどころでキーパーソンの役割を果たしていたと言えるだろう。

な行


は行

倍プッシュだ

ご存知赤木しげるの代名詞とも言える名文句。今回のロワでも登場したが、最も印象に残っているのはバクラとの闇のゲームの際だろう。
バクラをイカサマ(というかカード爆弾による爆殺)を見抜かれかわされ、落とし前として鼻をへし折られ、右目をえぐられてしまう。
気が済んだバクラはそのまま立ち去ろうとするが、なんとアカギは自ら残る左目を抉り出し待ったをかける。

「倍プッシュだ……!」

自分の左目をチップにしたこの宣言に、ロワ住人は度肝を抜かれ、バクラは狂気の沙汰に狂喜し、アカギと次のゲームを始めることになった。
左目を代価に命を拾えるなら安いものではあるが、それを躊躇い無く実践できるのは真の勝負師ぐらいのものであろう。
というかアカギには命をひろおうとする意思があったのかさえ分からない。
単に真の勝負を続行したかっただけとのもっぱらの噂である。


ひばんたにさん

「最年少隊長」「天才少年」「氷雪系最強の斬魄刀」などの設定を持ちながら、原作では殆ど敵に瞬殺or辛勝という体たらくぶりからつけられた日番谷冬獅郎@BLEACHの原作ファンからの愛称のひとつ。いわゆる噛ませ犬的意味を兼ねる。
白銀ロワでは初っ端から鯖白兵@刀語の全刀『錆』の能力で自分の半身同然の氷輪丸を奪われるという原作千年血戦篇を思わせる展開に。
しかも氷輪丸はその後原作での戦闘描写が全て省かれてる白兵の補強として大活躍しており「白兵の方が氷輪丸を使いこなせてねえか?」「ひばんたになんかいらんかったんや!」などというあんまりな扱いを受けてしまう。

……しかし。そんなド底辺の立場からひばんたにさんは這い上がった。
基本に立ち返り、頑丈さが売りの絶刀「鉋」を手に瞬歩や鬼道を駆使。地味ながらも堅実に論理的な戦闘に切り替えることでロワの佳境を乗り越え、対には最終戦まで生き延びると下馬評を覆す。
そんな大躍進ぶりを見たことで住人も評価を改めて呼称が「日番谷隊長」に統一されていき、ひばんたにさんの汚名を遂に返上したのであった。

このように日番谷隊長が個人スペック自体は高く、加えて氷輪丸が白兵の手で猛威を振るっている事から、
日番谷=幼くして護廷十三隊の隊長に登り詰めた天才
氷輪丸=氷雪系最強の斬魄刀
日番谷×氷輪丸=かませ
という謎の公式に。
「氷輪丸にとっても日番谷にとっても互いがいらなかったんやな」という衝撃の結果が発覚してしまうのであった。

ま行


や行


ら行


わ行


英数字


DDB

又の名を佐々木、又の名を誰がどう見てもぶっ壊れ、その真の名は――

闇から出でよ、鉄血の翼! 黒き暴風となりて、全ての敵に死を与えん! 現れよ! ダーク・ダイブ・ボンバー!

アニメ遊戯王5D'sにて登場し、現実でも遊戯王OCGでカード化されて環境を先行1ターンキルに染め上げた戦犯。
上記の通称の一つの通り、カードゲームのプレイヤーなら一目で分かるほど凶悪な効果を持つモンスターなのだが、このカード1枚では実はそんなに脅威ではない。このカード以外に自分のモンスターが存在する場合に、その真価を発揮するのだ。
このカードの効果は『モンスターを1体生贄に捧げ、そのレベル×200のダメージを相手に与える』というもの。
そう、『生贄にしたモンスターのレベルの200倍のダメージを与える』のである。
そして銀髪・白髪ロワには、モンスター育成RPGであるドラゴンクエストモンスターズ・テリーのワンダーランドとデビルチルドレンも参戦していた。
それらの要素が合わさった結果が

刹那「レベル100のダックカイトを生贄に捧げ――やれ、ダーク・ダイブ・ボンバー!」

これである(100×200=2万ダメージ)。
インチキ効果もいい加減にしろ!!
遊戯王のモンスターカードの最高レベルは12なのだが、テリワンやデビチルのモンスター(デビル)のレベルの上限はその遥か上。そこそこ育っている程度のレベル50のモンスターでさえも、DDBで射出すれば1万ダメージで余裕のオーバーキルとなる。
しかもDDBの効果は1ターンに何度でも使える。たとえばライフポイントならぬHPが基本8万のセフィロスといえど安心できないのである。
だが上記の通り遊戯王5D's出身のカードなので、遊戯王DMの参戦で出すのは不相応であるということであえなく没に。デュエリストを含む住人の大半が、この裁定に安堵したとか。
何にせよ、禁止カードには禁止カードになるなりの理由があるということを教えてくれた事件であった。
おかげでDDBは今後の妄想に出禁ともっぱらの噂である。

追記:尚、この手の射出カードの元祖でもあり刹那も愛用したカタパルト・タートルが新ルールに合わせてエラッタが確定。
それまでになかった1ターンに1度の制限がつくことになるという。
刹那が大暴れしたから危険視されたのでは?などと冗談交じりに言われているが、DDBもエラッタされて復活ワンチャンありえるかもと期待する人も。

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最終更新:2016年03月05日 13:32