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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

太陽の様な眩しさで

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rozen-yuri

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君は、とても眩しい。
けれどそれは、不快な眩しさじゃなくて…。

「蒼星石ー、早く来るですよ!」

――太陽の様な、暖かい眩しさだった。



「ちょ、ちょっと待ってよ…!一体どうしたの?」
「これを見るです!」

君の視線を追うと、そこには小さな小さな樹があった。

「……あぁ、この前の」
「前に植えた林檎の樹ですぅ。順調に育ってますよ」
「そっか…良かった」
「きっと太陽のおかげですね。太陽が樹に力を与えてくれたのですぅ!」

太陽が樹に力を与えてくれた。
なら、僕はこの樹で、君は太陽かもしれない…。

「何故です?」

…あぁ、声に出していたらしい。
君は何も知らない様な、純粋な瞳で僕を見る。

「君はいつも明るくて、まるで太陽の様。僕は、太陽の力を借りないと芽を出す事が出来ない樹」
「……でも、樹を育てるのは太陽だけじゃない…。樹は、自分の力で頑張ったんですよ…!」

……泣かないで。
君の瞳から流れる涙を見るのが、僕にとって一番辛い事だから。

「頑張ったんだから……そんな事、言わないで…っ」
「……ごめん」

今、僕には君を抱き締めて、謝る事しか出来なかった。

「君の大切な樹に酷い事言って、ごめん」
「……違います」

僕を見上げるオッドアイは、強い思いを秘めていた。

「樹も大切です。…でも、貴方が謝るのは、貴方です」

……どういう事だろう。
何故か君の言葉が、理解できない。

「貴方は、自分はこの樹だと言いました。だから、貴方は貴方に謝らなければいけません」
「……自分自身に?」
「そうです。一生懸命枝を伸ばした貴方に謝るです!」

……くすっ

「あっ!今笑ったですね!?」
「ふふっ…ごめん」
「だからぁ!笑うなですぅ…」

本当にごめん。
何故か笑いが止まらないんだ。
――嬉しいからかな?

君は無自覚に僕を助ける。
やはり君は太陽で、僕はこの樹なのかもね。

自分を傷付けてしまう樹と、そんな樹を助ける太陽。
これは、そんな二人の物語なのです。

END

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