【名前】天魔・夜刀
【出典】神咒神威神楽
【性別】男
【年齢】不明
【名ゼリフ】「ああ、ちくしょう。最後の最後にあんにゃろうの気持ちが分かっちまうなんて。
……マリィ。俺の愛した君の姿を、声を、鮮明に思い出させてくれてありがとな」
【支給武器】境界線上のホライゾンⅡ〈下〉@境界線上のホライゾン、フレイムセイバー@仮面ライダーアギト
【本ロワでの動向】
実は本ロワでも最凶クラスのチート。というか文字通りの神。
本気を出せば、
第一回放送までにほぼすべての参加者を狩りつくせたほど。
永劫の時間停止に加え、神の身体能力、時間停止の鎧、体感時間の加速と、いわば凍れる時の秘宝+メイド・イン・ヘブン+ザ・ワールドの超強化版なのだから仕方がない。
本ロワ終盤で大暴れした
ラインハルト・ハイドリヒを公式で上回っているといえばその凄さが分かるであろう。
とはいえ、本ロワにおいてはほぼ時間停止の世界に引きこもっているだけであった。
本編終了後からの参戦であり、既に次代に託した以上、現世に干渉する気がなかったためである。
親友である
天魔・宿儺に関しても、あいつなら、自分のやりたいようにやるだろうと好きにさせていた。
生前、自らの愛に付きあわせてしまったが故に、今度は自由にさせたかったのである。
流石に死んだと聞いた時には、悲しみ、下手人を探しに行ったが、
哀川潤の人となりを目にし、こいつが相手ならあいつも満足しただろうと納得。
彼女に礼を述べた後、再び引き篭もった。
どうやら、神咒神威神楽で悪ぶっている内にニートっぷりまで生みの親から引き継いでしまったようだ。
ただし、実際には、
エリンコ・プッチの世界一巡を時間停止で阻止したり、会場崩壊クラスの戦い時に時間停止の鎧を会場や他参加者にかけたりと、裏方で仕事はしていた模様。
幼馴染を見せしめにされたことへの意趣返しであった模様。
まあ後者に関してはメタ的な不都合への解決策でもあったのだが。
本ロワでは問題点に関する後付SSが多数投下されたが、時間関係や余波関係の問題は大抵夜刀様がなんとかしてくれた。
有難い限りである。
そんな彼も遂に表舞台に立つ時が来た。
そもそも、彼が裏方に回りながらも、この世界に留まり続けたのは、ひとえに
藤井蓮の存在あってのことである。
天魔・夜刀とは
藤井蓮の未来の姿の一つであり、いわば衛宮士郎に対する
アーチャーのようなものなのだ。
そしてアーチャーが衛宮士郎と戦う理由があったように、夜刀にも蓮と戦う理由があった。
愛する人を護れず、けれど、その愛する人への愛が故に生き恥を晒した男は、かつての自分に怒りをぶつける。
何故、あの時お前は、自分は、マリィを護れなかったのだと。
自分同士の戦いとはいえ、経験の差、それ以前に流出位階と創造位階の差もあり、夜刀が圧倒。
だが、かつての
ラインハルトとの戦いを覆した時のように、蓮には蓮の絆(レギオン)が、SOS団が、何よりもマリィがいた。
アーチャーの配慮もあり、直接の手出しこそされなかったものの、仲間の力を手に立ち上がり続けた蓮に、夜刀は敗北を受け入れる。
もとより彼は、蓮を鍛えるつもりはあれど、殺す気などなかった。
最後は、マリィルートでのメルクリウスと同じく、マリィの腕の中で死亡。
永遠の刹那は今度こそ愛した女のもとへと還っていった。
尚、
涼宮ハルヒの
エピローグにて、単に引きこもっていただけでなく、座へと掛け合いメリクリウスとともにこのロワに参加させられていたマリィの世界の波旬発生の目を徹底的に摘み取っていたことが発覚した。
最終更新:2013年11月28日 22:57